物理的領域の因果的閉包性


アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第160回 「柊小石さん」

2019-04-30 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第160回は 柊小石さん @Koishi_Hiiragi です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

中学時代に厨二病を患っていたため、周りと違う個性が欲しいというベタな厨二的考えから、当時まだまだマイナー分野だったオタク文化に触れ始めました。元々、アニメやいわゆる萌え絵のようなものには抵抗がある反面、興味も持っているというアンビバレントな状態だったため、これは結局、周りとは違う趣味というのを口実に、関心があったアニメを観始めただけだったと思います。そして、見事にアニメにハマりました。


好きなアニメ作品を教えてください。

『ぼくらの』
『響け!ユーフォニアム』(二期を含む)
『凪のあすから』
『SHIROBAKO』
『マクロスF』
『re:ゼロから始める異世界生活』
『聲の形』
『SSSS.GRIDMAN』
『PSYCHO-PASS』
『魔法少女まどか☆マギカ』


何度か観直している作品や見直そうと思える作品を挙げました。


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

では、直近で観直した『響け!ユーフォニアム』の一期について。

この作品はいわゆる青春物ですが、青春時代の爽やかな面だけでなくどろどろとした暗い面も繊細に描かれていて、思春期の、そして、何か目標を達成しようという者の葛藤が本当によく表現されていると思います。
はじめの方は無気力気味だった久美子が、麗奈に感化され、自分の原点を思い出し上手くいかない悔しさに涙するまでの心の変化もよく描かれていて、その辺りの繊細に心理を捉えている点も好きな理由の一つです。
そして、なにより、高校時代は勉強に力を入れていて、青春らしい青春を経験できなかった僕にとって、この作品はそれを補完するものでした。それが一番の理由かもしれません。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

感情が動くかどうか、でしょうか。素人なので、細かな演出やかかってるであろう費用なんかは分かりませんから、単純に自分基準で判断できるところにのみ注目しています。あとは、ストーリーですね。しっかりとしたストーリーがあって、そこから何かテーマを得られるかどうかも注目しています。それから、劇伴も好きなのでBGMもよく聴くようにしています。


あなたにとってアニメとは?

心の動きを感じるための道具の一つだと思っています。日常生活の中では、嬉しくても単純には喜べないことや悲しくても日々の生活に追われてそれが分からなくなってしまうことなんかがあって、自分や他人の心の動きに鈍感になってしまうことも多い気がします。そんな中でアニメは、様々なストーリーを通して、何かを成し遂げた時の喜び、達成感、逆に誰かを失った悲しみや怒り等々の心の動きを感じさせてくれます。もちろん、アニメ内での心理というのは強調して描かれることも多いですが、毎日ぼんやりと感じている自分や他人の気持ちにフォーカスするという意味ではその方がむしろ良いと思います。私にとってアニメは渇いて鈍くなった心に潤いを与えてくれるものだと思っています。


感想(ツイート)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

ある日、日記を見返していたらアニメの感想に紐付けて自分の価値観や人生観について書いてあるのを見つけました。感想を残しておけば後々見返すと面白いんだなと思い、今後は意識して感想を残そうという考えから、ツイートし始めました。


感想(ツイート)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

何かを伝えようと思って感想を書いてはいないですね。自分が考えた痕跡を残そうというモチベーションのもとで感想を書いてます。


あなたにとって感想(ツイート)とは?

自分の頭を整理するものでしょうか。言葉にする、あるいは、言葉にしようと試みることで、自分が考えたことが整理されると思っています。なにより、何か作品を見てせっかく様々なことを考えたのに、それを曖昧なまま放っておいて、日常の中に消えていってしまうのはもったいないですから。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

好きなキャラは以下の三人です。
レム(Re:ゼロから始める異世界生活)
加藤恵(冴えない彼女の育て方)
比良平ちさき(凪のあすから)

制作会社
P.A.WORKS
京都アニメーション

この二つだったらとりあえず一度は視聴します。

スタッフ
東地和生
虚淵玄
澤野弘之


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

誰かや何かの記事に影響を受けたという自覚はありません。僕は長くガラケーを愛用していて、スマホでTwitterを始めたのはごく最近のことで、ネットからもしばらく離れた環境に身を置いていましたので。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

ラバーストラップや缶バッジですかね。あとは、クリアファイルでしょうか。以前からたまにツイートしていますが、もっと普段使いしやすいグッズが増えて欲しいです。身近にキャラクターを感じられるものがいいですね。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など
 
「考えたことを残そう」というのが一番のモチベーションですね。せっかく考えたことがそのまま日常の中に消えていってしまうのはもったいないですから。


宣伝・アピール欄

こうして駄文を書き連ね、一端のアニメ感想クラスタのような顔をしてインタビュー企画に参加させて頂きましたが、普段は感想ツイートよりも日常で考えたことをツイートすることの方が多いです。それは普段どんなことを考えてる人の感想なのかわかった方が面白いし深みも出るとの考えからです。同じように日常のことも感想のことも呟くというアカウントは見つけにくいので、そういう姿勢の方(もちろんそうでない方も)はフォローして貰えれば、私のフォローバックは止まりません。
最後まで読んで頂きありがとうございました。


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第159回 「フィンさん」

2019-04-28 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第159回は フィンさん @finfin71 です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

原点、という意味では『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道スリーナイン』、『千年女王』といった松本零士作品がそれです。自分は、幼稚園の頃はピアノを習い、小学生の頃も好きな音楽はクラシック!というくらいにそっち方面の音楽をすごく聴いていたこともあり、ヤマトなどの作品も、作品そのものもそうですが、シンフォニックな音楽が本当に大好きでした。
ちなみに、自分は世代的にいわゆるガンダム世代でもあるのですが、ガンダム派ではなくヤマト派で、ガンプラではなく、ヤマトに出てくる艦船の模型を色々作ったりしていました。
あとはドラえもんとか。。

といいながらも、アニメ作品については、みんなが見ている程度には見ていましたが、ずーっと追いかけていたわけではなく、サザエさんやちびまる子ちゃんを毎週の行事として見るぐらいで、特別アニメ好きというわけではありませんでした。
あ、2006年くらいからEテレで夕方にやっていた『ぜんまいざむらい』は当時姪っ子が好きで見ていたのの影響で、欠かさず録画してみてました(笑)それと、実写作品で大好きだった『のだめカンタービレ』のアニメ版をノイタミナでやっていたのも見ていたし、いやなんか何気に見てましたね。。(笑)

とはいえ、本当にはまるきっかけになったのは、ガールズ&パンツァーでしたね。ある時、何気なく見はじめてこれはすごいな、と思い一気に全部通しでみたことで、アニメってすごいな、って改めて思うようになりました。

そんな時に、会社に派遣社員として新しく来た女の子がラブライブ好きで、それに対して、自分はガルパン好きだ!などと会話するようになったあたりから、ものすごく刺激を受けて、ニコ動などを通じてアニメ作品や、アニメのMAD作品を芋づる式に見あさるようになりました。

実は、そうした中で、『ガルパン』のOP曲だった「Dream Riser」と『響け!ユーフォニアム』の1期OP曲だった「DREAM SOLISTER」とを、それぞれのオープニングアニメーションにひっくり返した形であてたMAD作品があったのですが、そこではじめてユーフォの存在を知りました。で、これって吹奏楽の話っぽいけどどんなのだろうと思って、本編を見て、ドはまりし、原作も買って読みふけり、ということで今に至る、という感じです。


好きなアニメ作品を教えてください。

あげたらキリがありませんが、前述の作品の他、けいおん、たまこまーけっとなどの京アニ作品や、花咲くいろは、SHIROBAKO、サクラクエストなどのP.A.Works作品、その他、終末のイゼッタ、亜人ちゃんは語りたい、月がきれい、JustBecause!、宇宙よりも遠い場所、ゆるキャン△などなど、色々です。
https://twitter.com/finfin71/status/1103652226092814336


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

今まさに劇場版公開中の、『響け!ユーフォニアム』シリーズです。
まず、自分自身が音楽が好きで、中学は吹部、高校はオケ部でトロンボーンを吹いていた、ということがあります。この音楽系部活のあるある的なものがまさに自分の経験に重なる部分があるところが大きいと思います。
前述の通り、自分は高校時代吹部ではなくオーケストラ部だったので、いわゆるコンクールに向けた活動経験はありませんでした。ただ、吹奏楽にしろオーケストラしろ、一つの音楽を大勢の人間が集まって作り上げなければならないことには変わりありません。本当に良い音楽を奏でるためには、名実ともに心を一つにしなければなりませんが、自分の高校オケは引退した上級生を除いても80名以上おり、これだけの大所帯ともなれば、部活に臨む部員の姿勢、考えも本当に十人十色で、一筋縄では行きませんでした。その結果、本気で取り組みたいと思う人たちと、そこそこ楽しくできれば、あるいは受験に差し障りのない程度にしたい、といったあまり前向きではない人たちとの対立が生じてしまいました。結局、(北宇治とは逆ですが)前向きではない人たちが結構辞めることになったのですが、そんなリアルな思い出がユーフォを見ていて重なったことや、自分は当時部長職であったので、晴香部長が部員たちをまとめるのに苦労していた姿が、その頃の自分と重なって、個人的にこの作品にものすごいリアリティを感じることになりました。

その他、作品として、誰が主役になってもおかしくないと思えるくらいに、各キャラクター(いわゆるモブ的な人物も含めて)設定含めてしっかりと確立しているという細かさや、京アニならではの作画の素晴らしさや、劇伴含めた音楽への力の入れ方とか、本当に素晴らしく、作品に引き込まれる要素になっていると思います。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

人と人との関わり、主人公となる人やその周囲にいる人との関係性などに注目します。
また、主人公もしくは主人公グループの外にいる、脇役的な人たち(完全なモブとまではいかないけれど、セリフがあるかないかというギリなところ)のことも気になります。そういった人たち、具体例でいえば、終末のイゼッタで出てくる近衛の女性たちの活躍ぶりとか。
その他では、背景美術として、実在の場所が舞台になっているのであれば、この通りはどこだ!とか、これはどこの場所だ!とか特定することが好きです。
あとは、やはり音楽ですね。OP、ED曲や劇伴曲など、注目しています。


あなたにとってアニメとは?

今は生活の一部、ですね。癒しであるとともに、登場人物たちの会話や行動を通じて、コミュニケーション(人との接し方)とは何か、を常に考える機会にもしています。


感想(ツイート)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

好きな作品について色々な人が思うことをやり取りされているのを見て、いつか自分も混じることができたらいいなあと思い、アニメに関する呟きを始めるために、今のアニメ用のアカウントを開きました。一昨年の夏のことです。


感想(ツイート)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

率直に思うことを書きますが、基本的にはネガティブなことは書きません。
そもそもネガティブな感想しか持てない作品であれば、感想は書きませんが、好きな作品であっても、色々と思うところはあったりするものです。でも、アラ探しをするようことではなく、良いと思った点(必要があれば掘り出して)を、肯定的に捉えることを基本に考えています。


あなたにとって感想(ツイート)とは?

そもそもそんなに頻繁には感想ツイをあげているわけではないのですが、作品を見たことについての自分のための備忘録であると同時に、自分が感じたことについて、他の人がどう考えるか共感してもらえるのか、ということを考えています。そして、同じ作品を好きな方との交流のきかっけとなればいいな、と思っています。
ただ、語彙力、考察力の問題もあり、フォロワーさんのやり取りから取り残されてる感もあったりします(苦笑)


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

絞るの難しいですね!
<好きなキャラ>
・オルトフィーネ・フリーデリカ・フォン・エイルシュタット(フィーネさま)(終末のイゼッタ)
・橘あきら(恋は雨上がりのように)
・小宮恵那(Just Because!)
<制作会社>
・京都アニメーション
・P.A.WORKS
・動画工房
<スタッフ>
・山田尚子さん
・水島努さん
・東地和生さん


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

Twitterのフォロワーさんとしては、うーさん@rica0867 の聖地巡礼ブログはいつも楽しみしていますが、とにかく行動力に圧倒さています。
Emperorさん@m_oboe_Emperor や、めろんぱんさん@lemonpan_121 の高校生コンビ(笑)お二人とも高校入ったばかりとは思えない考察とかされるので、目が離せないかな。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

あまりグッズ系は買いませんが、ファンブックのようなものは何冊かもっています。
あとは、OPやEDの曲をDLして、クールごとにまとめていつも聴いています。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など
 
最近は、フォロワーさんとやり取りをするためにも、自分から積極的に絡みに行くようにしていますが、そのためにも自分からの発信もしなければ、という思いが強いかもしれません。


宣伝・アピール欄

前述の通り、頻繁に感想ツイートを上げているわけではないので、自分なんかがという風にも思いましたが、せっかくお声をかけていただいたのでやってみました。
自分を振り返るということは意外にないものなので、その意味で良い機会をくださったぎけんさんに感謝です。また、いつも相手をしてくださるフォロワーの皆さんにも、感謝しています。これからもよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



自己表現について

2019-04-02 その他


以前書いた記事: 読者の視点から見る感想ブログ


● 感想とは?

以前の記事で感想は 感激・感謝・感心・哀感・共感・好感・反感 など「感情を表現するもの」と書いたことがあります。
言い方を替えると「想」は相手の心と読むこともできるので、相手の心を感じる。その感じたものを文章として書き記す。
そういった作業なんだと思います。なので「この演出はこういう意図がある」といったものは感想と言うより考察に近い。


● 自己満足になりすぎない文章

否定的な意見は避けたほうがいいのか?という議題。そのときに必ず「言いたいことを言えばいいだけ」と言う人がいる。
でもそれは結果論であって言いたいことを言いたいけど、それを言ってしまえば読んだ人が傷ついたり不快な思いをする。
言いたいことを言うことがただのエゴであって自己満足にしかならないのなら否定的なことは避けたほうがいいという意味。
リアリティが足りないと言うと「そもそもアニメはフィクションなんだからリアリティなんて存在しない」と言うのと同じ。
非現実的なものに現実味を感じたい、非現実的だからこそ現実味がより現実味として感じられる。結果ではなく中身の話。

結論だけを言って過程を無視する。そういう場面がよくあるし、自分もつい面倒になって前置きを省略することが多い。
自分の文章を客観的に見る、自己満足になりすぎないような文章にするのもそれと似ていて、結論だけに頼りすぎない。
読者が結論だけを求めているのなら「良かった」「面白かった」と書いておけばいい。でも知りたいのはそこじゃない。
基本的には「何が」「どうして」「こうなった」のかを表現できればいいんですが、ツイッターはそこがなかなか難しい。


● 伝わる文章

冒頭に書いたように大事なのは感情を表現し文章化したもの。それを読者に理解してもらうこと。伝えようとすること。
自分が何を伝えたくて、何を汲み取ってほしいのか。自分の感情に合う言葉はこれか?この言葉なら伝わりやすいか?
良い文章が書ける人はそういった相反する感情のせめぎ合いの中で自分なりの表現を見つけるものだと思っています。


● 言葉による束縛

気をつけてほしいのは「言葉に縛られないこと」、例えば懐古主義だから古い作品しか見ないという人がいるとします。
懐古主義という文字はカッコよく見えますが、単にそれは周りの考え方や流行りについていけない言い訳にすぎません。
特定の言葉によって自分に制限をかけることで気持ちは楽になりますが、どんどん閉鎖的になって殻にこもるようになる。
そうなってしまうと表現すること自体が面倒になってくる。でも自分なりの表現や伝達方法を身につけていれば大丈夫。
その人なりの良さがあればいつでも受け入れてくれるし、実際長期間離れていたフォロワーさんの復活劇を見てきた。
自分なりの表現とはどういうものか、それを追求してもらいたいし、成長してもらいたい。健闘をお祈りしております。





アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第158回 「野茂さん」

2019-04-01 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第158回は 野茂さん @nomu1214 です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

 幼少期からアニメが好きで、多くの作品を見てきましたが、さらに一歩踏み込んだ形でアニメを好きになったのは『鋼の錬金術師』を見たのがきっかけでしょうか。1期と原作にほぼ同時に出会い、「生命」や「戦争」などの深く重いテーマについてもアニメや漫画で語ることができるのだと分かり、好きのレベルが一段上に引き上げられたように思います。
 また、それとほぼ同時期に高校生になり、夜遅くまで勉強することも多くなってきた中で、息抜きに深夜のテレビを見るようになり、そこで深夜アニメの世界と出会い、それ以来深夜アニメを継続して見るようになりました。


好きなアニメ作品を教えてください。

とりあえず10作品だけ挙げておきます。尚、挙げた作品の全てについて、1期・2期・劇場版などのシリーズ全体を通して好きな作品となっております。

鋼の錬金術師
ARIA
天元突破グレンラガン
けいおん!
〈物語〉シリーズ
GOSICK
境界の彼方
アイドルマスターシンデレラガールズ
ラブライブ!サンシャイン!!
ヴァイオレット・エヴァーガーデン


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

アイドルマスターシンデレラガールズ

 ご存知の通り有名ソシャゲをアニメ化した作品ですが、各キャラクターに付与された個性を、「こういう個性が身についたのはこうした半生を送ってきたからではないか」とか、「こういう個性を持つということはこうした困難を抱えて生きているということではないか」などと、とても真摯に掘り下げていきました。その結果、ソシャゲの記号的なキャラクターがそれぞれの歴史と傷を持った1人の人間へと変貌していき、個性の功罪をめぐって非常に多角的で人間的な物語が展開されたのが本当に素晴らしかったです。
 また、特に2クール目に入ってからの展開、「周囲の人々からの支援に見合うだけの価値を示せという圧力」だとか「周囲から求められる役割と自分のやりたいこととの衝突」といったテーマが、僕が現実に属している業界の状況とあまりにも合致しており、人生の中でも最も厳しい時期を過ごしていた僕に冗談ではなく生き抜くための勇気を与えてくれた作品でした。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

 演出や美術などを評価する基準や知識を僕は持ち合わせてはいないので、さしあたり登場人物の言動を中心とした脚本部分に注目して見ています。
 その上でより漠然とした注目点について述べるとしたら、「この作品はどのような問いや課題を提起しているのか」・「それに対してどのような答えを示そうとしているのか」・「その答えに至るプロセスが納得できるものかどうか」という点に関心を持って見ています。
 とはいえ現実には、何気なく見て気になった点や面白いと思った部分に改めて注目してみて、そこを突破口に思考を進めていくことも多いです。


あなたにとってアニメとは?

 世界を見るための新しい視点・見方を与えてくれるもの。

 もっとも、これは小説や漫画などの物語全般について言えることであり、アニメについてもあくまで物語の中の1つのジャンルという認識が強いのが正直なところです。その上でアニメの特徴・強みは何かと考えると、「テレビ放送やネット配信を通して、多くの作品に容易にアクセスすることができること」・「ネット上で感想を書かれている方が多く存在し、多様な意見を拝見できること」が浮かんでくるでしょうか。


感想(ツイート)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

 初めて留学をした際、ほぼ何も準備をしていかなかったため、見ることのできるアニメの数が大きく減ってしまうという事態に陥りました。そのため暇を持て余してネットを徘徊していたところ、ブログやtwitterでアニメ作品に関して深く丁寧な感想を書いている方々がいることを知り、非常に感銘を受けました。そして帰国後に、自分も拙くても感想を書き残したいと考え、このアカウントを始めました。
 その後、次第にアニメ感想を増やしていき、2回目の留学(この時はある程度準備をしましたが、それでも見ることのできるアニメの数は減少していました)を契機に、ある程度まとまった形でも感想を残そうと思うようになり、その方法について今でも試行錯誤している最中です。


感想(ツイート)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

 「なぜ自分がこの作品を面白いと感じたのか」でしょうか。
 ただ、基本的には「自分が書きたいことを書きたいように書く」というのを大原則としているので、あまり他者に伝えることを意識することはありません。気力や時間の問題で、ひたすらネタに走る時期も多々ありますし…。むしろ、この「自分が書きたいことを書きたいように書く」という姿勢については誠実であり続けたいですね。書いたものに対して自分自身が心から同意できることが一番大事かなと、とりあえず今は考えています。
 その上で、特に真面目な感想を書く時に心がけたいなと思っているものがあるとすれば、「あくまで具体的な描写に基づいて感想を述べること」・「その感想について前提となる経験・情報があるならば、くどくならない程度に適宜挿入すること」でしょうか…正直、実現できているとは到底言えないので、今後の課題とさせていただきます。


あなたにとって感想(ツイート)とは?

自分の感想→自分の考えている漠然・曖昧としたものを言語化することにより、自分自身に対する理解を助けてくれるもの
他の方々の感想→アニメ作品のみならず、世界に対しても新しい視点や見方を提供してくれるもの


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

<好きなキャラ>
西園美魚(リトルバスターズ!)
夜ノ森小紅(未確認で進行形)
津島善子(ラブライブ!サンシャイン!!)

<好きな制作会社>
京都アニメーション
P.A. WORKS
シャフト

<好きなスタッフ>(敬称略)
山田尚子
石立太一
島田満


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

てりぃさん(@terry_olddancer)のブログ『Old Dancer’s BLOG
 僕が感想書きの世界に出会った当時からずっと楽しく拝見させていただいています。自分の経験や視点と作中の具体的な描写を縦横無尽に結び付けていくスタンスは今でも僕にとって理想のものであり、特に京アニ関連作品の感想についてはいまだにてりぃさんの感想が一番だと思っています。

コバヤシさん(@lastbreath0902)のブログ『イマワノキワ
 近年、話数ごとに感想を書くブログが減少傾向にある中で、コバヤシさんのブログは毎週・毎日楽しみに拝読させていただいている貴重なブログの内の1つです。特に、コバヤシさんの「歴史の教科書に載るくらい立派」という言葉は心から信用できるので、このワードが出た時は要注意です。

疲ぃさん(@hii_omottsura)のブログ『おもったことをつらつらと』の「プリンセス・プリンシパル 第3話感想 “普通”であるという、かけがえのない強さ。
 記事単位で言えば、最近(といっても1年半も前になってしまいますが…)では、疲ぃさんの『プリンセス・プリンシパル』3話の感想が深く印象に残っています。この記事を見て、ベアトリスに対する認識がガラリと変わりましたし、本当に久々に感想記事を見て泣きそうになるという体験をできました。その他の『プリンセス・プリンシパル』に関する記事もおすすめです。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

 原作を手に取ってみたり、関連楽曲を購入したりすることはよくあります。また、ここに書くのが適切かどうかは分からないのですが、いわゆる聖地巡礼によく行きます。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など
 
 基本的には「書きたい時に書く」というのを原則にしているので、あまりモチベーションの維持を心がけることはありません。強いて挙げれば、心身の健康を保つことが一番でしょうか(とはいえこれが最も難しかったりするのですが…)。
 その上で言うならば、やはり面白い作品を見た時に一番モチベーションが湧いてきますね。また、それに関連して、他の方々の感想を見て興味を持ち、その作品を見てみることも多々ありますので、皆様の感想もまた僕のモチベーションを喚起する貴重な要因になっています。
 尚、比較的長文で真面目な感想に関しては、独自性というか、「周囲を見渡しても、しばらく待っても、自分がこの作品に対して感じたことを言語化してくれる感想が出てこない、だったら俺が書くしかねえじゃんかよ!」という気持ちはしばしば長文を書く原動力になっています。


宣伝・アピール欄

 まずは、この場を設けてくださったぎけんさんに、改めてお礼申し上げます。
 この機会に自分のアニメ感想に対する姿勢を振り返ってみると、つくづく自己中心的で、意識の低い人間だなあと痛感いたしました。最近のツイートを見てもロクな感想を書けていないですし…。ただ、そうした意識の低い者でも自分の思いをネット世界の虚空に叫ぶことができるのがブログやtwitterの良い所だとも思います。ましてや、何らかの反応をいただける時もあり、それは何よりも幸せな瞬間だと思っております。これからも現実の生活などもあり見通しは明るくないですが、無理をせず続けていけるペースで頑張りますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
 最後になりますが、1人のアニメファンとして、皆様の感想を心から楽しみにしております。目に見える反応がなくとも、その言葉はきっとどこかの誰かに届いていると思います。そんな、アニメ作品自体のみならず皆様の感想からも感動や楽しさを受け取ってきた者として、今後もアニメ感想書きの世界が発展していくことを強く願い、また自分自身もその一端を担えるよう精進することを誓い、ここで筆を置くこととしたいと思います。
 長々とお読みくださり、本当にありがとうございました。

Twitterアカウント→野茂(@nomu1214
Privatterの目次ページ→https://privatter.net/u/nomu1214


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



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