物理的領域の因果的閉包性


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アニバタ Vol.13 アニメ評論界隈の人々の告白 に寄稿しました

2015-12-14 その他


アニバタ Vol.13 [特集]アニメ評論界隈の人々の告白

アニメ・マンガ評論刊行会さんの評論誌「アニバタ」に 『ここまでの道のりと今思うこと アニメ評論とその周辺で』
というタイトルで寄稿させていただきました。12月29日(火)のコミケ89東6ホール・チ45b「Land scape plus」さん、
12月31日(木)東5ホール・ピ32b「アニメ・マンガ評論刊行会」さんで頒布されます。価格は税込400円です。

以前このブログでアウトライターズ・スタジオ・インタビューというアニメ感想ブロガー向けのインタビュー企画を
やっていましたが、テーマが自分語りということで、それよりも私的というかエッセイ寄りの内容になっています。

声優さんがソロデビューしたときにほとんどの人が言うこと、キャラクターではなく自分自身を表現するのは難しい。
その感覚に近いと思います。アニメを媒介に文章表現をしてきた者にとって自分を表現するのはハードルが高い。
しかも長文を書いたことがないし、アニメを見て感じたことを視聴後すぐに表現しないと何も書けない性格なので、
詳細に語ろうと思っていてもなかなか文章にならなくて、編集者のたつざわさんには迷惑をかけてばかりでした。
それでも載せていただけるということになり、嬉しい反面自分の不甲斐無さが際立つ結果になったと思っています。

自分語りをしたところで読み物として需要があるのか心配ですが、稚拙な文章でもいいから読んでやってもいいよ
という方がいればお手に取っていただければ。インタビュー企画に参加してくださったヒグチさんなど、素晴らしい
文章を書かれる方が揃っているので、ついでに読んだよという方がいれば正直な感想をお聞きしたいところです。
今回こういったきっかけを作ってくれたたつざわさんに感謝すると共に、更なるご活躍を心よりお祈りいたします。


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【2015】 インターネットラジオ10選

2015-12-13 ラジオ


加隈亜衣・大西沙織のキャン丁目キャン番地 第10回

配信日:2015年4月23日 パーソナリティ:加隈亜衣、大西沙織

ラジオ内のコーナー「スタジオキャン!」で完全即興アドリブに挑む2人。
架空のアニメタイトルの主人公が架空のラジオ番組に出演するという設定でエチュードを行います。
主人公役が加隈氏でラジオパーソナリティ役が大西氏なんですが、わがまま言い放題の加隈氏に戸惑う大西氏。
このやり取りが最高に面白い。加隈氏の闇の部分が出始めたのもこの頃から。毎週木曜更新なので興味のある方は是非。


SHOW BY ROCK!! ~クリティクリスタ 聖MIDI女学園生徒会らじお♡~ 第6回

配信日:2015年5月13日 パーソナリティ:村川梨衣、茅野愛衣

各バンドから1名ずつ計2人がパーソナリティとして番組を進行する対バン型ラジオ。同じバンドから2人という場合もある。
第6回と第7回はクリティクリスタを代表してりえしょんとかやのくん、この2人でラジオは初ということで、お互いが探り合う。
かやのくんがりえしょんに質問し、りえしょんに自分語りをさせるのですが、これが面白い。なんとかりえしょんを理解しようと
歩み寄るかやのくんに対し、戸惑いながらもりえしょんらしさを保ちつつ真面目に答えようとする村川さんが器用だなって思う。


洲崎西 第99回

配信日:2015年5月19日 パーソナリティ:洲崎綾、西明日香

洲崎西はどの回聴いても面白いので選ぶのは難しいんですが、林原さんのエピソードが印象深いということで第99回。
林原めぐみさんに憧れて声優を目指したあやっぺが、女性声優のラジオとしては記録的な大ヒットという金字塔を打ち建てた。
あと10年もすれば洲崎西を聴いて声優を目指したという人が必ず出てくるでしょう、10年、20年と続けていってほしいですね。


響け!ユーフォラジオ 第10回

配信日:2015年6月15日 パーソナリティ:黒沢ともよ、朝井彩加、豊田萌絵、安済知佳

この第10回ではともよ様が京都アニメーションに行って泣いたという話や、寿美菜子ちゃんとのエピソードが聴ける回。
けいおんのとき新人だった寿美菜子ちゃんが先輩になり、公私共に付き合いのある後輩ともよ様に精神が受け継がれる。
京アニ作品というつながりだけではなく、1人の声優として尊敬したり影響し合える間柄というのは感慨深いものがあります。


鷲崎健のTHE CATCH

配信日:2015年8月28日 パーソナリティ:鷲崎健 ゲスト:Annabel

「夜の国」というシリアスな曲の宣伝に来たにも関わらず、エビのコスプレで登場したベルちゃん。
しかもエビはあまり好きじゃないとか言うし、ここで本気出さんでもええやんっていうくらい意気込みがハンパなくて笑う。
偏食だったり普段から様子のおかしいベルちゃんですが、こっちの方向にも振り切れるんですか!ってとこが最高ですね。


バトルガール ハイスクール なでラジ 第14回

配信日:2015年9月29日 パーソナリティ:洲崎綾 ゲスト:上坂すみれ

ラブライカ回2本目。あやっぺの不動産屋の話から、すみぺの胸部装甲の話まで、面白いところ満載の回ですね。
他のラジオにすみぺがゲストって場合、パーソナリティが会話についていけなくてポカーンってことが多いんですよね。
そこをあやっぺが主導権を握ってグイグイ引っ張ってるし、会話の切り返し方や盛り上げ方までテンポが小気味よい。
さすが美波とアーニャだなぁと思わせてくれるし、シンデレラガールズの業の深さを感じさせてくれる良質な回でした。


吉田照井の飛べ!カルボナーラ

配信日:2015年10月9日 パーソナリティ:吉田有里、照井春佳

「未確認で進行形」のニコ生が人気あったからって、4月に始まった新人声優ラジオのゲスト回が特別枠にはなりません。
これはかなり異例なことです。それだけ注目されていたということだし、ゆーきち・ぱるにゃすの破壊力が優ったと言えます。
なぜレギュラー化しないかというと2人がさらに売れる時期を待ってるんでしょうね、その際はカッターも一緒にお願いします。


三澤紗千香のラジオを聴くじゃんね! 第29回

配信日:2015年10月22日 パーソナリティ:三澤紗千香 ゲスト:鷲崎健

この聴くじゃんねわっしー回の前にオムニボットナイトで三澤さんが泣いてしまった為に、泣いてるイメージが定着した。
三澤さんがいないとこではベタ褒めだし、一緒に番組やっても常に優しい。その優しさがプレッシャーになっていたのかな。
同情が欲しくて泣いてるわけじゃないし、泣きたくて泣いてるわけでもない。とにかく出来ない自分が悔しくて泣けるのだろう。
三澤さんを知ってる側からすれば別に普通でいいじゃんって思うけど、普通を普通で終わらせたくないのが三澤さんなのだ。


緋弾のアリアAyane Ai 第6回

配信日:2015年11月4日 パーソナリティ:佐倉綾音、茅野愛衣 ゲスト:M・A・O

M・A・Oちゃんはあんなに可愛いのにゲーマーで中身は結構おじさんだったりする。あやねるの人見知りスキルも相まって
どちらがどれだけ好きか合戦を繰り広げているところが変態で面白い。M・A・Oちゃんがグフグフ言ってるだけで俺歓喜。
あからさまな百合営業に興味はないが、お互いが恥じらいを持ちながらも好きがにじみ出てしまうところが最高なのだよ。


灰と幻想のグリムガル 何もないラジオ プレ配信回

配信日:2015年12月4日 パーソナリティ:小松未可子、照井春佳

まだプレ配信なのでこれからどういう展開になるかわかりませんが、1回でこれだけ面白くできるみかこしは素晴らしい。
優木かなちゃんとやってるFgGラジオ、お互いが自然にツッコミし合えるまで7週くらいかかってることを考慮したとしても
沢井美空・A応PのMissラジオと聴き比べても、相手が殴ってきたら容赦なく殴り返せる度胸と瞬発力が神がかってます。




【2015】 テレビアニメ話数単位10選

2015-12-03 話数単位

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◆ てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう 第5話 『遠足とお化け屋敷で遊ぼう』

脚本:石ダテ コー太郎、山口正武、高橋聡之 演出補:平間邦修

『みならい女神 プルプルんシャルム』、元を正せば『A&G NEXT GENERATION Lady Go!!』というラジオ番組から始まっています。
そういう面では洲崎西よりも早くラジオをフィーチャーした作品とも言えるし、てさぐれもラジオが本編と言われるほどラジオとの関連が深い。
この第5話は外ロケの様子を収録した実験的要素といつものアドリブパートの中に明坂聡美氏のテンション芸が見られる珍しい話数です。
お化け屋敷でひたすら怖がる荻野可鈴ちゃんと明坂聡美氏の「何やってんだつって」を拾ってひたすら天丼を繰り返す荻野可鈴ちゃん。
荻野可鈴ちゃんが目立つ回ですが、欠席した上坂すみれ嬢に代わり水原薫御大が登場するなど、見所の多い話数だったと思います。


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◆ 血界戦線 第6話 『Don't forget to Don't forget me』

脚本:古家和尚 コンテ:長崎健司 演出:黒川智之 作画監督:稲留和美 総作画監督:川元利浩

通称ネジ回ですね。この話数の魅力は、「神々の義眼」を持つレオがハンバーガーの味によって記憶が蘇るという部分にあります。
いくらすべてを見通す能力があっても記憶にとどめておくことができなければ見えていないも同然なんですね、ネジとの大切な思い出。
それが視覚ではなく味覚によって記憶が呼び起こされるというのは、混沌とした世界観の中でとても人間味を感じるエピソードでした。


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◆ 放課後のプレアデス 第4話 『ソの夢』

脚本:浦畑達彦、森悠、佐伯昭志 コンテ:春藤佳奈、佐伯昭志 演出:吉田徹 作画監督:西村真理子

運動神経が良くて賢いひかる、でも先のことがわかってしまうが故に訪れるはずの近い未来に怯えるという器用貧乏なところが可愛い。
そんなひかるでもこの話数をきっかけにして過去の自分や未来の自分と向き合おうと努力する、それが最後の決断にも繋がっています。
各話数でそれぞれのキャラの成長が描かれていますが、魔法少女と宇宙という繋がりを強く感じさせてくれたのはこの話数だったし、
話の内容も家族・友達・音楽・宇宙・夢、いろんな要素が作品のテーマと上手く絡んでいたように思います。プレアデス、良い作品でした。


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◆ 響け! ユーフォニアム 第7話 『なきむしサクソフォン』

脚本:花田十輝 コンテ・演出:武本康弘 作画監督:西屋太志

これは『Another』ですか?と思ってしまうくらい不安を煽るようなアングル、雨や水滴、そして映り込みが強調された葵ちゃん辞めちゃう回。
どこが他の話数よりも好きかと言うと、葵ちゃんが辞めても吹部の存続がとか廃部の危機にはまったくならず精神的な影響だけが大きい。
社会人の方ならわかると思いますが、勤め先の店や会社で誰かが辞めても慣れるまで苦労はしますが、その程度で店や会社は潰れない。
でもその人が辞めたことによる精神的ダメージは大きい、まぁ辞める人にもよりますが。そういった 「あの人がいなくても大丈夫なんだ感」。
そこがとてもリアルでえげつないなぁと、第11話の「おかえりオーディション」も好きですが、演出や芝居も含め忘れられない話数ですね。


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◆ わかば*ガール 第7話 『もしかしてスナイパー』

脚本:花田十輝 コンテ・演出:山本秀世 作画監督:野田康行

アニメオリジナル回。いくら友達と夏祭りに行きたいからといって、電話で済まさず直接家に行って説得するところが粋でいいですね。
2015年でもっとも好きなキャラはM・A・Oちゃん演じる黒川真魚。アリアAAラジオであやねるがカ行のリップノイズが好きと言ってましたが、
「~っす」と語尾に付ける話し方が超絶可愛い。この話数で言えばベンチに座り花火を眺めるシーンでの「見つけたのは真魚っすよ~」、
いろいろしてもらったお礼をしたいという若葉に対しての「友達っすから~」の言い方が自然で、心にスッと入り込んでくる感じが神です。


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◆ のんのんびより りぴーと 第4話 『てるてるぼうずを作った』

脚本:吉田玲子 コンテ:川面真也 演出:福多潤 作画監督:冨田康弘、北川和樹、塚本歩、吉田和香子 総作画監督:大塚舞、井本由紀

後半のひらたいらさんパートが素晴らしいですね。ラノベ原作にありがちな全部セリフで説明するなんてことはなく、背中で語っています。
第10話の終盤、高い場所にあるお菓子を取ってもらった駄菓子屋に対しれんげが「駄菓子屋、ありがとなん。」と言うシーンがありますが、
この第4話の段階では夏海の好意に対して嬉しそうな表情をするものの、言葉でお礼を言うことはありません。でも感謝は伝わってくる。
ひらたいらさんが復活したことが嬉しくて涙を拭いながら絵日記に「ひらたいらさんが、うまれました」と書いて夏海に見せる一連のシーン。
「うれしい」「ありがとう」を言葉で表現しなくてもすべて画面から伝わってきます。アニメはこうあるべきだよね、と思わせてくれる神回でした。


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◆ 監獄学園 第11話 『エリンギ・ブロコビッチ』

脚本:横手美智子 コンテ:倉川英揚 演出:桜美かつし 作画監督:大木良一、上田みねこ、小渕陽介、藤部生馬、冷水由紀絵、矢向宏志

下ネタという概念しか存在しない退屈なアニメはこの作品によって打ち消されたかのように感じましたが、とにかくテンポがいいですよね。
第11話は花澤さんがチンコ言うし、あそこにペットボトル刺すし、パンツ脱ぐし、キスするし、白熱する演技と下半身がカオスな話数でした。
物語シリーズでは蛇に取り憑かれた花澤さんを神谷浩史が救うという話でしたが、メドゥーサ花澤に犯されるという対照的な展開が面白い。
救いようがない2人のキャラが陳腐で笑うしかない状況なのに妙に哀愁が漂ってしまうのは、人気声優の成せる技なのかもしれませんね。


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◆ アイドルマスター シンデレラガールズ 第17話 『Where does this road lead to?』

脚本:雑破業 コンテ:矢嶋武 演出:田村里美、古橋聡 作画監督:松尾祐輔

脚本が素晴らしいと話題になった聖母みりあ回。城ヶ崎姉妹とみりあに焦点を当てながら、杏ときらりなど周りのサポートが光る話数です。
みんな努力しているし、活躍していても悩みは尽きない。でもいろんな人の影響を受けながら少しずつ自分らしさを見つけて成長していく。
実際の声優さんでもそうですが、これだけ活躍している人が多いと努力しただけでは目立たないし、どんどん新しい声優さんは増えてくる。
ラジオを聴いてるとよくわかります。自分のどの部分をアピールすれば反応が良いのか、存在を認めてもらえるのか、その繰り返しです。
現実のアイドルにも通ずるような悩みや葛藤を、1話という短い尺の中でバランス良くコンパクトに収められた話数だったように思います。


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◆ すべてがFになる THE PERFECT INSIDER 第1話 『白い面会』

脚本:大野敏哉 コンテ:神戸守 演出:黒木美幸 作画監督:近藤圭一、栗原優

公式で神戸監督のコンテが公開されていたこともあって、画の芝居の細かさや切り替わるタイミングが魅力なんだろうなと感じました。
ファミレスで浜中が登場する場面、浜中が椅子に座る部分は直接描かれてませんが、グラスの氷がグラつくことで表現されています。
コンテの指示はなかったので演出での指示だと思いますが、そういった見えない部分の動きまで想像させてくれるところがいいですね。
TVドラマでは同じ話数に3度登場したという時計の描写、先の展開を知っていますが、この時計も重要なヒント、印象深いシーンです。


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◆ ワンパンマン 第9話 『不屈の正義』

脚本:鈴木智尋 コンテ:川尻善昭 演出:吉沢俊一 作画監督:亀田祥倫

作画ばかりが話題になるワンパンマン、でもこの話数は無免ライダーやサイタマの活躍によってコロコロと反応が変わる市民が楽しい。
ガッチャマンクラウズインサイトでも表現されていたマスコミに振り回される世論のように、目に見える範囲の世界って大体こんな感じ。
ニート男の部分なんかはまさにノイジー・マイノリティ(声高な少数派)、客観的に見るとバカバカしいですが、これが日本の縮図ですよね。
おでん屋で無免ライダーが「ご主人、彼にイイもずくを!」というシーン、「ご主人」が「ごちゅじん」に聞こえる。これはあえてでしょうね。
この微妙な甘噛み具合が無免ライダーの急激なテンションの上昇を表現しているようで、演技も細かいなぁと感心してしまうのでした。



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