物理的領域の因果的閉包性


アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第31回 「絵樟カリバーさん」

2015-07-12 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第31回はブログ『江楠‐weblog』の絵樟カリバーさん @EX5551 です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

幼い頃からアニメはぼんやりと好きでしたが、明確に好きになったのは中学生の時に観た『鋼の錬金術師』(2003年)がきっかけだったと思います。それまでアニメというと『ドラえもん』や『サザエさん』のような夕飯時に大人から「観せてもらう」ものでしたが、本作にふれてからアニメを「自分から観る」欲求が芽生えました。


好きなアニメ作品を教えてください。

ゾイド-ZOIDS-、ボンバーマンジェッターズ、墓場鬼太郎、UN-GO、蒼き鋼のアルペジオ など


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

 『ゾイド-ZOIDS-』(1999)
 大戦後の惑星を、少年少女が生体メカを駆って冒険する。ロマン詰め込みまくりなフォーマットと、なぜか今にも通用するオーパーツ的な3DCG描写が、15年経った今でも忘れられないです。ゾイドのプラモデル制作にハマっていた思い出もあり。
 本作含めて、何かしらチャレンジングな要素のある作品が好きなんだと思います。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

 今までの作品群やジャンルの中での位置づけと、その作品ならではの独自性、その両方を視聴中に探しています。キャラクター単体よりはストーリーや世界観全体の方に目が行きがちです。だから作品感想がお話をなぞっているだけになることが多く、ちゃんとキャラの動作やカット割り、構図等の映像文法から読み解けている人は本当に尊敬しています。


あなたにとってアニメとは?

前述の答えとちょっと被りますが、自分に馴染み深い事物に囲まれていたい/まだ知らない何かに出会ってみたい、その矛盾した欲求に応えてくれるモノです。


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

 このインタビューシリーズにも参加している鈴木ピクさんと同じく、もともとは映画レビューサイトに映画を観た感想を投稿していて、そこから映画感想メインのブログを始めたのですが、気がつけばアニメ感想の方がメインになっていきました。
 転機は『UN-GO』の各話感想を書ききったことです。書くうちに脳内で考えているだけでは言語化できていなかった自分自身の無意識的な考えが露わになってきたのは驚きでした。
 それでアニメ感想を書く面白さを知った・・・は良いのですが、しばらくすると視聴本数減少にともなって感想記事数も少なくなっていき、ここ2年ほどはTwitterで短文書き散らすばかりでブログでのアニメ感想はほぼ放置状態でした。
 そして本当にここ最近、7月入った辺りから、『UN-GO』を彷彿とさせる『乱歩奇譚』が始まったこと(実際視聴してみると似て非なるものでしたが)、『鋼』『UN-GO』スタッフの新作が発表されたことで再度火が点き、アニメ感想ブログ更新に復帰した次第です。
 しかしこうしてみると、つくづく水島精二と會川昇の掌の上なアニメ歴・・・(笑)。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

 自分にはその作品がこう見えた・こう聞こえた、という実感をメインに伝えようとしている・・・というか、それを過不足なくフルに伝えきることを理想にしています。制作者の意図とか時代背景よりも自分の主観ありきなので、自分が書くのは印象論・結果論でしかないということはいつも心に留めています。
 それでも、本当に作品を推したい時・評論同人誌等に寄稿したりする時などは、論旨に説得力を持たせるために先行資料を参照することが多いです。


あなたにとって感想(考察)とは?

 作品を観た時の感慨や思考を書き留めておく備忘録であり、他の人の感想と照らし合わせてさらに何かを発見するためのもの。基本的には自分のためのものですが、そのうえで誰かに何か別の・新たな観方を提供できているのであればいいなあと願っています。
 だからか、作品の評価や出来をすっぱり断定するような感想は書き難いです。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

 のべ数日かかる時もあれば、一時間くらいでぱぱっと書いちゃう時もあってバラバラです。何とか復帰しつつある今は、記事作成を長引かせて腐らせてしまうより短く拙いものでも早く公開することを優先しています。
 記事を書いてる時はだいたい他事をしながらです。
 このインタビューも、ラジオ聞きながら書きました。



・ インタビューにご協力頂きありがとうございました

関連記事


Copyright © 物理的領域の因果的閉包性 All Rights Reserved.