物理的領域の因果的閉包性


花咲くいろは 第15話 「堅白同異」

2011-07-11 2011


堅白同異 【けんぱくどうい】

堅くて白い石があるとき、堅さは手で触れるとわかるが色はわからない。
目で見ると色が白いことはわかるが堅さはわからない。
「堅さ」 と 「白さ」 とは別個の認識であるが、存在としては一つのものである、という考え。



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「好き」 と 「嫌い」 は明らかに違うもの。でも結果として 「楽しい」 のなら、「好き」 も 「嫌い」 も関係ない。結名は旅館の仕事を見ているだけでやったことはないから、それがどういうものかを知らない。
一方花は実際に仕事をすることでしか理解出来ないし、ふと我に返るまで理解していたかどうかさえ掴めていない。花はすべて結果ありきで、課程を深く考えていない。だからとりあえず行動している。

同じ 「旅館の仕事」 をしたことによって、根拠を大切にしてた結名と結果を残すために努力した花が 「楽しい」 を共有出来た。結名の 「好きなほうが楽しい」 の概念が崩れ 「嫌いだけど楽しい」 を知った。
「楽しい」 を知った結名が、なぜあえて福屋の仕事を選んだのか?それは第1話で花が思っていた 『今とは違う自分』 と同じ心境。気付けば 『違う自分』 になっていた、それを知ったのは東京に行ったから。
結名も宮崎の福洋に行ったから、今まで身近にあった福屋の良さを知った。しかし好きも嫌いも関係なければいろんな可能性があるのにもったいない!と思ってしまう。でもそこで重要になるのが花の存在。

花は大事な友達、だけどライバル喜翆荘の孫。違うことをして花に勝っても絶対満足はしない。だからあえて福屋を選んだのだろう。同じ舞台に立つことで真のライバルになったのだ。もちろん恋の面でも。
存在としては一つの旅館、一つの仕事、一つの孫という立場、一人の女性ではあっても、「好き」 と 「楽しい」 が別個なように、「堅さ」 と 「白さ」 とが別個なように、2人の思いや考え方は違うんだろうなと思った。

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テーマ: 花咲くいろは
ジャンル: アニメ・コミック



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