物理的領域の因果的閉包性


アウトライターズ・スタジオ・インタビュー

2024-02-22 インタビュー


◆ アウトライターズ・スタジオ・インタビューとは

アニメブロガーやツイッターでアニメの感想をつぶやいてる人にいくつか質問をし答えてもらうというものです。


◆ 全記事一覧 ◎はシーズン2からの新規回答有


第1回 「ヒグチさん」第81回 「九州人さん」
第2回 「ぱんさん」第82回 「キラシナさん」
第3回 「やまぬこ!さん」第83回 「もっちーさん」
第4回 「羽海野渉さん」第84回 「神無創竜さん」
第5回 「ヒサゴプランさん」第85回 「火鷹さん」
第6回 「と~しきさん」第86回 「ルイさん」
第7回 「ひそかさん」第87回 「有村行人さん」
第8回 「ぽんずさん」第88回 「サカウヱさん」
第9回 「こーしさん」第89回 「文転さん」
第10回 「テリー・ライスさん」第90回 「たこやきさん」
第11回 「クロスケさん」第91回 「はなさん」
第12回 「いちじろーさん」第92回 「micromillionさん」
第13回 「波野淵紺さん」第93回 「たつざわさん」
第14回 「ねりまさん」第94回 「コマヤシさん」
第15回 「どらトラさん」第95回 「なーるさん」
第16回 「てぎさん」第96回 「姫カットさん」
第17回 「ぷるっちょさん」第97回 「ウインドさん」
第18回 「ヨークさん」第98回 「真弓さん」
第19回 「闇鍋はにわさん」第99回 「栄西さん」
第20回 「田舎の少年さん」第100回 「Kazuさん」
第21回 「名無し・A・一郎さん」第101回 「あんすこむたんさん」
第22回 「ボブさん」第102回 「taskさん」
第23回 「きーこーひーさん」第104回 「こじさん」
第24回 「アリトさん」第105回 「三和土さん」
第25回 「りきおさん」第106回 「nullsさん」
第26回 「ロバートさん」第107回 「群馬仁さん」
第27回 「冬羽・H・レッドアネモネさん」第108回 「negさん」
第28回 「taraさん」第109回 「石動眞一郎さん」
第29回 「鈴木ピクさん」第110回 「namaさん」
第30回 「カニメガネさん」第111回 「ぬーぼーさん」
第31回 「絵樟カリバーさん」第112回 「ふなさん」
第32回 「かてぽんさん」第113回 「安眠妨害さん」
第33回 「ゆっちーさん」第114回 「あっつさん」
第34回 「shiroooさん」第115回 「まるあさん」
第35回 「うさペンさん」第116回 「びっぐべんさん」
第36回 「こばいもさん」第117回 「kato19さん」
第37回 「雪光さん」第118回 「鳴神さん」
第38回 「駒々真子さん」第119回 「HASSOさん」
第39回 「軍曹さん」第120回 「鴨八とらずさん」
第40回 「じぇいじぇいさん」第121回 「描けないツバメさん」
第41回 「なもやなしさん」第122回 「カエル班さん」
第42回 「MHさん」第123回 「カツキさん」
第43回 「ハヤブサさん」第124回 「だんごむしさん」
第44回 「子記さん」第125回 「カノレムさん」
第45回 「Takashiさん」第126回 「しっぽさん」
第46回 「ぺらさん」第127回 「ちょえさん」
第47回 「すぱんくtheはにーさん」第128回 「如月はづきさん」
第48回 「みらさん」第129回 「カナーナさん」
第49回 「ハチさん」第130回 「アポロさん」
第50回 「橡の花さん」第131回 「週休二日さん」
第51回 「バーニングさん」第132回 「あげさん」
第52回 「たつやんさん」第133回 「こるげそさん」
第53回 「とりぐらふさん」第134回 「しげデウスさん」
第54回 「Nagさん」第135回 「ぐでたかさん」
第55回 「あんず。さん」第136回 「石炭さん」
第56回 「コバヤシさん」第137回 「こーへーさん」
第57回 「どすこい!スイカマンさん」第138回 「るいださん」
第58回 「ぶっきらさん」第139回 「あしだももさん」
第59回 「ういろうさん」第140回 「月詠さん」
第60回 「Chelさん」第141回 「まいたけさん」
第61回 「メルクマールさん」第142回 「Chalapaさん」
第62回 「ちゅんさん」第143回 「Ckrywhさん」
第63回 「磯貝祐司さん」第144回 「橙熊猫さん」
第64回 「Yukiさん」第145回 「摩伽羅さん」
第65回 「わくさん」第146回 「ゆうさん」
第66回 「宇宙ネコさん」第147回 「あああ.あうふすとぅすさん」
第67回 「さいむさん」第148回 「はづき。さん」
第68回 「猫箱ひとつさん」第149回 「蒼桐大紀さん」
第69回 「RENPOUNASUさん」第150回 「らざぼーさん」
第70回 「くろっくさん」第151回 「シン.ジャイアンさん」
第71回 「tacker10さん」第152回 「highlandさん」
第72回 「SIGERUさん」第153回 「つくねさん」
第73回 「エーテライトさん」第154回 「新免輝さん」
第74回 「FLHRさん」第155回 「Mr.Martensさん」
第75回 「PONZUさん」第156回 「メ之助さん」
第76回 「proserさん」第157回 「のいずさん」
第77回 「よみがえるヲタさん」第158回 「野茂さん」
第78回 「北出栞さん」第159回 「フィンさん」
第79回 「あいたんさん」第160回 「柊小石さん」
第80回 「撃沈さん」第161回 「Hiroshi_Yasudaさん」


◆ インタビュー記事に対するコメント一覧


と~しきさん
波野淵紺さん
クロスケさん
駒々真子さん
Chelさん
ぶっきらさん
よるよるさん
ヨークさん
ひそかさん
闇鍋はにわさん



2021年冬アニメ OP3選・ED3選

2021-01-28 OP・ED選

【OP】

■ ゆるキャン△ SEASON2 OP 『Seize The Day』


コンテ・演出:梅木葵 作画監督:山下喜光 総作画監督:佐々木睦美
作詞・作曲:永塚健登 編曲:立山秋航 歌:亜咲花



千明が足をパタパタしてるときの山の形、湖畔で佇むしまりん影の山の形など、さり気ない△の見せ方。
車のうしろにいるバイクしまりんが離れずいたわけではなく、目的地近くで追いついてきたことがわかる
バックミラーを見る千明の仕草、カメラを引きながら見せることで状況が理解できる見せ方がすごく良い。
ポップでジャジーな曲調にキャラクターの心も踊っているように見える。なでしこ×しまりん尊い結婚はよ。



■ 裏世界ピクニック OP 『醜い生き物』


コンテ・演出:畑博之 作画監督:坂本千代子 総作画監督:西畑あゆみ
作詞・作曲・編曲:HoneyWorks 歌:CHiCO with HoneyWorks



今期のSME・SACRA・ミューレ・アニプレのOP・EDタイアップ作品数は10、約6本に1本がソニー関連作品。
その中でも「醜い生き物」はこの世界や人間、そして求められたい気持ちが強い自分が醜いと歌っている。
主人公:空魚の心情を歌いながら、裏世界が、そこにいる生き物が醜いのではなく、自分自身の存在が醜い。
裏世界は帰って来られないかもしれない怖い場所、でも鳥子と2人なら楽しい場所になる。至高の百合曲です。



■ SHOW BY ROCK!! STARS!! OP 『ドレミファSTARS!!』


コンテ:増井壮一 演出:山岸大悟 作画監督:永作友克、伊藤晋之
作詞・作曲:ヨシダタクミ 編曲:中島生也 歌:プラズマジカ&Mashumairesh!!



SHOW BY ROCK流ドレミのうた。コンテの増井壮一さんはキルミンずぅ・サクラクエストの監督さんですね。
個性派だらけのプラマジとましゅましゅをキャラらしさをしっかり描きながら画面の中にキレイに収めている。
シアンとほわんを中心に左半分をプラマジ、右半分をましゅましゅ、メンバー配置は場面によって変えてるし、
メンバーが左右で対になってるところも可愛く、ラストも腕の伸ばし方に個性が出てるし、描写が細かくて好き。




【ED】

■ 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ ED 『オンリー』


コンテ:小林敦史 演出:小林敦史、平野宏樹 総作画監督:杉山和隆 作画監督・原画:世良コータ
作詞・作曲:大原ゆい子 編曲:吉田穣 歌:大原ゆい子



切なさを表現するときに「影を落とす」という言い方をしますが、このEDは木の枝、花びら、すすきの穂など、
実際はキャラクターの顔に影が描かれていて当然のものをあえて省略することによって切なさを表現している。
キャラ顔が枝で隠れたり、多くの花びらが横切ったり、すすきの穂で顔を隠すなんてことは普通あまりやらない。
それをあえてやることでルディの孤独感や曲名のオンリーさが際立っている。とても良い見せ方、見事ですね。



■ 約束のネバーランド2期 ED 『魔法』


コンテ・演出・作画・背景・仕上げ:紺野大樹
作詞・作曲 Eve 編曲:Numa 歌:Myuk



影の十字架・出荷される子供の右手・ステンドグラス。炎炎ノ消防隊1期EDと似たモチーフを扱いながらも
孤児院の閉鎖感や儚さを感じさせる木々や影など、印象的な部分を各所に散りばめた絵画風の描き方をしてる。
静止画だけではなく、ブーツのかかと部分だけに光を当て、影に入っていく部分など、動きの見せ方も秀逸。
どの部分に焦点を当てるかでセンスが問われるED映像、1期とは違う角度で魅力を発揮できるところが素晴らしい。



■ のんのんびより のんすとっぷ ED 『ただいま』


コンテ:川面真也 演出:新谷研人 総作画監督:大塚舞
作詞・作曲:ZAQ 編曲:松田彬人 歌:宮内れんげ、一条蛍、越谷夏海、越谷小鞠



どこを切り取ってものんのんらしさが出るので一言でいえば「ズルい」んですが、良いものは良いと言うしかない。
キャラクターの表情をはっきり見せず、こたつ周りのアイテムで彼女達がどう過ごしていたかを見せるニクい演出。
田舎の風景や空気感でのんびりまったりキャラクターを包み込む作品だからできる芸当、さすがというか優秀すぎる。





2020年秋アニメの総括

2021-01-22 2020

アサルトリリィ BOUQUET

白井夢結のルナティックトランサーは同じ百合ヶ丘女学院や他の学校のリリィも保持しているレアスキル。
ヒュージに近いエネルギーを人の身に宿す為、強く依存する相手が必要になる、と解説されています。
なぜ川添美鈴が夢結を選んだのか、なぜ一柳梨璃は夢結に引き寄せられたのかは定かではありませんが、
美鈴と梨璃のレアスキル:カリスマとの相性が良い、依存性の高いスキルを持つもの同士だから惹かれ合う。
そう考えると美鈴の異常なまでの偏愛っぷりや梨璃の強い愛情表現の裏付けになるような気がします。

とくに印象的だったのが最終話で結梨の夢を見るシーン。夢結は姉を失い、梨璃は妹のような存在を失う。
同じような境遇ですが、美鈴の声は聞こえない。梨璃は身代わりになった結梨のおかげで百合ヶ丘を救えた。
もし梨璃に妹ができるとしたらルナティックトランサー持ちになるだろう、でも美鈴と同じ結末にはならない。
夢結と梨璃が結びついたおかげで救えた現在、同じ過ちは繰り返さないというアンチテーゼが含まれる未来。
そういった先の展開も見せながら夢結と梨璃の関係性をしっかり描いてきた全12話は素晴らしい出来だった。



魔女の旅々

この作品における魔女はストライクウィッチーズの魔女とは少し違う。人とかけ離れた存在・象徴としての魔女
ではなく、映画 魔女の宅急便のように「人が持つ才能・特技の一種」としての側面を強調しているように見えた。
イレイナが魔女を目指すきっかけや5話で魔法学校を卒業した生徒がそれぞれの進路を決める様子から察すると、
職業としての魔女、なろうと思えば誰でも目指せる魔女見習い・魔女という位置づけが面白い。独特の世界観。
そういった世界観の中で出会う人や魔女たちの交流を、時にはユーモラスに、時には暗鬱とした雰囲気で描く。
話数別に見ると好みが分かれる展開がありつつも、全体で見ると「いい旅だった」と思える内容なのが、すごい。



ご注文はうさぎですか? BLOOM

安定のごちうさワールド、3期はそれぞれの成長を描きながら、関係性を濃密に描き、キレイに完結させてくれた。
とくに最終話のサブタイ「その一歩は君を見ているから踏み出せる」はチノ視点でありながらも、ココアやリゼ、
千夜やシャロ、マヤやメグ、青山さんや凛ちゃん、リゼの父やチノの母に至るまで、すべてに通ずる一言だった。
みんなの背中を見ながら一歩前へ、千夜とシャロは精神的に前進しつつも現状維持、それぞれの違いも楽しめた。



ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN

どうやったら大切な人たちを守れるのか、安定の尻描写や豊乳神の回を挟みながらも、揺るぎない良さがあった。
映像的にはCGパートが多くなり、2期までの水準と比べると劣ってはいるが、声優と尻に助けられた感はある。



GREAT PRETENDER

美術鑑定士のロンドン編もそれなりに良かったのですが、やはり最初のロサンゼルス編には少し負けるかな。
詐欺師の見せ場は駆け引き、そしてキャラ立ち。先の展開が読めなかったCASE1が一番って、すごい出オチ感。



おちこぼれフルーツタルト

下着やパンツを惜しみなく見せるきららアニメ。目の保養にはなったが、ダメな大人を見ていると悲しくなる。
キャラの可愛さ、ふともも、作画も安定して良かったので、次は日笠抜きで。(サビ抜きみたいな感じで)





話数単位で選ぶ、2020年TVアニメ10選

2021-01-06 話数単位

- Tartalomjegyzék -

推しが武道館いってくれたら死ぬ 第5話 『わたしは待つことしかできない』
ID:INVADED イド:インヴェイデッド 第5話 『FALLEN 落ちる世界』
22/7(ナナブンノニジュウニ) 第7話 『ハッピー☆ジェット☆コースター』
恋する小惑星 第7話 『星空はタイムマシン』
へやキャン△ 第6話 『あのころは、ふたりとも』
デカダンス 第7話 『driveshaft』
Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ) 第4話 『Identity』
アサルトリリィ BOUQUET 第3話 『ワスレナグサ』
ご注文はうさぎですか?BLOOM 第9話 『やきもち風味のカモミール』
魔女の旅々 第9話 『遡る嘆き』



◆ 推しが武道館いってくれたら死ぬ 第5話 『わたしは待つことしかできない』

脚本:藤尾いなほ コンテ:長井春樹 演出:中山敦史 
作画監督:藤田正幸、村長由紀、二宮奈那子、門智昭、早川麻美、塚本歩、服部憲知



「舞菜は生きてることがわたしへのファンサ」という名言が飛び出し、眞妃とゆめ莉のシーンが最の高だった第5話。
ゆめ莉にとって憧れの存在だった眞妃が、ダンスの上手さ知ってもらうためにゆめ莉を後列から前列へと行かせる。
背中を見せていた眞妃が実はゆめ莉の一番のファンで、後押しされていたのは眞妃のほうだったというギャップ萌え。
前に眞妃がいるから努力できたゆめ莉、後ろにゆめ莉がいるから前だけを見て努力できた眞妃。この関係性が好き。
眞妃のほうが常に立場が上、と見せかけて、ゆめ莉に対してファンの誰よりも矢印が大きいところが愛が重くて良き。


◆ ID:INVADED イド:インヴェイデッド 第5話 『FALLEN 落ちる世界』

脚本:舞城王太郎 コンテ・演出:青柳隆平 
作画監督:碇谷敦、井川典恵、清水慶太、又賀大介、はっとりますみ、渡邉八恵子



数田遥のキスから始まり、実家に仕掛けられたトラップ、本堂町小春の名推理と先の読めない展開が魅力の第5話。
井波七星の INAMI を「IN」と「AMI」に分けると、AMIはフランス語で男友達(ボーイフレンド)を意味する言葉。
数田遥の愛情と殺意の入れ替わりを利用して自らの欲望を満たそうとした井波七星。男友達に濡れ衣を着せる。
そういった心理が苗字に込められていると考えると奥深いし、INAMIを逆に読むと imani(英語で信頼・信仰の意味)
になるところも面白い。また5話「FALLEN」の副題「The intention to kiss,and the one to kill.」を直訳すると、
キスの意図と殺意の意図。kiss と kill、意図とイド(井戸)、恋に落ちて殺人犯に落ちる。副題のセンスもいいですね。


◆ 22/7(ナナブンノニジュウニ) 第7話 『ハッピー☆ジェット☆コースター』

脚本:大西雄仁 コンテ・演出:森大貴 
作画監督:三井麻未、田川裕子、川村幸祐、木藤貴之、りお、凌空凛、飯野雄大 総作画監督:まじろ



普通のアイドルが【声優】やってみた、リアルなアイドルのほうが前途多難、バラツキが多いA-1作画など、
アニメ映えする要素の少なかったナナニジアニメでしたが、7話の戸田ジュン回は音楽が無くても成立する話数だった。
学校から離れて病院に入院した戸田ジュンが松永悠との出会いによって外から内・内から外の世界に回帰する物語。
屋上で暗の部分を引き受けるかのように影に佇む松永悠の位置。笑顔の戸田ジュンと暗い天気のコントラスト。
病室のプレートで隠される戸田ジュンの表情、単色化された空と心情の対比等、構図や演出が素晴らしかった。


◆ 恋する小惑星 第7話 『星空はタイムマシン』

脚本:坂井史世 コンテ:佐山聖子 演出:由井翠 
作画監督:矢野桃子、山野雅明、澤井駿、尾辻浩晃、coge、小田景門、渥美智也、寿門堂、菅原美智代、上野沙弥佳
総作画監督:山崎淳



「ただの光る点だけど、線で結べば星座に、遠くを見ればタイムマシンに。」という あおの言葉が少女の夢を広げ、
モンロー先輩と桜先輩は大学に、新部長に悩むイノ先輩は地学オリンピックに、それぞれが一歩前へと進展する第7話。
全体のお話の中では中途半端な話数ですが、この回が一番わかりやすく作品のテーマを表現していてとても良かった。
今見ている星は過去の星、常に過去と向き合いながら将来の期待や不安と戦う少女たち。見ていると応援したくなる。
余談ですが、この第7話には動画工房的に恋アスの次作品「放課後ていぼう日誌」のメイン4人が出演していましたね。


◆ へやキャン△ 第6話 『あのころは、ふたりとも』

脚本:伊藤睦美 コンテ・演出:神保昌登 作画監督:近藤律子



千明とイヌ子の記憶をたどりながら2人の出会いを描いた6話。現在と過去、同じ景色だからこそ思い出せるあのころ。
自動販売機で当たったラッキードリンクとラッキーな出会い、そこから野外活動サークルを2人で立ち上げて今がある。
2004年の映画バタフライ・エフェクト風の見せ方、5分の尺を上手く使った構成、千明視点から見た矢印の大きさ、
2人の距離感の描き方が良い。同じ自販機の前でコーンスープを飲んでる千明とイヌ子、ラストも百合み高くて好き。


◆ デカダンス 第7話 『driveshaft』

脚本:瀬古浩司 コンテ:熊澤祐嗣 演出:大矢雄嗣 作画監督:若山和人、三島詠子、南井尚子



タンクに空いた穴を塞ぎたいギアと危険を冒したくないタンカー、ナツメとフェイ・ナツメと新素体カブラギの埋められない溝。
自分がもしゲームのプレイヤーならフェイと同じかもしれない。戦って死ぬよりできるだけ何もせずに生き残りたいと思うはず。
フェイのナツメに対する負い目を塞ぎたい穴だとすると、新カブラギに吐露したナツメの弱みも塞ぎきれない穴とも言える。
誰もが負い目や弱みを抱えて生きる中で、それをどうにかしようと戦っているナツメ。そんな意気込みに感化されるのだろう。
宝くじを買わなきゃ当たらないのと同じで、何もしないと何も変わらないから抗おうとする。それが人間の人生なんだと思う。


◆ Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ) 第4話 『Identity』

脚本:あさのハジメ、土田霞 コンテ:畑博之、宇和野歩 演出:宇和野歩 作画監督:佐藤天昭、嵩本樹



バンドの解散理由によくある方向性の違い、三姉妹それぞれの思い、ティアラの姉妹関係が上手く噛み合った4話。
経済学にはSPCパラダイムというのがあり、構造(Structure)が各行動主体の具体的行動内容(Conduct)を決定し、
それが結果・成果(Performance)を決める、というもの。カエデが集める輝石は魔法の原石であり街を支える原動力。
それをナデシコが北東の森に取りに行き失踪、ピンチをティアラが救い仲直りする。三姉妹の考えがバラバラという構造、
一つの石(意思)に向かって集まる姉妹の行動、Identity(同一性)を見つけ出せたという成果。もとを正せばツバキが
姉妹の溝を埋めるためにティアラに声をかけたのが始まり。長女の頼もしさという面でも全話数の中で重要な鍵となった。


◆ アサルトリリィ BOUQUET 第3話 『ワスレナグサ』

脚本:佐伯昭志 コンテ:徳野雄士、佐伯昭志 演出:徳野雄士 作画監督:伊藤良明、浅井昭人、清水勝祐



惹かれ合うカリスマとルナティックトランサー。当初梨璃が夢結のシルトになるまでが早すぎると感じていましたが、
全話終わってから見返すと梨璃のレアスキルが夢結を引き合わせたというよりも、美鈴の影響下にあった夢結が
梨璃やヒュージを引き寄せていたと考えると必然的であったのかもしれない。ラジオガーデン第31回で夏吉ちゃんが
美鈴の亡霊は夢結のトラウマという表現をしていましたが、美鈴の強すぎる愛情にマギが反応して亡霊を見せていたとも
捉えられる。ワスレナグサには「私を忘れないで」という花言葉があるように、亡霊は美鈴の残留思念でもあるのだろう。


◆ ご注文はうさぎですか?BLOOM 第9話 『やきもち風味のカモミール』

脚本:井上美緒 コンテ:追崎史敏 演出:徐傳峰 作画監督:齋藤香織、平馬浩司 総作画監督:伊藤雅子、渋谷秀



リゼの大学進学、チマメ隊の高校進学、それぞれが将来を見据え前進する中で、千夜とシャロが現状維持を決意する9話。
イメチェンして違う自分になるのも嬉しい、でも寂しさもある。生徒会長になる自分と、みんなと会える時間が減る寂しさ。
リゼと千夜の葛藤を中心に描きながら他のキャラとの関わりを無理なく繋げているところが素晴らしい。ごちうさマジック。
回想で登場した花はツルニチニチソウ、花言葉は幼なじみ・生涯の友情・楽しい思い出。キラキラ輝きながら成長してほしい。


◆ 魔女の旅々 第9話 『遡る嘆き』

脚本:筆安一幸 コンテ・演出:板井寛樹 作画監督:河野絵美、三島千枝 総作画監督:矢向宏志



4話「民なき国の王女」通称ミラロゼ回のあとに放送された物語、魔女の存在意義を考えさせられる話数としての9話。
ご利用は計画的にと言われる借金と同じように、魔法も使い道を間違えれば不幸になる。手段であって目的ではない。
傲慢さが際立った4話とは対象的に犠牲を払っても何も残らなかった、むしろ過去に戻る前より不幸になったと言える。
エステルを基準にした時間軸でいうと、昼間の時計台(現在)→ 夕暮れの時計台(過去)→ 朝焼けの時計台(未来)が
対価を払っても魔法では何も変えられない、そんな虚しさや儚さを象徴しているように見えるところがとても良かった。



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【2020】深夜アニメ OP・ED 5+5=10選

2020-12-24 OP・ED選

- Tartalomjegyzék -

とある科学の超電磁砲T(3期) 前期OP 『final phase』
恋する小惑星 OP 『歩いていこう!』
デカダンス OP 『Theater of Life』
魔女の旅々 OP 『リテラチュア』
アサルトリリィ BOUQUET OP 『Sacred world』
恋する小惑星 ED 『夜空』
とある科学の超電磁砲T(3期) 前期ED 『nameless story』
Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ) ED 『プラネタリウム』
おちこぼれフルーツタルト ED 『ワンダー!』
アサルトリリィ BOUQUET ED 『Edel Lilie』



【OP】

◆ とある科学の超電磁砲T(3期) 前期OP 『final phase』

コンテ・演出:橘秀樹 総作画監督:木本茂樹
作詞・作曲・編曲: 八木沼悟志 歌:fripSide



超電磁砲1期の前期OP『only my railgun』を彷彿とさせるような動き。とくに特徴的なのが音に合わせる前の予備動作。
婚后光子が振り向きざまに画面から見て右に動き右目だけを開いて中央で決めポーズ。「この手を」の部分で湾内絹保が
水流操作(ハイドロハンド)で両手を広げる前の動きなど。予備動作がタメになっているので音に合ったときに気持ち良い。
節目で全部合わせようとするとシグルリOPのように無理矢理キャラを動かさないといけなくなるから動きが不自然になる。
キャラクターが自然に振る舞っているように見せながら音にもキッチリ合わせてくるところが職人技なんでしょうね。


◆ 恋する小惑星 OP 『歩いていこう!』

コンテ・演出:山本ゆうすけ 作画監督:山崎淳
作詞・作曲:川嶋あい 編曲:伊賀拓郎 歌:東山奈央



物語の展開と共に描写も変化する進化型OP。歌詞と作品が伝えたいテーマ、キャラらしさ、コンセプトが合致していた。
キャラクターが普段見ている日常風景を視聴者が第三者目線で観測する部分と、空から惑星がキャラクターたちを観測する
いわゆる神視点の両方が描かれていて、キャラクターたちが空を見ているけど空もまた君たちを見ている、そして僕たちも。
という全方位型見守り視点が堪能できる秀逸な描写。優しさに包まれながら徐々に成長していく姿を見れるのはいいですね。


◆ デカダンス OP 『Theater of Life』

オープニングディレクター:木村智 作画監督:栗田新一 3DCG:後藤直也
作詞・作曲・編曲:ANCHOR 歌:鈴木このみ



いま振り返って見てみると必要な要素はOPに全部描かれていたんだな、と気付きました。無機質なサイボーグと人間。
作られていたのは人間のほうでしたが、表情豊かなキャラクターたちを見ていると人間に生まれて良かったな、と思える。
目は口ほどに物を言うし、プログラムで構成できないような夢や希望がある。人生(全体)の劇場(部分)、いいタイトル。
まんが日本昔ばなしのEDで「人間っていいな」という曲がありましたが、デカダンスOPは人生讃歌の要素があって好き。


◆ 魔女の旅々 OP 『リテラチュア』

コンテ・演出:依田伸隆 総作画監督:小田武士 作画監督:齋藤温子
作詞・作曲:RIRIKO 編曲:伊藤賢 歌:上田麗奈



すぐ調子に乗るし、生意気なことも言う。他人の子供ならグーパンするところですが、自分の子供でもないのに憎めない。
本渡楓の声がそうさせるのか、イレイナの魔法がそうさせるのか、上田麗奈の歌声にのせて動いていると愛おしく思える。
いろんな旅をしたんだね、日記を読ませておくれよと言いたくなる。もちろんキレイな背景や描写あっての完成度ですけどね。


◆ アサルトリリィ BOUQUET OP 『Sacred world』

コンテ・演出:長原圭太 作画監督:潮月一也
作詞:Spirit Garden 作曲・編曲:藤田淳平 歌:RAISE A SUILEN



たぶんアサルトリリィをまったく知らなくても、このOPを見たら「なんか面白そう」と思ってもらえるんじゃないですかね。
ふともも、キャラのカワイイ仕草、アクションのカッコイイ動き、曲のカッコ良さ、画と音が合っている感じ、ぜんぶ良い。
ほぼ毎週リアルタイムで見ていますが、OPいいから本編見せてくれ!とは思わない。アバンからのOPを堪能して士気を高め、
赤尾の「はっじまるよ~」からの本編視聴後、夏吉ちゃんの「続きはまた、夢の中で」を聞かないと終わった気がしない。
なのでこの作品に限って言えばOPと本編セットで視聴しないとムズムズする。それくらい神聖なOPなのです。(Sacredだけに)




【ED】

◆ 恋する小惑星 ED 『夜空』

コンテ・演出:中山直哉 作画監督:松浦麻衣
作詞:中村砂羽 作曲・編曲:h-wonder 歌:鈴木みのり



恋する小惑星に恋をしてるのか、みらを好きなあおに恋をしてるのかわからなくなる至極の百合ED。
部活に対する想い・空に対する想い・同じ空を眺める未来、これが青春なんだなぁと懐かしくも切なくもなる描写。
思い返すと「あのときこうしておけば」と思うけど、先が見えない不安を抱えるのって不気味で怖かった印象がある。
みらとあおには幸せになってもらいたい、これからも見守ってあげたいと思ってしまう。2期やってほしい作品ですね。


◆ とある科学の超電磁砲T(3期) 前期ED 『nameless story』

コンテ・演出:紺野直幸 総作画監督:吉田優子
作詞:岸田 作曲:草野華余子、岸田 編曲:岸田、草野華余子 歌:岸田教団&THE明星ロケッツ



曲だけで言えば後期のsajou no hanaのほうが好き。超電磁砲EDに岸田教団とかマジかよ案件ですが、悪くない。
立川を舞台に美琴たちの日常が絶妙のアングルで切り取られているところがいい。カワイイキャラは何をやらせても映える
と思いがちですが、構図やレイアウト、表情ひとつでガラリと印象は変わってしまうので、どこを中心に捉えるかは大事。


◆ Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ) ED 『プラネタリウム』

コンテ・演出:安部元宏 作画:佐藤天昭
作詞・作曲・編曲:秋浦智裕 歌:LiGHTs



5人組が星型になる描写といえば、きんモザ2期「ハロー!!きんいろモザイク」のEDが印象的で記憶に残っていますが、
ラピライEDのラストカットは星型になって右回りに少し回転してる、ここが良い。地球の自転は北から見ると右回りだし、
時計も右回り。つまり5人が過ごす日常はこれからも続いていくことを示している。日常の尊さが味わえるEDですね。


◆ おちこぼれフルーツタルト ED 『ワンダー!』

コンテ・演出・作画監督・原画:川村幸祐
作詞:安藤紗々 作曲・編曲:大和 歌:フルーツタルト



みんなで楽しくフルーツをのせて作ったフルーツタルトをロコ先輩が足を滑らせて台無しにする、実におちフルらしいオチ。
デフォルメキャラが踊るEDといえば水島努作品か動画工房作品というイメージでしたが、セクシーと可愛らしさの両立。
本編で変態行為ばかりやっているせいでEDがいやらしく見えてしまうけど、可愛さで打ち消そうという狙いは成功してる。


◆ アサルトリリィ BOUQUET ED 『Edel Lilie』

ディレクター:中山直哉 作画監督:潮月一也
作詞:安藤紗々 作曲:俊龍 編曲:秋月須清 歌:一柳隊



恋アスEDに続き中山直哉さんが大活躍ですが、切なさ・儚さの演出に関しては誰よりも飛び抜けてる感はありますね。
5話のラムネで乾杯EDとどちらにしようかすごく迷った。でも結梨の描写が最初からあったり、情報がいっぱい詰まってる。
導入のイントロ部分も良いし、俊龍節とも言える曲の盛り上げ方も上手い。昔のシャフトらしさが垣間見えるところも好き。



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