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魔法少女まどか☆マギカの 『設定資料集』 が面白い

2011-07-01 2011


2011年6月30日に発売された 『魔法少女まどか☆マギカ 設定資料集』。 その中で特徴的だった部分を少し紹介します。


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内容の大半はキャラの細かい設定や作画注意事項が書き込まれた決定稿。また魔法少女アイテムのラフ絵決定稿、家や学校の外観や内装の決定稿となっています。
この作品のキャラで特徴的な 「目の描き方」 や 「髪のハイライト」、「足のつま先の開き具合」、「衣装の描き方」 などに細かい指示が出されていて、とても興味深いのです。



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目の影の実線や頬の線、スカートのラインにおいて 『色トレス』 という用語がよく使われています。

『色トレス』 とは、キャラに影がついた場合などにできる、色と色との境界線をなぞること。
セル作品においては、仕上げ時に絵の具でトレスするため、トレスマシンに反応しないように、作画時に色鉛筆で線を引くこと。
また、仕上げ時の絵の具をハンドトレスで引くこと。色トレスによって引かれた線を色トレス線という。
デジタル制作になり、作画時に色鉛筆で色分けを描き込んでおけば、仕上げ時にはペイントするだけとなり、色トレス作業はなくなった。
それだけに、作画時に色鉛筆の色トレス作業が、そのまま仕上げの色トレス線として出てしまうため、色鉛筆の硬筆、軟筆、色などの選別が必要になっている。
- アニメーション用語集より -

目の瞳の部分が黒く塗りつぶされず線で描かれているのはアニメでは珍しいし、スカートのラインを実線で描くのも珍しい。実線のランダムさが活かされています。



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アニメ 『けいおん』 でも特徴的だった 「つま先の開き具合」。
まどか・ほむら・仁美は少しウチマタ、マミは基本平行で、さやか・杏子は開き気味の指示が出されていて、女性らしさや男っぽい性格がつま先でわかるようになっています。



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あと気付いたのが、まどか・ほむら・さやかは普通のローファータイプなのに対し、仁美はバンドタイプの靴を履いているということ。
こういうところにお嬢様の気品のようなものを感じさせています。また魔法少女になったとき少し身長が伸びるなんて発見もありました。



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家や学校の外観や内装の決定稿には新房監督の印が押してあったり、学校指定のカバンに留め金が付いていたりとか、結構知らないことや発見が多くありました。
設定資料集を見てから第1話を観直してみましたが、今までとはまた違った視点で観られるのでとても楽しいです。買って良かった。そんでもって、後悔なんて、あるわけない。

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テーマ: 魔法少女まどか★マギカ
ジャンル: アニメ・コミック



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