物理的領域の因果的閉包性


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アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第95回 「なーるさん」

2016-03-17 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第95回はブログ『narunaru_narunaの日記』のなーるさん @narunaru_naruna です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

私の母の影響です。母は今年(2016年)で還暦になるのですが、未だに某声優さんのファンクラブに入っていて、関東でライブがあるたびに私の家を宿代わりにしています。やりたいことをやっているせいか、この年齢でもとても生き生きしていますね。
アニメの見方も母に教わりました。ある種の英才教育ですね。いくつか例を挙げますと、「監督、脚本、絵コンテ、作画監督などのスタッフをチェックしろ」とか「1クール12話の中には大きな山(お話の山場)が2つぐらいないと話が間延びする」とか、「本来の表記と異なる場合(例えば、TV版エヴァの24話「最後のシ者」など)は、2つ以上意味を持たせている場合があるから要注意」とか、今から考えると、とんでもないことを子どもに教えていたなと思います。スタッフロールが流れる前に、今日の作画監督を当てるゲームなども母とやっていました。昨今の総作画監督制だと難しいですが、原画担当のクセなどが読み取れる時代でしたね。
私が小~中学ぐらいの時には、母がアニメの月刊誌を普通に買ってきていました。しかも4冊。アニメージュ、アニメディア、Newtype、あと当時はMEGUという雑誌でしたか、それが普通に家に積んである。それらを逐一チェックして記事の読み比べなどもやっていたので、自然といろんな知識が入ってきた感じです。
こうして当時のことを振り返りながら書いてても、ちょっとした狂気を感じますね。


好きなアニメ作品を教えてください。

つい最近、好きなアニメ10選をツイッターで書いてしまったので、ちょっと転記しますと、

#好きなアニメ当てるまで帰れま10
true tears
GJ部
コードギアス・反逆のルルーシュ
喰霊-零
凪のあすから
花咲くいろは
SHIROBAKO
四月は君の嘘
電脳コイル
絶園のテンペスト

ここに挙らなかった作品だと、灼眼のシャナやログ・ホライズン、おとめ妖怪ざくろや月刊少女野崎くん、氷菓あたりでしょうか。
響け!ユーフォニアムも、吹奏楽経験者としても外せないですね。
このリストからもわかるように、P.A.WORKS作品、岡田麿里作品が多く、日常系作品が少ないです。日常系は苦手なのですが、唯一ハマったのがGJ部ですね。どうしてかと言われても説明は難しいですが。

また、昔の作品が少ないですが、これは父が家にいた時にアニメを見なかったせいです。
父は子どもに厳格だったわけではなかったのですが、私が幼少の頃はアニメや漫画を見るのを父が許してくれないのではないか、と考えていました。実際はそんなことは全くなくて、父は良いと思った作品はアニメだろうが漫画だろうが何でもござれの人でした。
「ぼくの地球を守って」に家族全員がハマッた時には、最終巻を父が買って帰ってきた、なんていう出来事もありました。
母が録画したBLACK LAGOON を勝手に見て、次の週には原作を買ってきたりと、父もけっこうな雑食系です。
この母にしてこの父、そして私あり、といった感じでしょうか。


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

true tears
「true tears」は、自分のアニメに対するスタンスが大きく変わるきっかけになった作品です。
お話自体は取り立てて特別なものがあるわけではないのですが、なんというか、知れば知る程、普通の作品ではなかったのだなと実感します。それを上手く表現できず、伝えられないのが本当にもどかしい限りではあります。
ただまあ、最近は、ttの幻影というか亡霊に取り付かれている気がしていて、これを打ち破ってくれる作品に出会いたい、でも1番は変えたくない、そういった複雑な気持ちもあります。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

脚本やシナリオ、展開を重視します。美的センスがないので、作画方面はあまりうるさくない方かなと思います。
作画を頑張る時間をかけるのではなく、シナリオを整備してもらう方が個人的には嬉しいのですが、昨今の作品を見る限りでは逆の傾向が強い気がします。
決して作画を下に見ているわけではないですが、作画は時間とリソースを突っ込めば何とかなる部分も多いのでしょう。しかし、シナリオはそうではない。
「構想にこれだけ時間をかけた!」とアピールする作品がダメダメだったケースは、いくつも思い浮かぶのではないでしょうか。家を建てるのには、まずきちんとした設計図から用意する必要がある、これに尽きます。
また、ストーリー全体の構成だけでなく、「何を表現したいのか」というところから、各シーンの見せ方、情報の展開の仕方、順序などにも注目しています。シナリオを重視する方は少ないせいか、「文系出身ですか?」と言われたことも何度があるのですが、バリバリの理系でございます。
よく、「脚本なんて現場でも変更されることもあるじゃないか(=存在が軽い)」といった意見も聞きますが、それは言葉の存在や力を軽視していると思います。アニメーションなのに言葉が大事なのか、と問われれば、アニメーションだからこそ言葉が意味を持つ、自分はそういう風に考えています。


あなたにとってアニメとは?

これ以上ない娯楽です。
まあ、アニメに触れるきっかけがあんなだったせいか、どうしても作り手の意識に注目してしまい、「これはどういう意図なのだろうか、何を表現したかったのだろうか」と考えるクセがついてしまっているので、これは良し悪しはあろうかと思います。
ただ、自分にとっては、作り手を意識することは、ある種の対話=コミュニケーションでもあるので、そのやり取りがとても楽しいです。
また、作品を通していろんな部分が見えてくると、現実の世界の見え方も変わるように感じられる瞬間があります。そういった機会に巡り合えると、本当に堪らないですね。
なぜアニメにこだわるのか、ということを考えることもあるのですが、アニメだとイチから絵を起こす必要がある、つまりは作り手の意図がより反映しやすいメディアだと思っています。そういった部分から作り手の考えを読み取りたい、という意識が自分の中にあるから、だから、アニメにこだわっているのかもしれません。


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

自分のアニメに対するスタンスは少し特殊なのだと思います。感じたり、考えたりしたことを見てもらうことで、何かを考えるきっかけにしてもられば、という思いから、いろいろつぶやいたり、(全く更新できていないですが)ブログをやり始めたりするようになりました。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

主には作品の見え方や捕らえ方ですね。
伝え方としては、いくつか評論を寄稿させていただいたり、作品レビューに参加する、というケースがほとんどです。
本当はブログを定期的に更新できれば良いのですが、忙しさにかまけてほとんど手をつけていないというのが実情です。
皆さん、マメに更新されていて、本当にすごいなと思っています。


あなたにとって感想(考察)とは?

上記の質問とかぶりますが、作り手との対話、ということになると思います。
作り手の意図についての考察は正解のない場合がほとんどです。そんなことを考えることに意味はないと言われそうですが、いろいろ考えたり想像したり、インタビュー記事を調べてみたりすることで、作品に対する理解が深まったり、自分自身の世界も広がったり、そういった瞬間を感じられることがとても心地よいです。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

前述のとおり、ブログはほとんど更新できていないので、ここでは寄稿に関して書いてみます。
構想については具体的に日数をカウントすることは難しいのですが、通勤の時間だったり散歩中だったりも含め、本筋となる中身が決まるまでひたすら考えます。
早い場合はすっと出てくるのですが、何も思い浮かばないことも多くてのた打ち回ることもしばしば。そうして延々と悶々と考え続けるうちに、「これで勝てる!」と思う瞬間がきたらようやく取り掛かれる、そんな感じでしょうか。
長いと、何かが降りてくるまで数週間かかるなんてこともありましたね。そういう意味では、締め切り効果ってほんとに偉大です。傍から見ると「なんでもっと余裕をもってスケジュールを取らないの?」と思うわけですが、見るとやるのとでは大違いですよね。このインタビュー自体も「書きます」と返信してから(ry


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

好きなキャラ:
①安藤愛子(true tears)
ttだと、乃絵VS比呂美戦争とよく言われますが、自分は最初から最後まで愛ちゃん派です。劇中では年上キャラの愛子ですが、CV担当だと井口さんが一番若いんですよね。その辺りのギャップも面白いです。
②皇紫音(GJ部)
天才でお金持ちだけれど、常識がまるでなく、主人公にはそのポンコツっぷりを大いにアピールしてくれる、そんな可愛い先輩です。お気に入りのシーンは第5話でのコタツのシーンですね。主人公と2人の時は気を遣って正座していたのに、真央が入ってきた途端に邪魔をせんと足を伸ばすシーンがお茶目ですね。
③紅月カレン(コードギアス・反逆のルルーシュ)
CV担当の小清水亜美さんが大好きで、その中でも好きなキャラです。シュタットフェルト家の令嬢としての顔と、黒の騎士団のエースパイロットとしての顔、その2面性が面白いです。演者関係という意味だと、ルルーシュ役の福山さんとかスザク役の櫻井さんと、小清水さんの関係性も面白いです。

制作会社:
①http://P.A.WORKS  
作品自体も好きですが、堀川さんのアニメに対するスタンスに共感を覚えることが多いです。
②ボンズ
原作モノを丁寧な作品に仕上げてくれる印象が強いです。アニメを見て原作も含めて好きになるパターンも多いですね。
③動画工房
ちゃんと名前を意識したのはGJ部からだったりしますが、月刊少女野崎くんなども楽しく見ていました。

スタッフ:
①岡田麿里さん 
生々しい台詞や展開が多いと言われていますが、個人的にはそのあたりが非常に肌に合っていて、いつも注目しています。価値観とか考え方とかが似ているなと感じる部分も多いです。
②篠原俊哉さん
絵コンテを担当されている回は見応えがあって、映像を見るのがとても楽しいです。強弱の付け方とかも自分の肌に合う感じがしています。
③長谷川眞也さん
TV版エヴァの作画監督、少女革命ウテナのキャラデザのイメージが強いです。後はセーラームーンシリーズの作画監督時代も有名でしょうか。


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

ブログはあまりチェックできていないのですが、
ぱんさん(@frenchpan)のブログは、いつも見やすく整備されていて素晴らしいなと感じています。
おはぎさん(@ohagi2334)は自分とは違う面白い視点で書かれていることが多く、
りきおさん(@rikio0505)はオフでお会いした時にはとても長い時間しゃべり倒すこともしばしば。いつもありがとうございます。
その他ですと、駒々真子さん(@komagomamako)は赤髪の白雪姫の話題でよくやり取りさせていただいています。

影響という点では、評論界隈に関わるきっかけになったアニバタの寄稿が大きいですね。
その意味では、たつざわさん(@tatsuzawa)には大変お世話になっております。最近は寄稿できていませんが、アニバタにもまた書きたいです。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

ライブは比較的行っている方だと思います。ttを経由してからの高垣彩陽さんのファンなので、スフィア関連のライブはよくチェックしていますし、angelaライブも友人と参加する予定。その他だと、早見沙織さんのライブは地面を這ってでも行きたいですね。
ライブ以外ですと、設定資料集だったり、インタビュー記事目当てで雑誌を買ったりすることも多いです。
特に、設定資料集は濃い内容だったりすると、何度も読み返してはニヤニヤすることもしばしば。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など

アニメが好きだ、という点に尽きると思います。また、いろいろ語りたくなってしまうのはオタクの性分なのでしょう。
モチベーション維持については、他の方のアニメに関するツイートだったりブログの記事などを読ませてもらうことで、良い刺激をいただいています。特に、自分と視点や感じ方が異なる場合はじっくりと、染み入るように見させてもらっています。


宣伝・アピール欄

寄稿は定期的にさせていただいています。最近は書いていませんが、アニバタのP.A.WORKS特集や、京アニ特集、まどマギ特集に寄稿しています。
その他ですと、PRANK Vol.1のノイタミナ特集やVol.2の電撃文庫特集に寄稿、Vol.3についても寄稿を予定しています。
ブログは・・・、頑張りますとだけ書いておきましょう。こうやって退路を断つのも大事ですよね。
アニメの感想はツイッターでもつぶやいていますので、感想なりを送っていただけると嬉しいです。

ツイッターをやることで、いろんな方と関わることも多くなりました。
そんな中で、アニメを通して、様々な交流が出来ればいいなと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。



・ インタビューにご協力頂きありがとうございました

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