物理的領域の因果的閉包性


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アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第92回 「micromillionさん」

2016-02-10 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第92回はブログ『micromillion's log』のmicromillionさん @MicrMilli です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

見始めたきっかけと言えるほど明確なものはない。
普通子供のころにはアニメを見ていて、多くの人が小学校や中学校で一度アニメから「卒業」するものと思うが、
私はたまたま「卒業」しないままに今に至っているだけ、と思っている。

その中でも、アニメを深く見るようになったという意味でのきっかけのコンテンツはいくつかあって、
キャッ党忍伝てやんでえ('90):これがあまりに好きでビデオ録画の操作方法を覚え、気に入った作品を繰り返し視聴するようになった。
機動戦艦ナデシコ('95):「ばかばっか」にやられた。たぶんグッズとかを集めるようになったきっかけであろう。
エルフを狩るモノたち('97):深夜アニメの走りであり、ナデシコ熱冷めやらぬ頃にキャラクターデザイン後藤圭二つながりでスタッフを見るようになったきっかけ。
このころにはアニメから離れる理由がほぼなくなっていたように思う。


好きなアニメ作品を教えてください。

ざっとここ30年くらいのアニメのタイトル一覧を見直して、テレビアニメからいくつか。
キャッ党忍伝てやんでえ、
機動戦艦ナデシコ、
センチメンタル・ジャーニー、
おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ!、
ニニンがシノブ伝、
おねがいマイメロディ、
人造昆虫カブトボーグ V×V、
氷菓、
戦国コレクション、
スペース☆ダンディ、
放課後のプレアデス

好きなだけならもっとあるけれど、挙げたものをあらためて見てみると、単純に好きなだけというより、何度も繰り返し見ているものを選んだようである。
出てくるキャラクターが変わらないままオムニバス形式を採用しているアニメが基本的に好みのようであることが見て取れる。

経験上、繰り返し視聴が始まるとどうしようもないほどハマっている。
一度見て、内容の見落としがないか確認のためにもう一度見て、次の週の放送が始まる前に復習のために1話から最新話まで見る、といったことをし始める。
好きな作品は60回くらい1話から最終話まで再生したあたりで数えるのをやめた、といった調子である。


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

他の誰もが書かなそうな、「おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ!」について。
2002年の放送。日曜朝7時半からの科学アニメで、裏番組が「所さんの目がテン!」だった。視聴率的には全く振るわなかった。
子供向け科学アニメなので、科学的な観点と、簡単のために科学的でない嘘が同居している。

見どころは、
科学と、それに対する嘘と、毎回お約束をひねり出すための不思議な舞台設定、そして2クール構成であったが1クール打ち切りも覚悟していたかのような物語構成。
一転2クール目からは打ち切りがなくなったせいか一気にはっちゃけ始め、やたら可愛いゲストキャラクターが乱発。
毎回、なんじゃこの話は、とゲラゲラ突っ込み、笑いながら視聴していた。
スタッフと悪ノリを共有できたような錯覚を覚えていた。
最後に。一期ED「海と月の光」はたいへん美しい。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

舞台設定とそこに対する誠実さ。小説ではSFを好んで読むせいか、設定が突飛であっても、そこに息づく人間がそこの世界なりの論理に納得できれば面白く見るのだと思う。
逆に、たとえば江戸時代の話にもかかわらずキャラクターの行動規範が現代のものであると興ざめしてしまうところがある。
(しかしながら物語の面白さはあえてそこに行動規範の齟齬を持ち込むことで生まれたり、歴史ものであれば、その時代も現代も本質的なところに変わりがないと分かることが面白いということもあり、
上で書いた誠実さは、決して一定不変の注目点ではない)
物語全体の構成のバランスや、製作者の試みや志といった観点も結構重視している気がする。


あなたにとってアニメとは?

窓。そこから社会を覗いていると思っている。
きっとひとつひとつの窓から見えている世界は狭いものではあるが、窓はひとつではないのだ。


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

たまたまTwitterのタイムラインで、「話数単位で選ぶアニメ10選」という企画があるのを知り、2015年のアニメで、嫌みにならないようにいろんな人に面白かったアニメを勧める手段として使わせてもらったというのがきっかけというか実態である。
また、普段からアニメは見ても、感想や考察という形に落とし込むことは少ないので、新しいことに挑戦したかったというのもある。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

作品を見てみたいと思わせたい。
しかし、不特定多数の人間に向けて書くよりは、特定の人に合わせてアニメをお勧めすることの方が多いので、勝手が幾分違っており成功しているとは言いがたい。
また、文章を口に出した時、音としての通りやすさとそのリズムについては、常に意識を向けている。
これは考察に限らず、小説、Twitterなどでも同じ意識を持っている。うまくできているかどうかは不明。
また、極力初めて見た人にも意味が通じるような文章を心掛けている、が、これもうまくできているかは不安が残る。


あなたにとって感想(考察)とは?

自分の感想(考察)は、受けた感銘を自身の内部で消化しきれなかったときの受け皿。
人の感想(考察)は、創作物を解体し、咀嚼して新しい味わい方を見せてくれるもの。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

構想は1日から1週間程度。
執筆は数時間程度。
校正は、そのあと何週間か掛けて時間を捻出し、執筆の3倍程度の時間を掛ける。
執筆したり校正したりしている間には遊びまくり。
遊んでいるとはいっても、ときたま「あの表現はこうした方が伝わりやすいな」と思い出しては校正することも多いので、
遊んでいるという認識ではなく、寝かせているのだと自らに言い聞かせている。
ただ、寝かせた結果、アップロードすべきタイミングを外しそのままお蔵入りにすることはよくある。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

好きなキャラ:
キャラクターを3人選ぶなんて正直難しいが。
a.ひかる--放課後のプレアデス:言葉にできない。ただひたすらに話が良かった。彼女になにか神性に近いものを見出している。
b.ホシノ・ルリ--機動戦艦ナデシコ:ルリルリ三部作も、19話「明日の『艦長』は君だ」も本当に良かった。
c.獅堂 光--魔法騎士レイアース:今日に至るまで元気な女の子のキャラクターが好きなのが、たぶん光の影響だと思う。

制作会社:
好きな制作会社と言われていまいち思いつかず、よくよく考えてみると制作会社という観点でアニメを見ていないということに気づいた。
経験上徹底的に合わない制作会社であれば避けることがある、程度である。

スタッフ:
a.佐伯 昭志
b.後藤 圭二
c.浦沢 義雄
自分の感性に合う合わない、に近いものなのでコメントは特になし


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

天体による永遠――『放課後のプレアデス』について - Close to the Wall
http://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20150714/p1
長文の感想・考察としてはもう自分が何かを書く必要ないと思わされた。
あるいは打ちのめされたと言い換えてもよいものだった。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

原作漫画や小説、サントラ、OPEDあたり。
ハマればインタビュー記事や評論、考察が載ってる雑誌だの、新聞だのを購入することも多い。
ライブに行くことはめったになく、ここ10年のライブ全盛時代には珍しいかもしれない。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など

モチベーションは特になし。飽きたらそれはそれでよい。感想考察は誰に強要されているものでもないのだから、書きたくないときには一切書かない、
と自分を追い詰めないことが、ある意味モチベーションの維持として大事にしているものかもしれない。
これが職業に近いものであれば、一日必ず同じタイミングでコツコツ書けるような仕組みを作るのだが、趣味ならこんなもんで良いのでは、という気持ちがある。
結果何年かに1度書くことになったとしても、それはそれで良いと思う。


宣伝・アピール欄

記事中で挙げた作品はどれも好きなので、機会があれば見てみてほしい。
今、特に推しているのは、「放課後のプレアデス」……これについては、ここまで読んだ人には言わずもがなであろう。
それまで人前に出したことがない二次創作の同人誌を書き上げてしまうくらいにはうずうずとした気持ちが湧いて、何かをしてみたくなった。
実際に書いた二次創作は以下のリンクで全文公開しているので、ここまで読んだ方はぜひこちらもどうぞ。

放課後のプレアデス 二次創作小説、
「運命線の結び目解消操作」/「1(micromillion)」の小説 [pixiv]
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6081092



・ インタビューにご協力頂きありがとうございました

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