物理的領域の因果的閉包性


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スケッチブック ~full color's~ Page.02 『いつもの風景』

2016-08-01 その他


ツイッターでおすすめの話数を募集して、その話数の感想を記事にしようという企画です。
今回は駒々真子さん @komagomamako からリクエストいただいた「スケッチブック ~full color's~」の第2話を記事にします。

「スケッチブック ~full color's~」は、美術部に入った女子高生梶原空が、部員達と共に体験する日々の出来事を描いた日常系アニメ。
第2話は、いつもより早く登校する梶原空が、いつもと違う行動をし、いつもとは違う出来事に遭遇しながら、いつも通り家に帰る話です。
あまんちゅ!第2話『光といけないコト』で、主人公のぴかりが早起きしていつもとは違う停留所でバスを降り登校する部分と似ています。
同じコミックブレイド原作、佐藤順一さんが監修(あまんちゅは総監督)ということもあり、日常風景の描き方や雰囲気がそっくりですね。

この話の主体は、梶原空と猫のミケが、いつもとは違う行動をしながらも、帰るべき場所にしっかり帰るという部分にあります。
『いつもと違うを楽しめるのは、それはすぐそこに、いつもが待ってくれているからで。』
このセリフにこの話数のすべてが集約されています。非日常が成立するのは、基礎となる日常が存在するからなんですよね。
でもこの話数はこれだけでは終わりません。梶原空が帰宅したあと、弟が『おかえり~、姉ちゃん今日はいつもより遅かったなぁ。』
と言う。つまり、いつも通りの左足で、いつも通り帰宅したのにもかかわらず、弟からすればいつも通りではなかったと言っている。

「いつも」というのは人によって違うものだし、いつもの時間に帰宅していつものように弟に会っても、過去と今はまったく同じではない。
どこに「いつも」を設定するかという考え方の違いであって、日常と非日常はいつも隣り合わせで自分次第だということを言っている。
毎日同じことの繰り返しでつまらない。学生時代はずっとそう思っていて、授業をサボったり新しい遊びがないものかと走り回ってた。
でも振り返ってみて思い出すのは、一瞬の楽しかった出来事よりも、いつもの、いつも通りのくだらない出来事ばかりなんですよね。
懐かしい気分にさせてくれたし、くだらないことほど大事という人生の教訓めいたことまでも教えてくれた話数でした。駒々さんに感謝。


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