物理的領域の因果的閉包性


【2016年7月版】 面白かったアニメ・声優ラジオ7選

2016-07-30 ラジオ


★ リッスン?2-3 2月15日(月)

パーソナリティ:小松未可子 ゲスト:三上枝織、照井春佳 配信日:2016年2月15日

『灰と幻想のグリムガル 何もないラジオ』も毎回楽しかったんですが、仲良しのみかしーも一緒ということでこちらをチョイス。
みかしーとぱるにゃすは事務所の先輩後輩、みかこしとみかしーは文化放送でやっていたLady Go!!など、付き合いが長い。
ゲスト2人のポンコツっぷりが際立ちながらも、みかしーが良いバランサーになっていて、他では聴けない雰囲気が楽しかった。


★ ラジオ 結城友奈は勇者である 勇者部活動報告 春夏秋冬 第3回
パーソナリティ:照井春佳、内山夕実、黒沢ともよ 配信日:2016年2月29日

2016年2月21日に開催された「音泉公開録音祭り2016冬」の模様を配信した公録回。現地参加したので思い入れのある回。
『このラジオのアニメを見てない人いる?』と会場に質問したあと、手をあげたリスナーに「帰れ!!」と大声で叫ぶゆーみん。
開始わずか5分の出来事である。これには大笑いしてしまった。この3人ならではの空気感を肌で味わえて、とても幸せだった。


★ 春佳と恵理子のりりくるRadio Stage!!! 第4回
パーソナリティ:照井春佳、松井恵理子 ゲスト:三上枝織 配信日:2016年3月11日

ぱるにゃすばかりになってしまいますが、リッスン?2-3ぱるにゃす&みかしー回と合わせて聴いてほしいみかしーゲスト回。
カッターとみかしーが初対面ということで、青二の先輩としての威厳を発揮しようと奮闘するみかしー、通常運転のぱるにゃす。
「ぱるにゃすを飼ってくれてありがとう」とみかしーが言ってしまうくらい、カッターのありがたみを感じられる回になっています。


★ おぺれ~しょん“えぬ” #13
パーソナリティ:高森奈津美、大森日雅 配信日:2016年3月28日

2016年4月からサウンド・ウィングチャンネルに移動していますが、これはメゾン・ド・イーコエ(もし声)時代の最終回。
いつも通りまったりおしゃべりしながらエンディング。そして引っ越しの話題で「パンツ干したらバレるじゃん?」と言うなつ姉。
「グーグルマップで昔住んでた部屋を見たらパンツが写ってた」、最終回の最後にこのネタを出してくるあたりがすごいですね。


★ 長妻樹里の○○よろしくね!#06
パーソナリティ:長妻樹里 ゲスト:森千早都 配信日:2016年3月31日

友人である森千早都さんをゲストに迎えて、初めて会ったときのこと、お互いを励まし合いながら声優として今居れること。
現場で共演したことのない2人が、この番組を通して共演し、これからも友人として声優としてがんばっていこうと宣言する。
友人だから言えること、この番組だから言えたこと。そんな思いがいっぱい詰まった回でした。2人とも活躍してほしいです。


★ 黒沢ともよのFIVE STARS 第56回
パーソナリティ:黒沢ともよ ゲスト:安済知佳 配信日:2016年4月25日

『響け!ユーフォニアム』で共演している2人。作品に対する気持ちや演技のことなど、他では聴けない話が多かった。
ファンの話では、ちかぺがラジオネームを覚えようと努力したり、ファンレターをリスナー別に分けてるという話が出てくる。
同じ感謝を伝える「ありがとう」でも、その人のことを理解して言う「ありがとう」は違うし、ファンにも伝わると思うんですよね。


★ 千本木彩花・和多田美咲・赤尾ひかるのようこそ!グリーンハーベスト 第15回
パーソナリティ:千本木彩花、和多田美咲、赤尾ひかる 配信日:2016年7月16日

番組コーナー「ザ・ベスト・ホームワーク」で手作りパーソナルクイズをやる3人。自己紹介風クイズを自分で作り紹介する。
赤尾ひかるちゃんの「追突されたことのあるどうぶつはどれ?」という質問が超絶面白く、しかも4択なのに答えは2つ(笑)
紹介のやり方や質問内容、千本木ちゃんの反応など、笑わずにはいられない内容になっていて、まぎれもない神回でした。




NEW GAME!第4話の、ここが好き。

2016-07-29 2016

・ NEW GAME!第4話 『初めてのお給料・・・!』
脚本:永井真吾 絵コンテ・演出:上坪亮樹 
作画監督:山野雅明、市原圭子、三島千枝 総作画監督:天﨑まなむ、岡勇一



まず原作と違う部分は大きく2つ、Aパートで遠山りんが差し入れするのが飲み物からデザートに、あとはBパートのお茶会シーン。
Aパートでは八神コウがすでにコーヒーを飲んでいるのでデザートに変更されたんだと推測。で、この差し入れシーンが素晴らしい。
八神コウから見える場所に置くのではなく、さり気なく。しかも置いた瞬間は手元をあえて映さず、後のカットで上の部分だけ見せる。
原作では飲み物を手渡ししてるのでアニメオリジナル。りんの優しさが伝わる素晴らしい演出です。イチャラブシーンよりここが好き。

Bパート。給料明細もらってからの篠田はじめライトセーバーが役立ちました、までが原作通り。そのあとのお茶会設定がオリジナル。
原作では机を背にしたまま話が進みますが、お茶会設定にして中央に集まることで複数のキャラが画面に収まりやすくなっています。
背景を単純化しパステル調の色にした部分に上坪さんらしさが、でもバストアップでキャラが個別に収まってる部分のほうに注目です。



はじめだとフィギュア、ゆんだとチェック柄という風に、それぞれ机に個性があり、その個性が最も反映される構図になっています。
1話と2話にもお茶会シーンは出てきますが、これとまったく同じアングルはほぼありません。キャラらしさが強調されていて超好き。
あとお話的にはりんがコウにデザートを差し入れし、青葉も初給料で家族にケーキ(デザート)を買って帰ったという秀逸なつながり。
百合あり、いい話あり、クスっと笑える話ありでいろいろ見所があった回ですが、コンテや演出も最高だなと感じた回でもありました。




演出家で見るアニメOP・ED 【その2】

2016-07-25 OP・ED選

◆ 山本沙代
・ ローゼンメイデン トロイメント(OPコンテ・演出)
・ はなまる幼稚園(1話EDコンテ・演出)
・ 進撃の巨人(ED1コンテ・演出)
・ 神撃のバハムート GENESIS(EDコンテ・演出) など



前回の記事で紹介させていただいた出合小都美さんはこの山本沙代さんの影響を強く受けていると思われます。
山本さんの場合は色が濃い目、とくに寒色系が多い印象ですね。あとコラージュっぽい演出、芸術性の高い背景など。
色の濃淡を使い分けた構成は決して手抜きではなく、背景にキャラクターが溶け込んでいて、強いメッセージ性を感じます。


◆ 石浜真史
・ かみちゅ!(OPコンテ・演出)
・ N・H・Kにようこそ!(OPコンテ・演出・作画監督・原画)
・ 進撃の巨人(OP2コンテ・演出・作画監督・原画)
・ 僕だけがいない街(EDコンテ・演出・作画・背景) など

im44.jpg

石浜さんも有名なOP・ED職人。女体を意識したシルエット演出、巧みな場面転換、全体的に間接的な表現が多い気がします。
N・H・Kにようこそ!のOPでは目覚まし時計の内側からキャラを見せる演出、進撃の巨人OP2ではゴーグルに映り込む巨人たち。
どういう視点で描いているかを意識すると面白い。あと音の合わせ方が独特。ギターやコーラスに合ってたりするので注目です。


◆ 中村亮介
・ 銀の匙 Silver Spoon 第2期(EDコンテ・演出)
・ ばらかもん(OPコンテ・演出)
・ 四月は君の嘘(OP1コンテ・演出)
・ クオリディア・コード(OPコンテ・演出・原画) など

na44.jpg

水彩画のような色使いが魅力の中村さん。ラフな線やあまり描き込まない背景も含め、ぬくもりを感じる画になっています。
監督作である灰と幻想のグリムガルを見てもらえればわかりやすいんですが、光の入り方やハイライトの入れ方が美しい。
動いているときよりも止まっているときのほうがグッと引き締まって見えるので、アニメというより絵画に近いんでしょうね。


◆ 池畠博史
・ 咲-Saki-(ED3コンテ・演出)
・ ゆゆ式(OPコンテ・演出)
・ きんいろモザイク(OPコンテ・演出)
・ それが声優!(OPコンテ・演出) など

hi44.jpg

かわいいキャラクターを魅力的に動かせることで定評のある池畠さん。ロボットガールズZのようなコミカルな感じも好きですが、
主に日常系と呼ばれる作品や日常芝居において、ふいに見せるフェティシズム、それを絶妙な角度で見せる構図が素晴らしい。
飛び抜けて派手な部分はありませんが、何度も見ていると「あ!ここ好き!」という瞬間があるはずなので、注目して見てください。


◆ 江畑諒真
・ 天体のメソッド(EDコンテ・演出・作画監督・原画)
・ アブソリュート・デュオ(OPコンテ・演出・原画)
・ グリザイアの楽園(EDコンテ・演出・原画)
・ Dimension W(EDコンテ・演出・作画監督・原画) など

ez44.jpg

躍動感のあるアクションといえば江畑さん。踏み出す瞬間、踏ん張った瞬間のチカラのかかり具合がとても上手く表現されいます。
歩いているときの足の付根、大きな武器を持ち上げたときの腰の入り方、重心がしっかりしているから動きが締まるんでしょうね。
映像的に良く見えるときって何かしらの理由や根拠があるんだと思います。ただの思い込みですが、それを妄想するのが楽しい。




演出家で見るアニメOP・ED

2016-07-24 OP・ED選

◆ 大沼心
・ ひだまりスケッチ&ひだまりスケッチ×365(OPディレクター)
・ ef - a tale of memories.&ef - a tale of melodies.(OPコンテ・演出)
・ バカとテストと召喚獣&バカとテストと召喚獣にっ!(OP・EDコンテ・演出)
・ C3 -シーキューブ-(OPコンテ・演出) など



ef - a tale of memories.(1期)のOPを見て衝撃を受けてからOPとEDをよく見るようになったので、とても思い入れのある人です。
曲のテンポに合わせたMAD風OPを作らせたら右に出る人はいません。最近は監督業ばかりでOPを見る機会が減りましたが、
パステル調の色使い、足や顔といったパーツを強調する演出など、他にはないものを見せてくれるので、いつも繰り返し見ています。


◆ 出合小都美
・ ましろ色シンフォニー(EDコンテ・演出)
・ 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(EDコンテ・演出)
・ 緋弾のアリアAA(EDコンテ・演出)
・ 魔法少女なんてもういいですから。(OPディレクター) など

de44.jpg

パステル調といえば出合さん。シンプルな背景、また和紙に色付けしたような淡く綺麗な背景、そこに自然と馴染むキャラクター。
1分30秒の絵本に閉じ込められかのように独自の世界観を構築しながらも、しっかり作品に寄り添っている感じがとても魅力的。
アリアAAやまほいいみたいにピュアな百合を感じられる映像が好きなので、そういう作品に関わってくれないかなぁと思っています。


◆ 梅津泰臣
・ 女子高生 GIRL'S HIGH(EDコンテ・演出・作画監督・原画)
・ 戦場のヴァルキュリア(後期OPコンテ・演出・作画監督)
・ それでも町は廻っている(OPコンテ・演出・作画監督)
・ ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル(OPコンテ・演出・作画監督・原画、EDコンテ・演出・作画監督) など

um44.jpg

OP・ED職人といえば梅津さん。ダンスやアクションも魅力的ですが、演出家でありアニメーターでもあるので、止め絵が最高。
キャラクターをいかに良く見せるか?そういった部分ではいろんなところに手が行き届いてるというか、さすがとしか言い様がない。
双星の陰陽師OP1で梅津さんを知ったというコメントがニコ動に多くあって、他にもすごい人がいるよって言いたくてこれ書いてます。


◆ 橘秀樹
・ 灼眼のシャナ&灼眼のシャナⅢ-FINAL-(1期OP2コンテ・演出・原画、3期OP1コンテ・演出)
・ とある魔術の禁書目録&とある魔術の禁書目録Ⅱ(1期OP1&OP2コンテ・演出、2期OP2コンテ・演出)
・ とある科学の超電磁砲&とある科学の超電磁砲S(1期OP1&OP2コンテ・演出、2期OP1コンテ・演出・原画)
・ selector infected WIXOSS(OPコンテ・演出・原画) など

ta44.jpg

主にJ.C.STAFF作品と関わりの深い橘さんですが、ワーナーの川瀬Pや中山Pが携わるJ.C.作品には高確率で登場しています。
アクションやパーンアップで空など特徴はいくつかあります。でも一番の魅力はいろんな要素を詰め込んで表現できることですね。
メインからサブまでキャラが登場し、かつサビ部分では派手なアクションをして、曲の雰囲気を壊さず終わる。大事なことですよね。


◆ 幾原邦彦
・ のだめカンタービレ(OPコンテ・演出)
・ 青い花(OPコンテ・演出)
・ 輪るピングドラム(OP1&OP2コンテ・演出)
・ ココロコネクト(EDコンテ・演出) など

ik44.jpg

シンプルな背景にスタイリッシュで芸術的な映像が持ち味の幾原さん。ピングドラムのリンゴやココロコネクトの観覧車など、
作品を象徴するようなアイテムを落とし込むのが上手い。またどの映像にも共通する部分は、人のつながりを意識させること。
手をつないだり、走ったり、寄り添ったり。キャラ同士の距離感を大事にすることで曲や作品の土台を支えてる印象があります。


◆ 板垣伸
・ 化物語(4話OPディレクター・原画)
・ はなまる幼稚園(4話EDコンテ・演出)
・ 妖狐×僕SS(ED4コンテ・演出・作画監督・作画)
・ 戦勇。(OPコンテ・演出) など

ita44.jpg

化物語のまよいマイマイOPが有名だと思いますが、ぬるぬる動くというよりもメリハリのある動きが特徴だと思っています。
早い動きの中でも決めポーズがしっかりしていて、コマ送りで見たくなる映像が多い。EDよりOPのほうが向いてそうですが、
はなまる幼稚園4話EDでは片思いする乙女心を子供らしく無邪気さで表現していて、キャラの魅力が伝わる素敵な映像です。




【2016夏】 TVアニメOP・ED選 (あまんちゅ!OPとこの美ED)

2016-07-20 OP・ED選

◆ あまんちゅ!OP 『Million Clouds』
コンテ・演出:佐藤雅子 作画監督:伊東葉子
作詞・歌:坂本真綾 作曲:Frida Sundemo 編曲:河野伸



第3話以降はわかりませんが、アバンからスタッフクレジットが出る珍しいOPです。OP単体の時間は他作品と変わらず1分30秒ほど。
フライングドッグだけにフライングするというネタなのかとも思いましたが、ARIAシリーズが常に音楽の流れている状態を意識している。
とコメンタリーで語られていたので、同じようにOP・EDを含めた全体の流れを尊重した作りになっているということだと思われます。

『今しか出来ない事をすぐにやらなくちゃ』と歌われているように、今を、海を感じながら空を見る。携帯越しに空を見る描写があります。
それはそれで美しいものだけど、自分の肌で、自分の目で自然を感じながら見る空。たくさんの雲をかき分けた空は綺麗でしょ?
と言っています。これは作品の根本にあるテーマだと思うので、単に「自然っていいよね」で終わるような作品ではないんでしょうね。



◆ この美術部には問題がある!ED 『恋する図形(cubic futurismo)』
コンテ・演出・原画:市松模様 作画監督:大塚舞
作詞・作曲・編曲:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND 歌:上坂すみれ

kobied.jpg

歌詞に『多面的Memory』とあることから中央の正六面体は脳、もっと言えば海馬をイメージしていることがわかります。
ED冒頭はこの正六面体を囲むように各キャラが均一の間隔で配置されています。赤いボール状のものはリンゴようにも見えますが、
ビートに合わせて弾んでいることから心音、つまり心臓をイメージしているものと思われます。歌詞にある『感情性フォルマリズム』です。


aldeop.jpg

そして特徴的なのが地面の市松模様。コンテ・演出・原画の市松模様さんは誰の偽名かわかりませんが、ここに注目ということでしょう。
カラーリングから想像するとチェス盤に近い感じ。今期で言えば『天鏡のアルデラミン』と『SERVAMP-サーヴァンプ-』のOPに登場します。
チェスは6種類ある駒を動かしながら相手のキングを取るゲーム。EDに登場するのは6人、そして最後は各キャラがすばるの元に集まる。
すばるの隣にみずきがいることから、キング&クイーンのようにも見えます。このようにいろいろ想像しながら見てみると楽しいですね。




Copyright © 物理的領域の因果的閉包性 All Rights Reserved.