物理的領域の因果的閉包性


アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第70回 「くろっくさん」

2016-01-24 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第70回はくろっくさん @ClockWorkStudio です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

アニメ鑑賞を本格的な趣味としてやり始めたのはここ10年くらいですが、そのきっかけになったのは、「交響詩篇エウレカセブン」の一挙放送をGyaoで見たことです。
メカ戦闘も音楽もかっこよくて、話も面白い。エウレカがこんだけおもしれーんだから、他にもきっと面白いやつがあるはずだ、と探し始めたのが始まりです。


好きなアニメ作品を教えてください。

上記の「交響詩篇エウレカセブン」はもちろん好きです。
ここ数年のものでいうと「TARI TARI」「凪のあすから」「SHIROBAKO」は他とは別格で好きなのですが、これ全部P.A.WORKSなのは意識してそうしてるわけじゃなくてたまたまなんですよね…相性がいいのかな。


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

「TARI TARI」
もうタイトルからしてそうですけど、会話というか掛け合いが、ボールがポンポン跳ねるようなテンポの良さがあって楽しいんですよね。あと音楽がとても印象的で。「心の旋律」という、話の中で重要な歌があるんですけど、これのフレーズが劇中の他の歌とかBGMにも繰り返し使われていて、曲に関するエピソードの積み上げも相まって、思い入れが1曲に収束する感じがあります。今でも聴くと涙腺が刺激されます。
今(2016年1月期)放送されている「ハルチカ」は同じスタッフが多数関わっている作品で、やはり同様に会話のテンポの良さがあって、とても楽しいです。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

特定の部分を強く意識して見てたりはしないですね。何も考えずに見て、生じてきた感情を受け取ってから分解して要素にたどりつく、というプロセスを踏むことが多い気がします。
ただ傾向はあって、音楽とか戦闘アクションは意識が行くことが多いですね。
話に乗れないと他の部分が良くてもなんか引っかかる感じになってしまうので、脚本は最初に見てる感じはあるかもしれません。
自分がエンターテイメント業界の端のほうで飯食わせてもらってる身なのもあって、商売の打ち方(企画とかマルチメディア展開とか)は興味あります。プロデューサーのインタビュー読むのとか好きです。昨年で言うと、インフィニットの永谷Pのインタビュー( http://ascii.jp/elem/000/001/005/1005155/ )は結構面白かったです。それとCGも目が行きます。
聖地巡礼が好きなので、舞台になってる場所には興味が行きます。


あなたにとってアニメとは?

物語のメディアは「自分を現実と異なるコンテキストに連れて行ってくれるもの」で、その中でアニメは絵と音があることでその没入感が強いもの。
実写と比較すると、絵での表現になるので表現の自由度が高く、現実からより遠くに連れて行ってくれるものだと思っています。


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

Twitterは8年前からやってますが、当初からアニメにかぎらず最大の目的を「思考や感情の記録を残す」ことに置いていて、それをアニメ鑑賞でも行っている、という形です。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

一応、自分が興味を持った対象についてつぶやくことで、誰かが興味を持ってくれたら嬉しい、というのはあります。どちらかと言うと溢れ出る感情をなんとか140字にまとめて書き留める、というのをやっているイメージですが。
できるだけ言いたいことが文脈も含めて140字に収まるようにがんばってます。前後を読まないといけないものは、大抵は読まれないものだと思うので。


あなたにとって感想(考察)とは?

繰り返しになりますが、「思考や感情の記録」(誰かが見て何か思ってくれたら嬉しいな)です。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

基本的に見終わってすぐ書くことが多いです。短くて15分、長い時は2時間くらいかかったことがあったかな。あとでふと思いつくこともあるので、それもなるはやで。
遊んでしまうことはあります。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

感情移入するのはキャラよりも状況のほうが圧倒的に多いので、好きなキャラを上げるのは結構難しいですね。
スタッフが3人とも脚本家なのは、4.で触れた通り、脚本を最初に見てるのが反映されてます。
好きなキャラ1 モモンガ(オーバーロード) 魔王だけどただのネトゲ廃人だったので中身はヘタレ、でも決めるときにやり過ぎなくらい決めてくれるのが爽快。
好きなキャラ2 宮森あおい(SHIROBAKO) 立場的に共感できることがとても多かった。彼女がプロジェクトをやり上げる最終話は個人的にSHIROBAKO最大の泣き所。
好きなキャラ3 比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 1期の悲しきダークヒーローっぷりも、2期の逡巡も両方胸に迫る。
好きな制作会社1 P.A.WORKS 先述の通り。リアルタイムは花咲くいろは以降ですが、だいたいの作品が好き。
好きな制作会社2 bones エウレカはもちろん、DTB、スタドラ、チャイカなどなど。
好きな制作会社3 京都アニメーション リアルタイムは氷菓以降。圧倒的絵力。聖地巡礼好きとして舞台のモデルが毎回はっきりしているのも好き。
好きなスタッフ1 佐藤大さん エウレカのシリーズ構成の人。ジャイロゼッターも大さんはいい仕事してたと思う。
好きなスタッフ2 岡田麿里さん 放浪息子が好きでそこから。毎度毎度えぐい話が楽しい。
好きなスタッフ3 浦畑達彦さん いろんなアニメに現れては話を締めていく人というイメージ。たまゆらhitotoseが特に印象的。


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

アニメの感想を何がしかつぶやく人を数十人フォローしていて、それぞれから多少なり影響は受けています。
その中で1人挙げるとしたらやまぬこさん( @yamanuko_ )です。あのくらい1ツイートにおいしさがぎゅっと詰まった感想を書けるようになりたいです。
影響を受けたツイートはたくさんあって1つ特定のというのはないです。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

(※映像ディスクは買いません)
サントラCDと資料集は買うことがあります。SHIROBAKOの「万策尽きてません」扇子を買ったりと、ちょっとしたグッズを買うこともあります。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など

地元の福岡にアニメ好きの友人がいて、盆と正月に帰省した時に会ってアニメの話をするのが恒例になっています(今年の正月にはその様子を一部ニコ生で配信しました)。
アニメを鑑賞して感想などをつぶやいていくのは、その時のための蓄積という側面があり、それでモチベーションを維持している部分はあります。


宣伝・アピール欄

「交響詩篇エウレカセブン」のファンミーティングから派生する形で定期的に開催されている「Re:Animation」というアニソンとテクノがかかる屋外クラブイベントがあります。
これめっちゃ楽しいので行ったことない人は一度行ってみて欲しいです。



・ インタビューにご協力頂きありがとうございました

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