物理的領域の因果的閉包性


アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第32回 「かてぽんさん」

2016-02-14 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第32回はブログ『かて日記-あにめな生活-』のかてぽんさん @kate_pon です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

物心ついた頃にはアニメというものに夢中になって、テレビにかじり付いて見ていたように思います。田舎育ちの自分にとって、懐かしの名作や新作・準新作を豊富に放送してくれた「衛星アニメ劇場」は貴重な番組枠でした。
幼少期にはガンバの冒険でノロイに恐怖心とトラウマを植え付けられ、緑山高校からは非現実へツッコミを入れるギャグの楽しさを、ナディアやさくらには春芽のもえ出づる感覚を教えて貰いました。挙げ出したらキリがないんですけど、本当に数えきれないほど沢山の素敵な思い出と出会いをもたらしてくれた「衛星アニメ劇場」なくして、今の自分は無かった事でせう。
中・高校くらいから一般人として軸がぶれて傾き始め、キッズステーションやWOWOWノンスクランブルに支えられつつ傾きを増し、深夜アニメという深淵なる底なし沼にのめり込んで今に至ります。


好きなアニメ作品を教えてください。

宇宙のステルヴィア
咲-Saki-シリーズ
帰宅部活動記録
ロウきゅーぶ!
戦国コレクション
Kanon,AIR,CLANNAD,Little Busters!
ぱにぽにだっしゅ!
極上生徒会
R.O.Dシリーズ
彼氏彼女の事情
デ・ジ・キャラット
ギャラクシーエンジェル1期、2期
カードキャプターさくら
ちはやふる
けいおん!シリーズ
放浪息子
結城友奈は勇者である
SHIROBAKO
響け!ユーフォニアム


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

見たコトない人は見てみて欲しいという意を込めて『彼氏彼女の事情』を。

モノローグの多用、文字演出、実写背景の加工、実写アフレコ次回予告 etc..自分にとっては何もかもが新鮮で衝撃を受けました。とにかく笑えて泣けて、感心して震感する新感覚アニメでした。
無機質なイメージの工場風景・排水溝・信号機・線が切れて何処にも(誰とも)繋がっていない電柱などで登場人物の心理を暗に示す映像演出、心情や雰囲気に合わせたBGMのタイミングなんかも絶妙で、アニメーションって本当に奥深いモノだなぁと感じさせてくれた作品です。
作中に出てくる言葉の数々にハッとさせられては、本当の自分や生き方についての哲学的な何かを考えてしまいます。その探し物は見つけにくいもので中々見つからないのだけど、根を詰めすぎないように楽しい経験を積み重ねながら辛苦を乗り越え、いつまでも探していくのが人生なんだろうなって思ってます←なんですか、これ

色々ヘコむ事があっても、OPアニメ『天使のゆびきり』を見たら元気が湧いてきます。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

作品毎、各話毎、さらにはシーン毎で注目する部分が異なるものだと思いますが、「主に」ということなら演出を含めたキャラクターの表情や心情の描写です。でもあまりそれに拘ってはいません。アニメは千差万別、その見方も様々なので作品毎に自分に合った視聴スタイルを取っているつもりです。見方が分からないまま終わるアニメは刺さりませんし、記憶にも残りにくいです。自分はぽぽたん、もといピヨたん並みの鳥頭なので。


あなたにとってアニメとは?

「どう考えても今が最高到達点だろ…」という予想を超えてくる化けものですね。自分浅はかなり。クール毎で見れば上下するものの、通年でいえばまだまだ上昇傾向にあると思っています。どこまで上って行けるのか正直不安に思うことも。
あとアニメ・ライフ・ワークの3つの内1つでも崩れると、全てが身に入りません。国はアニメライフワークバランスについてもっと真剣に取り組むべきです。ちなみに今現在の私はバランスが崩れて夏アニメが全く視聴できていない状況ですので、これからリハビリしていきたいです。


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

最初は格ゲーサイト⇒格ゲーブログをやっていて、アニメとは無関係の内容でした。身内で集まってゲームする機会が減っていくと更新のネタがなくなり、日々の出来事を書く日記となってからは自然とアニメのことを書くようになりました。最初はアニメの「感想」という意識はなく、視聴記録としての意味の日記感覚で。
書いたものに対して反応があると楽しくなってきて、毎週のアニメ視聴を自分も他人も楽しめたらもっと楽しいねって思いから、感想はじめました。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

上でも書いた通り、自分も他人もアニメ視聴が楽しくなれば此れ幸いだという気持ちで感想を書いています。なので、ネガティブな意見はあまり書かないようにしています。それでも自分が納得がいかない所は譲りませんし、文句も言います。
感想スタイルはネタに走るのが好きですが、よそ様の感想や考察に触れるようになってからはネタに走らなくても他人に面白さを伝えられる事に気付き、足りない頭で言葉を紡いでいます。要は「アニメって楽しいよね、一緒に楽しもうよ」と伝えたくて発信しています。


あなたにとって感想(考察)とは?

作品への想いを形にして残せるのが感想だと思っています。言葉にすることで誤変換したりコンバージョンが低下したりするのですが、感じた想いに近い表現が出来た時は気分爽快になりますし、たまにコンバージョン100%超えする事もあるので、表現する際に工夫を凝らすのは楽しいです。
あと、感想を発信している方には何らかの形で記録し、"残して欲しい"と思います。後に残すと気持ちを共感する機会が増えると思っているので。例えば見知らぬ誰かがオンエアーから数年経った後、何かのアニメ作品に触れた場合。その作品を気に入った人が感想を求めて検索をかけた時に、感想が検索に引っ掛からなかったり少なかったら寂しくないですかね?
感想を残すことは、まだ見ぬ未来のアニメ文化を救うことになるかもしれないのです!だから更新しなくなっても消さないで下さいお願いします気が向いた時にまた更新してください。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

改まって記事にする場合は構想を練ることもありますが、各話感想を書くことがほとんどなので練りません。記事に割いてる時間は1時間~、書く内容が見つけられず数時間かけて捻り出す時も稀にあります。そんな無理して書かなくても…と思いますよね、自分もそう思います。
感想を書くことで妄想 思考を巡らせる遊びをしているので、書いている最中は別の遊びはしません。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

・キャラ
智花、真琴、縁


・制作会社
Studio五組、動画工房、マッドハウス

どの制作会社が好きというより、好きなスタッフ・アニメーターさんが所属している制作会社の作品を高確率で好みになっている、って感じです。マッドハウスで言えば浅香守生さんやいしづかあつこさん監督作品が好き、といった風に。
上記以外で、自分がここまでアニメ好きになれたことに感謝してるのは京アニとシャフトです。


・スタッフ
好きなスタッフが多すぎて選べま10!
(作画面で)
佐々木政勝、佐々木貴宏、大島縁、
野口孝行、野中正幸、田中宏紀、
酒井孝裕、川村幸祐、飯塚晴子、渡邊義弘、渡辺敦子、池田晶子
脚本ではザッパゴウ、吉田玲子、ふでやすさんですね。敬称略。


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

多くの方々に影響を受けていますが、影響大なのは技研さん、ヨークさんです。

技研さんのラグランジェの色に関する考察(輪廻のラグランジェ 第7話 「曇り のち 鴨川」)や、C3 -シーキューブ- OP 考察など、自分では到底考え付かない・思いもよらない視点の数々で、記事を拝読した時はとにかく衝撃を受けました。ラグりんは自分も各話感想を書いていたんですが、同じアニメを見て書いたものとは思えませんでした。

ヨークさんはアニプレッションvol.2の『まどマギ』リボン考察。こちらも衝撃が大きく、今思えばこの頃から、アニメに触れて見渡したときの周りの景色が少し変わって見えるようになった気がします。
その後、アニプレッションメンバーのスカイプでは多くの事を学ばせていただきました。色々ありましたが、メンバーの皆さんにはアニメを語る楽しさを教えてもらって、ホントに感謝してます。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

円盤賛成!あとグッズ、フィギュア、その他諸々。公式から同人、良いと思ったものはなんでもかんでも見境なしです。ライヴやイベントにもタイミングが合えば参加するっす。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など

休日で時間のある時に更新。無理をしないことで安定してモチベを保てます。ルーチン外で気分が高揚した時は、その想いをツイッターにぶつけるw
自分の殻に閉じこもると虚無感としか向き合えない気がするので、他人の感想、着眼点、価値観に触れるのは大変有意義であり、より「アニメを見ている実感」が湧きます。視聴モチベが上がれば、感想モチベも湧くという。目指せ理想の連鎖反応。


宣伝・アピール欄

かて日記とかいう「今どき"日記"とかwww」なブログ名でブログってます。
アニメが好きです(突然の告白)
「食らえ、この愛!」


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました

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