物理的領域の因果的閉包性


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アウトライターズ・スタジオ・インタビュー

2022-02-22 インタビュー


◆ アウトライターズ・スタジオ・インタビューとは

アニメブロガーやツイッターでアニメの感想をつぶやいてる人にいくつか質問をし答えてもらうというものです。


◆ 全記事一覧 ◎はシーズン2からの新規回答有


第1回 「ヒグチさん」第81回 「九州人さん」
第2回 「ぱんさん」第82回 「キラシナさん」
第3回 「やまぬこ!さん」第83回 「もっちーさん」
第4回 「羽海野渉さん」第84回 「神無創竜さん」
第5回 「ヒサゴプランさん」第85回 「火鷹さん」
第6回 「と~しきさん」第86回 「ルイさん」
第7回 「ひそかさん」第87回 「有村行人さん」
第8回 「ぽんずさん」第88回 「サカウヱさん」
第9回 「こーしさん」第89回 「文転さん」
第10回 「テリー・ライスさん」第90回 「たこやきさん」
第11回 「クロスケさん」第91回 「はなさん」
第12回 「いちじろーさん」第92回 「micromillionさん」
第13回 「波野淵紺さん」第93回 「たつざわさん」
第14回 「ねりまさん」第94回 「コマヤシさん」
第15回 「どらトラさん」第95回 「なーるさん」
第16回 「てぎさん」第96回 「姫カットさん」
第17回 「ぷるっちょさん」第97回 「ウインドさん」
第18回 「ヨークさん」第98回 「真弓さん」
第19回 「闇鍋はにわさん」第99回 「栄西さん」
第20回 「田舎の少年さん」第100回 「Kazuさん」
第21回 「名無し・A・一郎さん」第101回 「あんすこむたんさん」
第22回 「ボブさん」第102回 「taskさん」
第23回 「きーこーひーさん」第104回 「こじさん」
第24回 「アリトさん」第105回 「三和土さん」
第25回 「りきおさん」第106回 「nullsさん」
第26回 「ロバートさん」第107回 「群馬仁さん」
第27回 「冬羽・H・レッドアネモネさん」第108回 「negさん」
第28回 「taraさん」第109回 「石動眞一郎さん」
第29回 「鈴木ピクさん」第110回 「namaさん」
第30回 「カニメガネさん」第111回 「ぬーぼーさん」
第31回 「絵樟カリバーさん」第112回 「ふなさん」
第32回 「かてぽんさん」第113回 「安眠妨害さん」
第33回 「ゆっちーさん」第114回 「あっつさん」
第34回 「shiroooさん」第115回 「まるあさん」
第35回 「うさペンさん」第116回 「びっぐべんさん」
第36回 「こばいもさん」第117回 「kato19さん」
第37回 「雪光さん」第118回 「鳴神さん」
第38回 「駒々真子さん」第119回 「HASSOさん」
第39回 「軍曹さん」第120回 「鴨八とらずさん」
第40回 「じぇいじぇいさん」第121回 「描けないツバメさん」
第41回 「なもやなしさん」第122回 「カエル班さん」
第42回 「MHさん」第123回 「カツキさん」
第43回 「ハヤブサさん」第124回 「だんごむしさん」
第44回 「子記さん」第125回 「カノレムさん」
第45回 「Takashiさん」第126回 「しっぽさん」
第46回 「ぺらさん」第127回 「ちょえさん」
第47回 「すぱんくtheはにーさん」第128回 「如月はづきさん」
第48回 「みらさん」第129回 「カナーナさん」
第49回 「ハチさん」第130回 「アポロさん」
第50回 「橡の花さん」第131回 「週休二日さん」
第51回 「バーニングさん」第132回 「あげさん」
第52回 「たつやんさん」第133回 「こるげそさん」
第53回 「とりぐらふさん」第134回 「しげデウスさん」
第54回 「Nagさん」第135回 「ぐでたかさん」
第55回 「あんず。さん」第136回 「石炭さん」
第56回 「コバヤシさん」第137回 「こーへーさん」
第57回 「どすこい!スイカマンさん」第138回 「るいださん」
第58回 「ぶっきらさん」第139回 「あしだももさん」
第59回 「ういろうさん」第140回 「月詠さん」
第60回 「Chelさん」第141回 「まいたけさん」
第61回 「メルクマールさん」第142回 「Chalapaさん」
第62回 「ちゅんさん」第143回 「Ckrywhさん」
第63回 「磯貝祐司さん」第144回 「橙熊猫さん」
第64回 「Yukiさん」第145回 「摩伽羅さん」
第65回 「わくさん」第146回 「ゆうさん」
第66回 「宇宙ネコさん」第147回 「あああ.あうふすとぅすさん」
第67回 「さいむさん」第148回 「はづき。さん」
第68回 「猫箱ひとつさん」第149回 「蒼桐大紀さん」
第69回 「RENPOUNASUさん」第150回 「らざぼーさん」
第70回 「くろっくさん」第151回 「シン.ジャイアンさん」
第71回 「tacker10さん」第152回 「highlandさん」
第72回 「SIGERUさん」第153回 「つくねさん」
第73回 「エーテライトさん」第154回 「新免輝さん」
第74回 「FLHRさん」第155回 「Mr.Martensさん」
第75回 「PONZUさん」第156回 「メ之助さん」
第76回 「proserさん」第157回 「のいずさん」
第77回 「よみがえるヲタさん」第158回 「野茂さん」
第78回 「北出栞さん」第159回 「フィンさん」
第79回 「あいたんさん」第160回 「柊小石さん」
第80回 「撃沈さん」第161回 「Hiroshi_Yasudaさん」


◆ インタビュー記事に対するコメント一覧


と~しきさん
波野淵紺さん
クロスケさん
駒々真子さん
Chelさん
ぶっきらさん
よるよるさん
ヨークさん
ひそかさん
闇鍋はにわさん



アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第161回 「Hiroshi_Yasudaさん」

2019-05-01 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第161回は Hiroshi_Yasudaさん @shostakovich です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

子どもの頃からアニメは観ていましたが、中学になって部活(うちの地域では必ず入らなければならなかった)や塾通いで夕方家にいないようになり、アニメを観られなくなると同時に(深夜アニメもなく録画機も一般家庭にはなかった時代)、「アニメ冬の時代」に突入してアニメの話題も身近に無くなって、十年以上アニメを観ない状態が続きました。
やがて社会人になり、水曜日に家にいるシフトになった時、たまたま合わせたチャンネルで『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年)を観て、「たった十年経っただけで今のアニメってこんな凄いことになってるのか!」と驚かされました。「アニメーションが哲学の領域に踏み込んだ」というタイトルの論考を書いた覚えがあります(<哲学>は当時の私の中で最高位の思想分野)。これも十年ぶりにアニメ誌を買っていろいろチェックしたら、『ガンダムW』とか『神秘の世界エルハザード』とか、それまでにはなかったような面白いアニメがいくつかあって、しばらくこの分野と付き合ってみることにしました。

その後、エヴァについては世間への影響力を身をもって体験したことや、『ウテナ』や『lain』など、皆さんもご存知のアニメ史に残る名作がコンスタントに制作され、「面白い、面白い」と見続けているうち、「好きになった」というよりも、「もっと面白いもの」を求めてさまよっている感じですね。日本のドラマにも映画にも(もっと言えば音楽にも)もはや期待するものは何もなくて、量と質の点に於いて映像メディアの分野ではアニメにしか可能性は残っていない、というのがこの20年間の実感です。映画にしろ、マンガにしろ、上の世代がとっくに文化にしてしまっているものですけれど、アニメは「自分たちが歴史に参加している」という「現在進行形」の熱気を身近に感じられるとこが良いと思っています。


好きなアニメ作品を教えてください。

「アニメは全部好きだ!」と言えないまでも、数的には「好きじゃないアニメ」を挙げる方が圧倒的に少ないのですが、それではあまりにも不親切なので、手元に残している作品の中から、なるべく他の人と被らないように、いくつかピックアップしてみますね(TVシリーズ、OVA、劇場版混交なので年代順に)。
『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年)
『超時空要塞マクロス』(1982年)
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(1984年)
*以上の3作品は「特別枠」扱いです。
『バビル2世』(1973年)
『新造人間キャシャーン』(1973年)
『冒険コロボックル』(1973年)
『星のチョビン』(1974年)
『てんとう虫の歌』(1974年)
『ガンバの冒険』(1975年)
『ポールのミラクル大作戦』(1976年)
『ろぼっ子ビートン』(1976年)
『未来少年コナン』(1978年)
『太陽の牙ダグラム』(1981年)
『スペースコブラ』(1982年)
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984年、劇場版)
『ブラックマジックM(マリオ)-66』(1987年、OVA)
『機動警察パトレイバー』(1988年、90年、OVA)
『機動警察パトレイバー2 the Movie』(1993年、劇場版)
『トップをねらえ!』(1988年、OVA)
『こどものおもちゃ』(1996年)
『少女革命ウテナ』(1997年)
『ヨコハマ買い出し紀行』(1998年、OVA)
『serial experiments lain』(1998年)
『へっぽこ実験アニメーション エクセル・サーガ』(1999年)
『STRANGE DAWN ストレンジ・ドーン』(2000年)
『機動天使エンジェリックレイヤー』(2001年)
『フルーツバスケット』(2001年)
『ラーゼフォン』(2002年)
『ちょびっツ』(2002年)

他、約250作品。

今期では、『この音とまれ!』『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』『世話やきキツネの仙狐さん』『超可動ガール1/6』『ノブナガ先生の幼な妻』『ひとりぼっちの○○生活』『フルーツバスケット』『ぼくたちは勉強ができない』『RobiHachi』『八月のシンデレラナイン』『消滅都市』といったところ。


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

はい、『エヴァ』ですね。
「初見の衝撃」も、エヴァからなかなか抜け出せない理由の一つでもあります。初めての快感に勝るものは二度と訪れませんが、新しい期になって新番組が始まるたび、エヴァを最初に見た時と同じ快感を求めて同じ状況を何度も再現しているようなもんですね。
ですが、まず、エヴァで触れておかなくてはならないのは、日本中を巻き込んだ空前の社会的なメガ・ブームになったところです。
それまで「冬の時代」だったのが、一気に「真夏」に変わった。作品自体の素晴らしさに加え、そういう現象も全て含めて「エヴァ」だと思うのですが、一つのアニメ作品がこれだけの広がりをもって社会に受け入れられたという事実に、アニメーションというメディアの可能性や希望みたいなものを強く感じました。

この後、『涼宮ハルヒの憂鬱』や『けいおん!』『君の名は。』『この世界の片隅に』でも似たような現象が起こる歴史的文脈の中で、そのそもそもの始まりである「エヴァ」が「まだ終わっていないんだよな」と考えると、感無量です。さて、次の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は初めての快感を越えてくれるでしょうか?


主に作品のどういう部分に注目しますか?

私のtwitterフォロワーの方には「え?」と思われるかもしれませんが、まずはシナリオです。もっと突っ込んで言えばシリーズ構成ですか。「物語(シリーズ)」というものは、本来、大テーマがあって、個々のエピソード(小テーマ)の積み重ねによって、その大テーマへ収束的に展開していきながら表現されていいくものです。その積み重ねのバランスを統括するシリーズ構成と、その流れの下にある各話シナリオがしっかりしていて、作品の世界観を巧みに構築していかなければ、物語(シリーズ)全体の論理展開がちぐはぐなものになっていくでしょう。エピソードの一本一本みて「あの話だけは面白かった」ではなく、一話や二話面白くなかったり見ていなかったとしても「シリーズ通してその作品が面白い」といえるのが本当でしょうね。

人間の「脳」というのは、あらゆるものから「パターン」を見出そうとする。だから、「物語」は、脳が認識可能な意味のパターンであり、物語によって世界を理解し、理解したことを物語によって共有するのですが、物語がなくても物語を認識しようとする。だから絵の視覚パターンが物語の内容に則していると最強なのです。

しかし、シナリオは途中で変えられることもあって、最終映像からシナリオを逆算することは出来ません。それは、シナリオの中で言っている事ややっている事は、頭の中で考えられたものである以上、ひとつの映像に展開してゆくときに、文字では表せない部分や、ライターの持っていたイメージそのままではアニメで表現不可能な部分というのがどうしても出て来ます。「フィルム」というのは映像が主体ですから、それによって新しい展開が生まれたら、引き受けていくべきだからです。だから、途中で変わったかもしれないシナリオの、物語構造の論理的構成を意識した上で、更に私が注目するのは、そういった物語のベース的な部分の自然な流れに、演出的な映像表現がどう貢献し、物語内容を映像作品としてどう具象化しようとしているのか、ということです。

物語の流れや構造(シナリオ)と「演出」は、それぞれ別個に存在しているのではありません。次の質問の答えとも関連しますが、ただ単に「観念(気分)」だけでシナリオに基づいて映像を撮り、カットやシーンを繋げても、「動く絵」のダイナミズムを伝える事は出来ない。ここに、「何故、日本の映画やドラマがダメになり、アニメが成長し続けているか」の答えがあると思っているのですが、映像作品を構成するのはある種の論理性であり、心情論ではなく構造論で物語を見せていくものなのです。

アニメは新しい世界を覗くことが出来るものです。ですが、その世界観を支えるだけの世界像を持たないアニメは、魅力的なものにはならないでしょう。
私が「演出」というアニメを表現するための方法論に拘るのは、何故日本の映画やドラマはダメなのに、アニメは素晴らしいと感じるのか。それが、その方法論に担保されているのではないか? という仮説に基づいていることを証明するためなのではないか、と思っています。


あなたにとってアニメとは?

ものすごくプリミティヴなことを言っちゃうと、映像作品(フィルム)って何かというと、「動く絵(写真)」なんですよね。だから、漠然と「映像作品」を考えたとき、基本的には実写とかアニメとかという区別はない訳です。押井守監督がそうですね。しかし、手塚治虫や宮崎駿、または大友克洋が映像作品を作ろうとしたとき、なぜ最後までアニメに拘ったのかというと、彼らは根っからの漫画家だったからですね。彼は漫画家だから、「動く絵(写真)」を創ろうとしたとき、どうしても「絵」が動いている所を見たかった。そう考えると、大友克洋が実写映画を監督したというのも、納得のいく話で。

一方、私は自分では絵は描けないし、漫画やアニメの作画そのものには、興味ないんですよ。
それよりも、アニミズム、つまり動く画(絵)の持つダイナミズムと、それに合う実写とは違うストーリーテリングとか、ドラマ展開に興味がある。

上の質問の答えと被る部分もあるかもしれませんが、アニメと実写のドラマや映画とは、表現の方法論に若干の違いがあるのではないでしょうか。特に日本の映画やドラマは、心情論で作ってるようなところがあります。しかしはじめに心情があった時、アニメはいくら観ても悲しくもなんともない。アニメの世界観を見せる為の見せ方は心情ではなく、構造で見せていくという所があります。アニメで「動き」の凄さを見せるには、どういう精神的なモチベーションがあって、どういう世界観のモチベーションがあってその動きが出たのか。その物語世界を描くべきバックがかっちり出来上がっていない限り、動きの凄さは伝わってこない。その良い例は『未来少年コナン』のあの「走り」(これを知らないなら、『カリオストロの城』のルパンのあの跳躍も同じです)。別にあの走りそのものが良いのではなくて。あの世界が、走ることに不自然さを感じさせる世界なら、いくら一生懸命走っても意味がない。そういう物語の世界の構造が見えるから、コナンの走りの凄さが伝わってくる。そういう世界観の構造がない限り、末梢的な部分であの走りが良かったからと、走る部分だけを真似してもダメなのです。

ですから、アニメは絵だから何でもできる、CGにすればもっと何でも簡単に出来る、と考えるのは間違いで、「動き」そのもののセンスオブワンダーはすでになく、世界を作るというセンスオブワンダーの上にしか、それは存在しえないものだと思います。心情論で「こういう話は良い」とか「こういう人間の絡みが素晴らしいから」だけでは、良いアニメにはならないどころか、本来は実写に於いても厳しい。しかし、日本のドラマや映画の制作者の多くが「動く絵っていいな」という感性に留まっていて、多くの作品がそういう心情論だけで作られているので、個人的には全く面白く観られないのです。

だから、逆に、「動く絵っていいな」という感性に留まっていたら、アニメの面白さというものを本当に感じることは出来ない。しかし、上で言ったようなことを踏まえてアニメを観たら、「動く絵」の素晴らしさを教えてくれるのが、アニメなのではないか?という結論に達する事が出来るのではないでしょうか。


考察(ツイート)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

上の質問「アニメを好きになったきっかけ」のエヴァのところでも書きましたが、どうやら私には、何か感動したり凄いと思った時は、そのことを文章にして分析する性質が元々あるようです。ですから、私にって考察やツイートを書くのはしごく自然な行為なのです。しかも、ジョージ・マロリーの「なぜ山に登るのか。そこに山があるからだ」ではないですが、「そういう事を行う為のツール」が目の前にあるのですから、この質問への直接的な答えは「そこにtwitterがあるからだ」になります。


考察(ツイート)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

上の質問の答えを踏まえていえば、考察(ツイート)そのものを通して他人に何かを伝えようという意識は何もないですね。誰の為でもなく、ただただ自分の性質・本能に従っているだけというか。もちろん、SNSというパブリックな場所で公表する以上、他人が読んでその内容を分かり易いように書くことには拘っていますが、私の考察やツイートを読んだ方々が、その方なりに何かを感じてくれればいいかな、と。そういう個人的・内向的なものに「いいね」やフォロワーさんが付いてくれるのは、ありがたいことです。

音楽の三要素が「メロディー・ハーモニー・リズム」であるように、アニメは「シナリオ(シリーズ構成)・演出・作画」が重要な要素です。シナリオ(物語)については、エヴァの時に多くの批評家が行なったジェンダー論やポルトコロニアル論などの社会思想や社会学と絡めた作品のテーマ論やテーマ分析はそれが画面に表れていない以上、無意味とまでは言わないまでも、あらすじを書く以上の事は出来そうではありませんし、作画は実際に絵をかかない私には語りようがない。

そういう訳で、私は「演出」に注目していますが、最終的には、私以上に才能と技術のある人が「演出語り」をしてくれることを望んでいます。


あなたにとって考察(ツイート)とは?

1980年前後の「アニメ語りが熱かった時代」の復刻を目指しています。昨今の「アニメ語り」をめぐる言説の中に、当時と似た時代の息吹を感じます。今の時代にこそ、当時の「アニメ語り」の方法論は相応しいのではないかと。

民生用録画機が一般に浸透しておらず、アニメ放送が全国で同時に見られなかった時代、本編カットをふんだんに使い、それに対しキャプションで説明するアニメ雑誌の誌上フィルム上映は、放送を見た人はリマインドになり、放送を見られなかった人はそれが初見になります。重要なのは、どちらにしても、その作品についての他者の感想・見方・評価の代表が、その「誌上フィルム上映」になるという点。

「愛・おぼ」の戦闘シーンが2コマ撮りなのを知ったのは『アニメック』の特集記事でしたが、単にストーリーを追うだけでなく、そのシーン(ショット)がどういう技術で作られているのかについても言及するのが『アニメック』でした。

特に1980年前後の『アニメック』を読むと、自分もその時代の一員だったということもありますが、「ガンダム・ブーム」からアニメ・ブームが盛り上がり、マクロスの「愛・おぼ」(1984年)を境に一気に盛り下がっていった状況が手に取るように分かります。

令和元年の現在、SNSを通してアニメ・ブーム真っ盛りだった1980年代前半と同じような息吹を感じます。ツイートを通して、私はあの時の熱気を追体験しているのかもしれませんね。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

■キャラ
ミリア・ファリーナ
真希波・マリ・イラストリアス
中野梓

キャラクターとは、その作品の「物語り」を構成する各要素を具象化した存在だと思います。上に挙げた3人は、それぞれの作品に於いて「物語の多層的な語り・視点」を可能にする存在です。そういうキャラクターがいなくても成立する作品ありますが、私はそういうキャラクターがストーリーの中で上手く立ち回る作品が好きなのです。そういう立場のキャラクターは無数にいますが、好きな作品との絡みでミリアとマリを選びました。

そういった特性を備えたキャラクターの中でも、中野梓は、飛び抜けて優れたキャラです。twitterの私の以前からのフォロワーさんならご存知だと思いますが、『けいおん!』が放送されていた当初、私は徹底的に批判していました。それがある時期から擁護派に回ったので、「あれ?以前は『けいおん』批判していませんでしたっけ?」と何度もリプライが来ましたが、この作品は前半と後半では全くの別物です。
『けいおん!』の見方が批判から擁護に180度転換した切っ掛けが、中野梓でした。中野梓についてここでは詳しく書けませんが、作品自体の評価が、たった一人新キャラが投入されただけでこんなにも変わるのかと。

■制作会社
動画工房
SILVER LINK.
Studio五組

今はこの三社。新進のスタジオにも注目すべき制作会社がいくつかありますので、数年後はその会社に変わるかもしれません。

■スタッフ
大沼心(監督)
上坪亮樹(演出)
山本寛(演出)

他にも挙げなくてはならない監督・演出家は数多いですが、「制作会社」からも「その他」は想像できると思うので。
ただ、大沼さん(SILVER LINK.)、上坪さんは『ef - a tales of memories.』からのファンです。以前開設していたブログでかなり詳細に語ったことがあるのですが、ある雑誌に載った『ef』の大沼監督のインタビューに、「ブロガーの人たちは作品をなかなか良く見ているけれど『まだ狙ったところを拾えていない』」とあって、私のアニメ語りのスタンスを根本的に路線変更して今に至るという経緯があり、密かに「心の師」と呼んでいます。
山本さんは、演出家として掛け値なしの「天才」だと思います。作曲家でいえばワーグナー。そういう人に社会人としてのバランスを求めてはいけない。「この企画に必要なのは優れた演出家ですか、命令したことに素直に従ういい人ですか」。


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

当時のサイト周回リストを当たってみたのですが、何分昔のことなので殆どが更新停止でtwitterもやっていないか、閉鎖されていたので「存命中のブログの中から」という制約付ですが、negirinさんの『ダ・ニッキ』の「アニメのスタッフクレジットを読む(オープニング編)」 (エンディング編もあります)などの「スタッフクレジット」系の記事には影響を受けたというか、「こういうエントリーもありなんだ」と大いに触発されました。

あと、@tukinoha2さんの『tukinohaの絶対ブログ領域』のアニメ系の記事も、作画がどうこうではない「アニメ表現論」がブログでも成立することが分かり、このブログとの出会いが、現在、私がtwitterで展開しているキャプ画像を使った演出解析に繋がっています。アニメ記事一覧はこちら http://d.hatena.ne.jp/tukinoha/00010105、その中でも「『縦の構図』と「垣間見」の精神」 はひな形の一つになっているかなあ、という感じです。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

サントラ(CD、配信)、絵コンテ、シナリオ集、設定集・資料集、公式ガイドブック、『アニメスタイル』など月刊誌以外のアニメ誌・ムックは出来る限り購入しています。アニメーションのメイキングマガジン『アニメーションノート』は、基本的にはCGソフトの宣伝誌でしたが、取材が手厚く、具体的な制作方法について極めて参考になったので復刊希望。


あなたが考察を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など
 
本来の意味での「モチベーション」とは異なると思いますが、とにかく「あれもやりたいな」「これもしたいな」という、未だ現実化されていない企画が十年以上も前のものからいくつもあります。この歳で、新しいものへの興味が次々に現れて来る中、圧倒的な量の「やりたいもの」の前で、即物的に時間が圧倒的に足りない。
敢えて言えば、その「切迫感」が私の「モチベーション」なのかもしれません。


宣伝・アピール欄

とくにありませんが、敢えて言えば「私のなんちゃって演出解析よりも、もっとちゃんとしたアニメ演出語りが出来る人募集」ってところでしょうか。
また、twitterで「各話全カット演出解析」に入った時のタイムライン汚し申し訳ありません。この場をお借りして謝罪いたします。


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第160回 「柊小石さん」

2019-04-30 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第160回は 柊小石さん @Koishi_Hiiragi です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

中学時代に厨二病を患っていたため、周りと違う個性が欲しいというベタな厨二的考えから、当時まだまだマイナー分野だったオタク文化に触れ始めました。元々、アニメやいわゆる萌え絵のようなものには抵抗がある反面、興味も持っているというアンビバレントな状態だったため、これは結局、周りとは違う趣味というのを口実に、関心があったアニメを観始めただけだったと思います。そして、見事にアニメにハマりました。


好きなアニメ作品を教えてください。

『ぼくらの』
『響け!ユーフォニアム』(二期を含む)
『凪のあすから』
『SHIROBAKO』
『マクロスF』
『re:ゼロから始める異世界生活』
『聲の形』
『SSSS.GRIDMAN』
『PSYCHO-PASS』
『魔法少女まどか☆マギカ』


何度か観直している作品や見直そうと思える作品を挙げました。


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

では、直近で観直した『響け!ユーフォニアム』の一期について。

この作品はいわゆる青春物ですが、青春時代の爽やかな面だけでなくどろどろとした暗い面も繊細に描かれていて、思春期の、そして、何か目標を達成しようという者の葛藤が本当によく表現されていると思います。
はじめの方は無気力気味だった久美子が、麗奈に感化され、自分の原点を思い出し上手くいかない悔しさに涙するまでの心の変化もよく描かれていて、その辺りの繊細に心理を捉えている点も好きな理由の一つです。
そして、なにより、高校時代は勉強に力を入れていて、青春らしい青春を経験できなかった僕にとって、この作品はそれを補完するものでした。それが一番の理由かもしれません。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

感情が動くかどうか、でしょうか。素人なので、細かな演出やかかってるであろう費用なんかは分かりませんから、単純に自分基準で判断できるところにのみ注目しています。あとは、ストーリーですね。しっかりとしたストーリーがあって、そこから何かテーマを得られるかどうかも注目しています。それから、劇伴も好きなのでBGMもよく聴くようにしています。


あなたにとってアニメとは?

心の動きを感じるための道具の一つだと思っています。日常生活の中では、嬉しくても単純には喜べないことや悲しくても日々の生活に追われてそれが分からなくなってしまうことなんかがあって、自分や他人の心の動きに鈍感になってしまうことも多い気がします。そんな中でアニメは、様々なストーリーを通して、何かを成し遂げた時の喜び、達成感、逆に誰かを失った悲しみや怒り等々の心の動きを感じさせてくれます。もちろん、アニメ内での心理というのは強調して描かれることも多いですが、毎日ぼんやりと感じている自分や他人の気持ちにフォーカスするという意味ではその方がむしろ良いと思います。私にとってアニメは渇いて鈍くなった心に潤いを与えてくれるものだと思っています。


感想(ツイート)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

ある日、日記を見返していたらアニメの感想に紐付けて自分の価値観や人生観について書いてあるのを見つけました。感想を残しておけば後々見返すと面白いんだなと思い、今後は意識して感想を残そうという考えから、ツイートし始めました。


感想(ツイート)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

何かを伝えようと思って感想を書いてはいないですね。自分が考えた痕跡を残そうというモチベーションのもとで感想を書いてます。


あなたにとって感想(ツイート)とは?

自分の頭を整理するものでしょうか。言葉にする、あるいは、言葉にしようと試みることで、自分が考えたことが整理されると思っています。なにより、何か作品を見てせっかく様々なことを考えたのに、それを曖昧なまま放っておいて、日常の中に消えていってしまうのはもったいないですから。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

好きなキャラは以下の三人です。
レム(Re:ゼロから始める異世界生活)
加藤恵(冴えない彼女の育て方)
比良平ちさき(凪のあすから)

制作会社
P.A.WORKS
京都アニメーション

この二つだったらとりあえず一度は視聴します。

スタッフ
東地和生
虚淵玄
澤野弘之


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

誰かや何かの記事に影響を受けたという自覚はありません。僕は長くガラケーを愛用していて、スマホでTwitterを始めたのはごく最近のことで、ネットからもしばらく離れた環境に身を置いていましたので。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

ラバーストラップや缶バッジですかね。あとは、クリアファイルでしょうか。以前からたまにツイートしていますが、もっと普段使いしやすいグッズが増えて欲しいです。身近にキャラクターを感じられるものがいいですね。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など
 
「考えたことを残そう」というのが一番のモチベーションですね。せっかく考えたことがそのまま日常の中に消えていってしまうのはもったいないですから。


宣伝・アピール欄

こうして駄文を書き連ね、一端のアニメ感想クラスタのような顔をしてインタビュー企画に参加させて頂きましたが、普段は感想ツイートよりも日常で考えたことをツイートすることの方が多いです。それは普段どんなことを考えてる人の感想なのかわかった方が面白いし深みも出るとの考えからです。同じように日常のことも感想のことも呟くというアカウントは見つけにくいので、そういう姿勢の方(もちろんそうでない方も)はフォローして貰えれば、私のフォローバックは止まりません。
最後まで読んで頂きありがとうございました。


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第159回 「フィンさん」

2019-04-28 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第159回は フィンさん @finfin71 です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

原点、という意味では『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道スリーナイン』、『千年女王』といった松本零士作品がそれです。自分は、幼稚園の頃はピアノを習い、小学生の頃も好きな音楽はクラシック!というくらいにそっち方面の音楽をすごく聴いていたこともあり、ヤマトなどの作品も、作品そのものもそうですが、シンフォニックな音楽が本当に大好きでした。
ちなみに、自分は世代的にいわゆるガンダム世代でもあるのですが、ガンダム派ではなくヤマト派で、ガンプラではなく、ヤマトに出てくる艦船の模型を色々作ったりしていました。
あとはドラえもんとか。。

といいながらも、アニメ作品については、みんなが見ている程度には見ていましたが、ずーっと追いかけていたわけではなく、サザエさんやちびまる子ちゃんを毎週の行事として見るぐらいで、特別アニメ好きというわけではありませんでした。
あ、2006年くらいからEテレで夕方にやっていた『ぜんまいざむらい』は当時姪っ子が好きで見ていたのの影響で、欠かさず録画してみてました(笑)それと、実写作品で大好きだった『のだめカンタービレ』のアニメ版をノイタミナでやっていたのも見ていたし、いやなんか何気に見てましたね。。(笑)

とはいえ、本当にはまるきっかけになったのは、ガールズ&パンツァーでしたね。ある時、何気なく見はじめてこれはすごいな、と思い一気に全部通しでみたことで、アニメってすごいな、って改めて思うようになりました。

そんな時に、会社に派遣社員として新しく来た女の子がラブライブ好きで、それに対して、自分はガルパン好きだ!などと会話するようになったあたりから、ものすごく刺激を受けて、ニコ動などを通じてアニメ作品や、アニメのMAD作品を芋づる式に見あさるようになりました。

実は、そうした中で、『ガルパン』のOP曲だった「Dream Riser」と『響け!ユーフォニアム』の1期OP曲だった「DREAM SOLISTER」とを、それぞれのオープニングアニメーションにひっくり返した形であてたMAD作品があったのですが、そこではじめてユーフォの存在を知りました。で、これって吹奏楽の話っぽいけどどんなのだろうと思って、本編を見て、ドはまりし、原作も買って読みふけり、ということで今に至る、という感じです。


好きなアニメ作品を教えてください。

あげたらキリがありませんが、前述の作品の他、けいおん、たまこまーけっとなどの京アニ作品や、花咲くいろは、SHIROBAKO、サクラクエストなどのP.A.Works作品、その他、終末のイゼッタ、亜人ちゃんは語りたい、月がきれい、JustBecause!、宇宙よりも遠い場所、ゆるキャン△などなど、色々です。
https://twitter.com/finfin71/status/1103652226092814336


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

今まさに劇場版公開中の、『響け!ユーフォニアム』シリーズです。
まず、自分自身が音楽が好きで、中学は吹部、高校はオケ部でトロンボーンを吹いていた、ということがあります。この音楽系部活のあるある的なものがまさに自分の経験に重なる部分があるところが大きいと思います。
前述の通り、自分は高校時代吹部ではなくオーケストラ部だったので、いわゆるコンクールに向けた活動経験はありませんでした。ただ、吹奏楽にしろオーケストラしろ、一つの音楽を大勢の人間が集まって作り上げなければならないことには変わりありません。本当に良い音楽を奏でるためには、名実ともに心を一つにしなければなりませんが、自分の高校オケは引退した上級生を除いても80名以上おり、これだけの大所帯ともなれば、部活に臨む部員の姿勢、考えも本当に十人十色で、一筋縄では行きませんでした。その結果、本気で取り組みたいと思う人たちと、そこそこ楽しくできれば、あるいは受験に差し障りのない程度にしたい、といったあまり前向きではない人たちとの対立が生じてしまいました。結局、(北宇治とは逆ですが)前向きではない人たちが結構辞めることになったのですが、そんなリアルな思い出がユーフォを見ていて重なったことや、自分は当時部長職であったので、晴香部長が部員たちをまとめるのに苦労していた姿が、その頃の自分と重なって、個人的にこの作品にものすごいリアリティを感じることになりました。

その他、作品として、誰が主役になってもおかしくないと思えるくらいに、各キャラクター(いわゆるモブ的な人物も含めて)設定含めてしっかりと確立しているという細かさや、京アニならではの作画の素晴らしさや、劇伴含めた音楽への力の入れ方とか、本当に素晴らしく、作品に引き込まれる要素になっていると思います。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

人と人との関わり、主人公となる人やその周囲にいる人との関係性などに注目します。
また、主人公もしくは主人公グループの外にいる、脇役的な人たち(完全なモブとまではいかないけれど、セリフがあるかないかというギリなところ)のことも気になります。そういった人たち、具体例でいえば、終末のイゼッタで出てくる近衛の女性たちの活躍ぶりとか。
その他では、背景美術として、実在の場所が舞台になっているのであれば、この通りはどこだ!とか、これはどこの場所だ!とか特定することが好きです。
あとは、やはり音楽ですね。OP、ED曲や劇伴曲など、注目しています。


あなたにとってアニメとは?

今は生活の一部、ですね。癒しであるとともに、登場人物たちの会話や行動を通じて、コミュニケーション(人との接し方)とは何か、を常に考える機会にもしています。


感想(ツイート)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

好きな作品について色々な人が思うことをやり取りされているのを見て、いつか自分も混じることができたらいいなあと思い、アニメに関する呟きを始めるために、今のアニメ用のアカウントを開きました。一昨年の夏のことです。


感想(ツイート)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

率直に思うことを書きますが、基本的にはネガティブなことは書きません。
そもそもネガティブな感想しか持てない作品であれば、感想は書きませんが、好きな作品であっても、色々と思うところはあったりするものです。でも、アラ探しをするようことではなく、良いと思った点(必要があれば掘り出して)を、肯定的に捉えることを基本に考えています。


あなたにとって感想(ツイート)とは?

そもそもそんなに頻繁には感想ツイをあげているわけではないのですが、作品を見たことについての自分のための備忘録であると同時に、自分が感じたことについて、他の人がどう考えるか共感してもらえるのか、ということを考えています。そして、同じ作品を好きな方との交流のきかっけとなればいいな、と思っています。
ただ、語彙力、考察力の問題もあり、フォロワーさんのやり取りから取り残されてる感もあったりします(苦笑)


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

絞るの難しいですね!
<好きなキャラ>
・オルトフィーネ・フリーデリカ・フォン・エイルシュタット(フィーネさま)(終末のイゼッタ)
・橘あきら(恋は雨上がりのように)
・小宮恵那(Just Because!)
<制作会社>
・京都アニメーション
・P.A.WORKS
・動画工房
<スタッフ>
・山田尚子さん
・水島努さん
・東地和生さん


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

Twitterのフォロワーさんとしては、うーさん@rica0867 の聖地巡礼ブログはいつも楽しみしていますが、とにかく行動力に圧倒さています。
Emperorさん@m_oboe_Emperor や、めろんぱんさん@lemonpan_121 の高校生コンビ(笑)お二人とも高校入ったばかりとは思えない考察とかされるので、目が離せないかな。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

あまりグッズ系は買いませんが、ファンブックのようなものは何冊かもっています。
あとは、OPやEDの曲をDLして、クールごとにまとめていつも聴いています。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など
 
最近は、フォロワーさんとやり取りをするためにも、自分から積極的に絡みに行くようにしていますが、そのためにも自分からの発信もしなければ、という思いが強いかもしれません。


宣伝・アピール欄

前述の通り、頻繁に感想ツイートを上げているわけではないので、自分なんかがという風にも思いましたが、せっかくお声をかけていただいたのでやってみました。
自分を振り返るということは意外にないものなので、その意味で良い機会をくださったぎけんさんに感謝です。また、いつも相手をしてくださるフォロワーの皆さんにも、感謝しています。これからもよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第158回 「野茂さん」

2019-04-01 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第158回は 野茂さん @nomu1214 です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

 幼少期からアニメが好きで、多くの作品を見てきましたが、さらに一歩踏み込んだ形でアニメを好きになったのは『鋼の錬金術師』を見たのがきっかけでしょうか。1期と原作にほぼ同時に出会い、「生命」や「戦争」などの深く重いテーマについてもアニメや漫画で語ることができるのだと分かり、好きのレベルが一段上に引き上げられたように思います。
 また、それとほぼ同時期に高校生になり、夜遅くまで勉強することも多くなってきた中で、息抜きに深夜のテレビを見るようになり、そこで深夜アニメの世界と出会い、それ以来深夜アニメを継続して見るようになりました。


好きなアニメ作品を教えてください。

とりあえず10作品だけ挙げておきます。尚、挙げた作品の全てについて、1期・2期・劇場版などのシリーズ全体を通して好きな作品となっております。

鋼の錬金術師
ARIA
天元突破グレンラガン
けいおん!
〈物語〉シリーズ
GOSICK
境界の彼方
アイドルマスターシンデレラガールズ
ラブライブ!サンシャイン!!
ヴァイオレット・エヴァーガーデン


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

アイドルマスターシンデレラガールズ

 ご存知の通り有名ソシャゲをアニメ化した作品ですが、各キャラクターに付与された個性を、「こういう個性が身についたのはこうした半生を送ってきたからではないか」とか、「こういう個性を持つということはこうした困難を抱えて生きているということではないか」などと、とても真摯に掘り下げていきました。その結果、ソシャゲの記号的なキャラクターがそれぞれの歴史と傷を持った1人の人間へと変貌していき、個性の功罪をめぐって非常に多角的で人間的な物語が展開されたのが本当に素晴らしかったです。
 また、特に2クール目に入ってからの展開、「周囲の人々からの支援に見合うだけの価値を示せという圧力」だとか「周囲から求められる役割と自分のやりたいこととの衝突」といったテーマが、僕が現実に属している業界の状況とあまりにも合致しており、人生の中でも最も厳しい時期を過ごしていた僕に冗談ではなく生き抜くための勇気を与えてくれた作品でした。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

 演出や美術などを評価する基準や知識を僕は持ち合わせてはいないので、さしあたり登場人物の言動を中心とした脚本部分に注目して見ています。
 その上でより漠然とした注目点について述べるとしたら、「この作品はどのような問いや課題を提起しているのか」・「それに対してどのような答えを示そうとしているのか」・「その答えに至るプロセスが納得できるものかどうか」という点に関心を持って見ています。
 とはいえ現実には、何気なく見て気になった点や面白いと思った部分に改めて注目してみて、そこを突破口に思考を進めていくことも多いです。


あなたにとってアニメとは?

 世界を見るための新しい視点・見方を与えてくれるもの。

 もっとも、これは小説や漫画などの物語全般について言えることであり、アニメについてもあくまで物語の中の1つのジャンルという認識が強いのが正直なところです。その上でアニメの特徴・強みは何かと考えると、「テレビ放送やネット配信を通して、多くの作品に容易にアクセスすることができること」・「ネット上で感想を書かれている方が多く存在し、多様な意見を拝見できること」が浮かんでくるでしょうか。


感想(ツイート)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

 初めて留学をした際、ほぼ何も準備をしていかなかったため、見ることのできるアニメの数が大きく減ってしまうという事態に陥りました。そのため暇を持て余してネットを徘徊していたところ、ブログやtwitterでアニメ作品に関して深く丁寧な感想を書いている方々がいることを知り、非常に感銘を受けました。そして帰国後に、自分も拙くても感想を書き残したいと考え、このアカウントを始めました。
 その後、次第にアニメ感想を増やしていき、2回目の留学(この時はある程度準備をしましたが、それでも見ることのできるアニメの数は減少していました)を契機に、ある程度まとまった形でも感想を残そうと思うようになり、その方法について今でも試行錯誤している最中です。


感想(ツイート)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

 「なぜ自分がこの作品を面白いと感じたのか」でしょうか。
 ただ、基本的には「自分が書きたいことを書きたいように書く」というのを大原則としているので、あまり他者に伝えることを意識することはありません。気力や時間の問題で、ひたすらネタに走る時期も多々ありますし…。むしろ、この「自分が書きたいことを書きたいように書く」という姿勢については誠実であり続けたいですね。書いたものに対して自分自身が心から同意できることが一番大事かなと、とりあえず今は考えています。
 その上で、特に真面目な感想を書く時に心がけたいなと思っているものがあるとすれば、「あくまで具体的な描写に基づいて感想を述べること」・「その感想について前提となる経験・情報があるならば、くどくならない程度に適宜挿入すること」でしょうか…正直、実現できているとは到底言えないので、今後の課題とさせていただきます。


あなたにとって感想(ツイート)とは?

自分の感想→自分の考えている漠然・曖昧としたものを言語化することにより、自分自身に対する理解を助けてくれるもの
他の方々の感想→アニメ作品のみならず、世界に対しても新しい視点や見方を提供してくれるもの


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

<好きなキャラ>
西園美魚(リトルバスターズ!)
夜ノ森小紅(未確認で進行形)
津島善子(ラブライブ!サンシャイン!!)

<好きな制作会社>
京都アニメーション
P.A. WORKS
シャフト

<好きなスタッフ>(敬称略)
山田尚子
石立太一
島田満


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

てりぃさん(@terry_olddancer)のブログ『Old Dancer’s BLOG
 僕が感想書きの世界に出会った当時からずっと楽しく拝見させていただいています。自分の経験や視点と作中の具体的な描写を縦横無尽に結び付けていくスタンスは今でも僕にとって理想のものであり、特に京アニ関連作品の感想についてはいまだにてりぃさんの感想が一番だと思っています。

コバヤシさん(@lastbreath0902)のブログ『イマワノキワ
 近年、話数ごとに感想を書くブログが減少傾向にある中で、コバヤシさんのブログは毎週・毎日楽しみに拝読させていただいている貴重なブログの内の1つです。特に、コバヤシさんの「歴史の教科書に載るくらい立派」という言葉は心から信用できるので、このワードが出た時は要注意です。

疲ぃさん(@hii_omottsura)のブログ『おもったことをつらつらと』の「プリンセス・プリンシパル 第3話感想 “普通”であるという、かけがえのない強さ。
 記事単位で言えば、最近(といっても1年半も前になってしまいますが…)では、疲ぃさんの『プリンセス・プリンシパル』3話の感想が深く印象に残っています。この記事を見て、ベアトリスに対する認識がガラリと変わりましたし、本当に久々に感想記事を見て泣きそうになるという体験をできました。その他の『プリンセス・プリンシパル』に関する記事もおすすめです。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

 原作を手に取ってみたり、関連楽曲を購入したりすることはよくあります。また、ここに書くのが適切かどうかは分からないのですが、いわゆる聖地巡礼によく行きます。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など
 
 基本的には「書きたい時に書く」というのを原則にしているので、あまりモチベーションの維持を心がけることはありません。強いて挙げれば、心身の健康を保つことが一番でしょうか(とはいえこれが最も難しかったりするのですが…)。
 その上で言うならば、やはり面白い作品を見た時に一番モチベーションが湧いてきますね。また、それに関連して、他の方々の感想を見て興味を持ち、その作品を見てみることも多々ありますので、皆様の感想もまた僕のモチベーションを喚起する貴重な要因になっています。
 尚、比較的長文で真面目な感想に関しては、独自性というか、「周囲を見渡しても、しばらく待っても、自分がこの作品に対して感じたことを言語化してくれる感想が出てこない、だったら俺が書くしかねえじゃんかよ!」という気持ちはしばしば長文を書く原動力になっています。


宣伝・アピール欄

 まずは、この場を設けてくださったぎけんさんに、改めてお礼申し上げます。
 この機会に自分のアニメ感想に対する姿勢を振り返ってみると、つくづく自己中心的で、意識の低い人間だなあと痛感いたしました。最近のツイートを見てもロクな感想を書けていないですし…。ただ、そうした意識の低い者でも自分の思いをネット世界の虚空に叫ぶことができるのがブログやtwitterの良い所だとも思います。ましてや、何らかの反応をいただける時もあり、それは何よりも幸せな瞬間だと思っております。これからも現実の生活などもあり見通しは明るくないですが、無理をせず続けていけるペースで頑張りますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
 最後になりますが、1人のアニメファンとして、皆様の感想を心から楽しみにしております。目に見える反応がなくとも、その言葉はきっとどこかの誰かに届いていると思います。そんな、アニメ作品自体のみならず皆様の感想からも感動や楽しさを受け取ってきた者として、今後もアニメ感想書きの世界が発展していくことを強く願い、また自分自身もその一端を担えるよう精進することを誓い、ここで筆を置くこととしたいと思います。
 長々とお読みくださり、本当にありがとうございました。

Twitterアカウント→野茂(@nomu1214
Privatterの目次ページ→https://privatter.net/u/nomu1214


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



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