物理的領域の因果的閉包性


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アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第104回 「こじさん」

2016-02-19 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第104回はこじさん @ko_ji007 です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

 アニメを定期的にチェックして観るようになったのは、大学生になってからですね。私の世代では多いと思いますが、やはり涼宮ハルヒの憂鬱(2006)とかあのあたりからです。
小学生の頃は、夕食を食べる頃にやっているドラえもん、クレヨンしんちゃん、名探偵コナン、それと金曜ロードショーで時々やる宮崎駿監督作品を観る程度でした。
当時はピアノ・水泳・塾など習い事が忙しかったり事などもあって、どちらかというと漫画・アニメ・ゲームには疎い方だったと思います。
なので、ドラゴンボール、セーラームーン、ポケモン、etc、、私の年代なら大抵一度はハマっているだろう、というタイトルは結構観ていないのです。

 初めてアニメで衝撃を受けたのは、2000年に教育テレビの再放送で観たカードキャプターさくらです。
いや、本当に衝撃だったんですよね。大袈裟ではなく一目惚れ、というやつでした。何話だったかは忘れちゃったんですけど(笑)、一瞬で心を奪われてしまったのを覚えています。
それで再放送で追いかけていたんですが、気づいたらDVDを全て購入して一気に全部観ちゃったんですよね・・・。
当時、私はちょっとした病気でドクターストップがかかって、学校を休んで自宅療養をしていたのですが、さくらちゃんには本当に救われたのです。
同じ頃、後述するToHeart、夕方に再放送でやっていたMASTERキートンなどもハマりました。
MASTERキートンは、30分の上質な大人のドラマ、みたいな感じで子供ながらにアニメでこういうものがあるんだ!って思いましたね。


好きなアニメ作品を教えてください。

カードキャプターさくら
ToHeart(1999年)
MASTERキートン
さよなら絶望先生
瀬戸の花嫁
魔法少女まどか☆マギカ
機動警察パトレイバー 2 the Movie
ガールズ&パンツァー
SHIROBAKO
ぽてまよ
銀魂
ぷにぷにぽえみぃ
ピンポン THE ANIMATION
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
トップをねらえ!
じょしらく!
キルミーベイベー!
スケッチブック
コードギアス
月間少女野崎くん
妖狐×僕SS
モノノ怪
けいおん!
るろうに剣心 追憶編

思い出した物を並べた感じなので、統一性もまとまりもないですね。。他にもありますけれど、色々と挙げだすとキリがないのでこの辺で。


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

 カードキャプターさくら、、を挙げようかと思いましたが、逆に難しいんですよね。具体的に書こうとするほど、心から遠ざかっていくような気がしてしまって。
だから、というわけではないですが同時期にハマったこの作品を。
 
・ToHeart
 やはり、この作品は原作絵を昇華させた千羽由利子さんによるキャラクターデザインのインパクトが大きかったです。お店でDVDのパッケージを見て、キャラデザにびびっとして本編を観ました。
アニメを観てからPS版ToHeartをプレイするという流れだった事もあって、原作の水無月徹さんの絵よりもこちらの千羽さんのデザインの方が好みですね。
千羽さんのふんわりとろんとした(?)優しいデザイン、繊細な描線、立体感のある造形、とても美しいです。
丁寧な作画、更に小林七郎さんの背景美術、それらをまとめあげ、キャラクターの息遣いや学校生活の空気を感じ取れる高橋ナオヒト監督の演出、全てがとても高度で素晴らしい作品だと思います。
BGMの使い方も特徴的でしょうか。生活音だけのシーンが多くて、音楽を使っているシーンでも素朴な使い方です。
お話的には、オリジナルも挟みつつ基本的にはキャラごとに1~2話ずつなんですけど、これがまた素朴な内容で良いんですよね。
大きな事件が起きるわけでもないし、ラブコメハーレムという方向性な作品でもないです。ではどういう内容なのか。
バンダイチャンネルで1話無料で観れますから、気になるあなたは是非まず1話を♪(爆)


主に作品のどういう部分に注目しますか?

 普段、最初に観る時は特定の部分に注目して観てはいないです。ブログなどに感想を残していないので、分析的に観よう、という意識が薄いのかもしれません。
それと、やっぱり作品によって注目している点はそれぞれ違うような気がします。
お話が面白かったり、作画(動き)が素晴らしかったり、デザイン的なセンスが良かったり、声優さんの演技が凄かったり、全体のバランスが~..etc。
なので、あんまり考えずに観てハマってから「こういう所が自分が惹かれたところかもしれない」「ここの部分が優れている」「ここが欠点かも」などと掘り下げていくパターンですね。

 それを前提にしたうえで、あえて自分がここを気にしている事が多いのかな、と思うのは「テンポ」でしょうか。「テンポ」と言ってもちょっと曖昧な言葉ですよね。
「時間の流れ」「緩急のつけ方」、、ちょっとニュアンスがそれぞれ違う気もしますが・・・そういった所です


あなたにとってアニメとは?

 総合芸術として楽しんでいます。音楽を楽しむように、実写ドラマ・映画を楽しむように、ゲームを楽しむように、アニメーションも楽しんでいます。
アニメは幅の広い楽しみ方が出来るので良いですね。
私は、複数のアニメをチェックするのって結構苦手で、好きだと思った作品に絞って追っている事が多いです。根本的に面倒くさがりなのと、忙しかったりすると複数の物事に頭がまわらなくなるからです。
なので、後から「この作品チェックしておけばよかった」と思う事も多かったりします。
でも、やっぱり1クールに一本でも楽しめる作品があるといいですよね。生きる糧になります(笑)


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

 感想を書こうとしたきっかけ・・・というか、アニメの感想・批評をなさっているブログを色々と読んでいて、その流れでツイッターでアニメクラスタの方々をフォローさせて頂きました。
そういった方々のツイートを読ませて頂いていると、自分も無知ながら「こうじゃないかなあ」って発信したくなる、とか。そういった感じでしょうか。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

 私としては、「楽しさを共有したい」というのが一番でしょうか。
「○○な点で××だから面白いよ!」「××さんはこういう事を他の作品でもやってたりするから、並べて見ると興味深いかも!」「○話はこういう描写があったけど、××な意図があったのかも?」
などなど、、楽しむ為に色々気づきや驚きを共有出来れば、と思っています。本当は、分析的なお話とかも出来ればかっこいいんですけどね(笑)


あなたにとって感想(考察)とは?

 自分の思いを発信する(吐き出す)行為であって、それで様々な人と意見交換(交流)出来れば素敵、といったところです。
前述の通り、私は「楽しいを共有したい!」という気持ちと、私自身の視点をポジティブな方面で拡げていきたいと考えています。

という事もあって、私個人としては、あまりツイッターでは否定的な感想とかはしないようにしている所があるかもしれないです。(とか言いながら割とグチってる時もありますけどね)
これは、私自身が「ある種の偏見を持って否定的に考えてしまうより、面白い作品だと思える何かを探して楽しめればラッキーだなあ」と思っているからです。
あと、単純にプライベートの時間も限られている中で、批判的な言説に労力をあまり割きたくないという面倒くさがりな性根の問題だったりします。
特に我慢して抑えてるってわけではないですけどね。「これはどうなんだろう」と思っている時は、その旨を普通にツイートしていたりしますので。
ブログなどで自分の意見・分析を発表するとなりますと、色々とまた違うのかもしれません。

 まあ、いずれにしても自分の意見というものははっきりとするべきかな、とは思っています。私は「楽しめない理由」に関しては自信がない事が多いので良くも悪くも断定を避けているところがありますが
自分が肯定的に思ったものへのエネルギーに疑いはありません。勿論それは、(自分の好きな物への)否定的な意見に寛容である事を前提としたうえでの、自信です。
最終的には、やっぱり自分の意見というものは何人にも左右されない領域にありますからね。誰が褒めてるとか批判してるとか世間で流行ってる流行ってないとか、そういう事は一切関係の無いものだと思います。

 因みに、読む側の立場からすると、色々な切り口の考察・批評を読みたいですから、否定的な意見・肯定的な意見それぞれとても参考にさせて貰う事が多いですね。
否定的・批判的な切り口というのは、それはまた作品の見方を豊かにしてくれるものですし、ただただ「おもしろい!」って感想だけじゃつまらないですから。
大事なのはどんな意見であれ、その人が自分の身体を通して、自分の言葉として言っているか、というところだと思います。
それが出来ている人は、私はとても尊敬しています。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

 ブログも自分のホームページも持っていません。なので、ブログでアニメの考察・批評記事を書いていらっしゃる方はとても尊敬します。
私は、長い文章書こうと思うと色々考え込んじゃいそうです。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

●好きなキャラ
 木之本桜(カードキャプターさくら)/平賀・キートン・太一(MASTERキートン)/薬売り(怪 〜ayakashi〜 化猫/モノノ怪)
●好きな制作会社

・京都アニメーション
 皆様ご存知の通り業界では珍しく社員雇用が多く、一部の動仕や背景美術等を除くと内製で回している会社な事もあって、会社単位で語りやすいですよね。
脚本や演出に関しては評価が分かれる時もありますが、作画・撮影技術などの面において安定して高いクオリティを保ち続けている会社なのはもはや異論はないでしょう。
個人的にも好きな作品は多いです。
その地に足がついた丁寧さ・生真面目な作画・演出・美しい撮影技術は、作品の方向性にがっちりとハマってる時は流石だと思わされます。
 
・PAワークス
 会社そのものより、社長である堀川憲司さんの姿勢に興味があります。オリジナルに挑戦する姿勢、人材育成等。
PAというと、やはり元請第一作のtrue tearsが印象深いですね。
それと水島努監督のファンとしてはAnother、SHIROBAKOですね。
また水島監督とのタッグを見たいですね。
 
・シャフト
 ちょっと迷ったのですが・・・シャフト。現在も在籍している尾石達也さん、龍輪直征さんを始め、大沼心さんや上坪亮樹さんが関わっていた時期が一番好きかもしれません。
尾石達也さんは傷物語も順次公開されていくと思うので、そろそろTVシリーズに復帰して欲しいなあって期待しております。(勿論、傷物語自体も楽しみですね!)
新房昭之さんは、シャフトを拠点としてからは総監督的な関わりで作品を動かしていますが、久しぶりに直接ご本人がコンテ・演出まで担当して話題になった
 「Fate/EXTRA CCC」のオープニング映像を見ると、がっつりとご本人が演出している作品をまた観てみたいなあ、と思います。

・番外として3DCG制作会社
 近年は3DCGがとても大きな役割を担っているので、どの会社も注目ですね。GONZOの流れを汲むサンジゲンとグラフィニカが気になります。

●好きなスタッフ
・水島努さん
 勿論、元々有名な監督さんですけど、最近の人気っぷりにはびっくりです。好きな作品がとても多いです。
「ギャグ物に強い毒っけのある監督」「原作を上手くアニメにしれくれる(割と)万能な監督」
とか色々言われていますけれど、私としてはやっぱりテンポの調整と物語の戯画的な部分の強調が特徴的という認識ですね。
テンポに関しては、コンテチェックの際に改めて自分で尺調整しなおしてるってお話がPAの堀川さんより語られていたかと思いますがそこらへんに秘密があるのでしょうか。
ギャグ物の緩急のつけ方とか、声優さんに要求する長い台詞の早口なんかはわかりやすいですけどね。
現時点で、最新のガルパン劇場版では、それぞれのシーンの時間配分が顕著に特徴が出ていたなあ、と思いました。
戯画的、というところではガルパンの文科省の人、SHIROBAKOの茶沢とか、悪役の配置の仕方にそういう要素を感じたり。
そういう意味で、「綺麗な水島努」と言われる時の作品でも、どこか毒を含んでる人だなあって思ったりするのです。
まあ、色々語りたいところはありますが、このへんで。(長い)
 
・湯浅政明さん
 独特の作品を発表している人ですよね。とか言いながら、監督作を全部観ているとかじゃないんですけど。。
監督としては勿論ながら、個人的には劇場版クレヨンしんちゃんのイメージが強いです。
「雲国斎の野望」「ヘンダーランドの大冒険」のラストのシーンの原画などは、作画に疎い私でも何かが違うとわかりましたから(笑)
オリジナリティがある人ですから、これからの作品にも期待ですね。

・小林七郎さん
 監督だけになっちゃってもアレなので、、というわけではないですが。
近年は背景美術が写実的なアニメが増えてそれはそれで勿論素晴らしいのですけど、時折背景美術の緻密さや撮影技術が進歩するほど浮いて見える時がありますよね。
浮いて見える、というのは背景からキャラクターが浮いている、という事だったり、リアルな背景・撮影でありながら漫符やデフォルメした表情を入れる等の演出をしている事によって浮いて見えたり、という事です。
なので、写実的な背景とは違う方向性もあるよね、という事でリスペクトを込めて小林七郎さんを選びました。


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

影響を受けた、とかじゃないですけど。

・りきおさん(rikio0505
 元々、りきおさんのブログにちょっとお邪魔させて頂いていて(コメントは1回くらいしかしたことないと思いますけど、、ハンドルネームも違ったかも)
ツイッターのアニメ関係のフォロワーさんは、りきおさん周りから最初は拡げていった感じでした。
着眼点が面白い方だと思います。水島努ファン!
・proserさん(proser13)、こばいもさん(ko_baimo
 作品の感想を簡潔に毎日まとめていらっしゃるので、読ませてもらっています。
お二人ともこまめに凄いなあ、と思っています。後から放送が終わっちゃった作品を見るときとかも、ちょっと参考にさせて貰う事があったり。

 その他にも演出・作画について分析的に書いている方のブログや楽しい感想を書いていらっしゃる方はいっぱい読ませてもらっています。
視野を拡がる、知識を深められる、楽しさが伝わってくる、そういった文章を書かれている方にはつねづね「ありがとう」と思います。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

 円盤以外ですと、スタッフさんのインタビューや設定資料が載っている資料集や雑誌を買うくらいでしょうか。
制作においての裏話や技術的な部分を知りたいと思うので、そういった事が載っている物が欲しいです。
円盤の購入も、コメンタリーや資料的な部分の情報が欲しくて、というのは動機として大きいです。
グッズ類などは、あまり興味が湧かないので買うことは少ないです。イベントなども行かないですね。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など

 やっぱりつぶやいた感想にリプをくださったり、ふぁぼやRTがあると嬉しくて色々ツイートしたくなってくるものですよね。


宣伝・アピール欄

 インタビューに参加されている博識・多才な方々の末席に私の名前が並んでしまうのは恐縮ですが、一度自分が考えている事を文章化するのは少し楽しい作業でもありました。
発表の場を与えてくださったぎけんさん、インタビューに誘ってくださった、たつやんさん(Alternative991)、群馬仁(Gunmajin_puff)さんに感謝致します。

 そうそう、NHK BSプレミアムで4月6日(水)18時30分から、「カードキャプターさくら」の再放送が始まります。
可愛くて優しい世界で「さくらちゃんが可愛すぎて眩暈が~♪」なのは当然として、今から観るとなりますと、現在では監督クラスの方がコンテ・演出などで参加されているので、その点も面白いのではないでしょうか。
未見の方はこの機会に是非!

稚拙な内容になってしまいましたが、最後までお読みくださった方ありがとうございました。



・ インタビューにご協力頂きありがとうございました

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