物理的領域の因果的閉包性


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GANGSTA. 第3話の原作比較とアニメの素晴らしさ

2015-07-20 2015


アニメの構成

・ アニメ第1話 → 原作第1巻エピソード#01 
・ アニメ第2話 → 原作第1巻エピソード#03、#04、#05のラスト
・ アニメ第3話 → 原作第1巻エピソード#05、#02

アニメの第3話までが原作の第1巻に収まっています。原作は5つのエピソードから構成されており、アニメでは少し変更されています。
第3話の #05 と #02 はどちらもウォリック(cv.諏訪部順一)の過去に関係する話なので、一緒にすることでわかりやすくなっています。
第2話も繋がった話なので、まとめてもらったほうが雰囲気を掴みやすいし、話数としての締めもしっかりした感じになっていいと思います。


第3話の相違点



では記憶が新しいところで第3話の比較をしてみます。アレックス(cv.能登麻美子)がゴミ箱のそばにあったミントケースを拾う。
原作でここはウォリックの寝ているところにあった手話の本ということになっていて、ニコラス(cv.津田健次郎)を理解しようとして
アレックスが手話を勉強するというシーンが少し描かれています。ミントケースになった理由は原作のエピソードを上手く繋げる為、
もしくはアレックスの心情をわかりやすく伝える為だと思われます。煙草屋のおばちゃんの言葉を上手く使って繋いでいますね。

あとウォリックから便利屋の窓が映し出せれるシーンは、第1話のアレックスの居場所と対比になっているところがいいですね。
第1話ではウォリックとアレックスの距離感、第3話ではウォリックとニコラスの距離感が絶妙に表現されているな、と感じました。


gsta03-2.jpg

娼館でニコラスの顔に手を伸ばすシーン。原作では1ページ分しかありませんが、扉の内側からのぞき見えるアレックスの表情や
扉の締まり具合など、描写を細かくすることで、ニコラスの過去にも何かあったのか、そんな不安感を増長する映像になっています。


まとめ

アニメになるとアクションに目が行ってしまいますが、ニコラスが基本言葉での会話ができないこともあって、キャラの位置関係や
状況理解の速さがアニメになることで数倍増している感じがします。あとは手話シーンであったり、セリフのない映像表現の追加、
そしてなんといってもニコラス役、津田健次郎さんの演技です。原作では切り抜きのコラージュのようにフォントに大小のアクセントを
つけて表現してますが、芝居のニュアンスが最高です。聞き取りにくいようでいて、何を言ってるかちゃんと理解できる発声です。
小学校のとき若干聞き取りにくいくらいの同級生がいましたが、びっくりするくらいリアルですね、かなり練習したんだと思われます。

原作を知っている方からしても満足できるアニメになってるんじゃないかと思います。劇伴や演技だけでも聴き応えありますね。
バイオレンスな作風が苦手な方もいるでしょうが、この作品は人間ドラマが主体なので、その雰囲気だけでも楽しんでもらいたいです。


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