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僕だけがいない街 第2話 感想 『たなごころ』

2016-01-17 2016

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原作未読です。母が料理を作るシーンがとても良かったですね。ハンバーグの大きさの違い、音、香り、母との会話。
私も子供の頃はよく食べてたのでおかずが少し多めだったり、スイカが好きだったので大きめに切ってもらったりしてました。
親との会話も学校のことや友達のことを細かく聞かれるのが嫌で、適当に言って聞いたフリしながら空返事ばかりしてました。
29歳までの記憶を持ったまま子供に戻ったから気付けること、母親を亡くしてしてから気付くこと、そんな描写が秀逸ですよね。


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悟が食事をしながら涙を流すシーン。「ごめんなさい」の一言にはいろんな意味合いが含まれているんだと思います。
箸の先に涙が付いたりするところも描写が細かくていいですね。あと誕生日パーティーをしたいって言ったあとの母との夜。
母が左手で指折り数えてるのは友達の人数を確認してたんですね。悟の左手を握りしめるところから母の手を意識させる。
そしてモノローグと音楽だけを流した状態で母の手だけを見せているところが、このあとの「妖怪め!」という驚きに繋がる。
悟の心情にシンクロさせるための演出なんでしょうね。こういう見せ方も凝っているし、キャラの気持ちにグッと入り込める。

サブタイトルの『掌』は「てのひら」の他に「たなごころ」とも読めるそうです。「たな=手」、「ごころ=心」で『手の心』。
心には中心という意味があるので『手中=所有・支配の範囲内』とも解釈できます。雛月と手合わせは意思の疎通や支配。
母の手料理によって理解が深まるといった意味でも『掌』という言葉の広がりが、この話数を通して感じられた気がしました。


参考記事:「ひそかブログ」 - 僕だけがいない街 第2話 感想 - おい29歳しっかりしろ! ← バカなの?


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