物理的領域の因果的閉包性


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アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第14回 「ねりまさん」

2016-02-29 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第14回はブログ『宇宙、日本、練馬』のねりまさん @AmberFeb201 です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

 「アニメは子どもの観る幼稚なもの」という先入観から自由にしてくれたのは、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』かなと思います。深夜に放送しているのを偶然みて、こんなにカッコよくて面白いアニメもあるのか、とめちゃくちゃ驚きました。その1年後くらいに『涼宮ハルヒの憂鬱』をリアルタイムで観てどはまりし、いわゆる萌え系のアニメに対する偏見も薄れたのかなという気がします。


好きなアニメ作品を教えてください。

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
『バッカーノ!』
『茄子 アンダルシアの夏』
『COWBOY BEBOP』
『モノノ怪』
『STAR DRIVER 輝きのタクト』
『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』
『機動警察パトレイバー the Movie』
『氷菓』
『SHIROBAKO』 


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

 ここ1年くらい一番思い入れが強いのは『氷菓』です。青春とかかわる形象が、1年という時間の中に、さまざまな人たちの中に、形を変えて無数にちりばめられていて、それにたまらなく惹かれます。青春とともに「謎」もひとつのテーマだと思うんですが、作中でその解答が必ずしも明示されないままの謎がこれまたちりばめられてもいる気がして、それに思いをはせたりあれこれ考えたりするのも、また楽しい。原作とは雰囲気の異なる部分もありますが、それも含めて理想のアニメ化だと思っています。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

 しいて言うなら「物語」なのかなーと。「物語」ってなんなんだよ、って感じですが、そこで展開される人間関係や心の揺れ動きの総体、みたいなものとしての「物語」、ということで。画面やその動きから「物語」を読み取っていけたら理想なんでしょうが、どうにも未だに画面の「読み解き方」みたいなものがわからず、どうしても台詞にばっかり目(耳?)がいってしまってる感じがしますね、自分の記事を読み返すと。画面の読み方みたいなものを勉強したいと思ってます、はい。


あなたにとってアニメとは?

 現実の生に、異なる意味づけを与えてくれるもの、かなと。 自分の今までの/これからの、そしてなにより今この瞬間の自分の在り方を揺さぶって、影響を与えてくれるものというか。


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

 ブログを始めたきっかけは、文章を書く練習がしたいなというのと、その時その時の思ったことを忘れないでおきたいな、という2点です。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

 とにかく、「今この瞬間の自分の考えたこと」、これに尽きます。時間が経つと人間って誰しも変わっていくし、考えてることも変わっていくと思うんですね。だから、その時の自分の考えていたこと、感じたことを書き記せるのはその瞬間の自分だけだと思うわけです。
 黒田硫黄の漫画、『セクシーボイスアンドロボ』の第1話で「今救えるのは、宇宙で私だけ。」という台詞があって、その志を胸に主人公のニコが、人助けをしたりしなかったりする物語が展開されていくんですけど、僕も「今書けるのは、宇宙でこの私だけ!」という心持で書いたり書かなかったりしています。
 そういうわけで、感想は「その時の自分が作品をどうみたのか」ということをシンプルに書くようにしています。「誰々が何々する物語」・「誰々が何々する物語」という風に要約するような感じで作品の見立てを書くような感じで。


あなたにとって感想(考察)とは?

 「今この瞬間の自分の考えたこと」を通して、その時の自分が逆照射されるような文章じゃないかなと。少なくとも自分にとっては、その感想とそれを書いている瞬間の自分が分かちがたく結びつき、感想を読むと作品をみたときの記憶がよみがえってくるようなものというか。熱い紅茶にマドレーヌを浸して食べた時のように。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

 1日くらいぼんやり頭の中で考えて、1時間くらいでばっと書くような感じです。もしくは見た直後に勢いで書き始めるか。書いているときは集中して書くようにしてますが、書き始めるまでだらだらしてしまうことは多い気がします。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

好きなキャラ
 伊原摩耶花   『氷菓』
 ノーベンバー11 『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』
 北白川たまこ  『たまこまーけっと』

 ぱっと思いついたのがこの3人でした。『氷菓』のなかでは摩耶花に惹かれるんですが、彼女が魅力的に映るのは里志に感情移入しているからかもしれないなーと。ノーベンバー11は僕のなかにくすぶる中学2年生マインドを時たま強烈に呼び覚ます危険人物です。北白川たまこさんは救い。制作会社・スタッフについてはあまり詳しくないので思いつきで挙げるのがはばかられるのですが、榎戸洋司さんには人生レベルでの影響を及ぼすなにがしかのものを注入されているのではないか、と思ったりします。


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

 Twitterでフォローさせてもらっている皆様には日々影響を受けているのですが、とりわけNag@Nag_Nayさんが編集を務めておられる『アニメクリティーク Vol.2』所収のmakito+Nagさんによる
『serial experiments lain』を論じた文章が非常に強く印象に残っています。僕が漠として掴みかねていた作品の構造がテクストを読むごとにクリアになっていくような感覚があり、「俺は世界の真理を知ってしまった...ッ」と一人で唸りました。作品内の細部を丹念に拾い集める読み、それをひとつの物語として再構築する語り、その力に屈服し歯ぎしりしながら、俺ももっと深く読んで巧みに語れるようになりてえなあ、なんて思ったことを憶えております。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

 あんまりグッズ収集とかには惹かれないのですが、ふと購入したねんどろいどの七咲逢さんが非常によくて、ねんどろいど千反田えるさんないし伊原摩耶花さんの発売を祈る日々を過ごしています。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など

 やっぱり「今この瞬間の自分の考えたこと」は、いま・ここにいる自分しか書き記せない、ということに尽きるのかなあと思います。忘れっぽいので、忘れてもいいようにその都度感じたことなり考えたことは書いておかないとなーと。ちょっと前に自分で書いた文章は「こいつはなにを言ってるんだ...」みたいなことになるくらいには他人事になっていく感覚があるんですが(正直半年前の自分の回答を見直してさえそう思ったりしました)、その他人が書いたように感じる文章すらたしかにあの時・あの場所の自分がそのように考えた証拠として残ることが、少なくとも自分にとっては意味のあることだと考えています。
 それとやっぱり物事をより深く・豊かに楽しむために「読み・語る」という力を鍛えることには意味があると思っていて、より深く・豊かに読んで語れるようになりたい、という気持ちはあるのかなという気がします。読んで書いての反復を繰り返せば、牛歩のようにでもより深く・豊かに読んで語れるようになるんじゃないかと素朴にも信じているので。


宣伝・アピール欄

 まだブログやったりTwitterやったりの年数ってそれほどじゃないのですが、始めてみて一番よかったのは、似たような趣味の人とわりといっぱい知り合えたことなんじゃないかと思います。人との出会いに感謝です。



・ インタビューにご協力頂きありがとうございました

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