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【アニメ】 マイベストエピソード7選

2016-08-15 ベストエピソード



◆ 亡念のザムド 第13話 『タダ 裸足デ走ルシカナイ』
脚本:野村祐一 コンテ:寺岡巌 演出:宮繁之 作画監督:真庭秀明


公式のコメントにもありますが、この回はとにかく脚本が素晴らしい。親子の関係を主体にそれぞれのキャラが踏み止まり葛藤する。
そしてそれぞれのやるべきこと、何をしなければ前に進めないかを本筋と直接関係のないキャラを中心に置きながら描いていきます。
子供が戦う物語なので、戦う本人や周りの人々が、いかに苦しんで同じように戦っているかを1話で見事に表現した折り返し話数です。




◆ Candy☆Boy episode:04 『ユキワリソウカナ…』
監督・脚本:ほしかわたかふみ 作画監督:猪股雅美


Candy☆Boyは、AICによるオリジナル短編Webアニメ。1話15分の日常系百合アニメなんですが、4話の妹回が個人的に好きですね。
姉が上京して離れてしまった悲しみからやや不登校ぎみな妹の雫。姉2人が少しアレな関係なこともあり妹は当然嫉妬するわけですね。
そんな少し複雑なキャラを小林ゆう画伯が演じている。こんな女の子らしい妹役を演じるのは珍しいので、そういう意味でもお勧めです。




◆ さらい屋 五葉 第五話 『上手くいくさ』
脚本:望月智充 コンテ・演出:矢野雄一郎 作画監督:末永宏一


江戸が舞台の時代劇アニメ。主人公も地味なら作品自体も地味です。基本暗い画面が多い。でも味があっていい作品なんですよね。
この5話で雨の中、ご隠居と仙吉が会話するシーンがあるんですが、全体に緑がかった画面の中で深刻なやりとりをするわけですね。
高まる感情を打ち消そうとする雨や地面に弾ける雨音などが、悲しさを助長させながら話を上手く盛り立てていて、好きなシーンです。




◆ 閃光のナイトレイド 第0話 『船上のクランクアップ』
脚本:文芸部 コンテ:田中恵子 演出:下司泰弘 作画監督:清水祐実、伊集院廿


パッケージのみの未放送話数が3話もあるという、ケチなのかお得なのかよくわからない特典が多かった初期のA-1 Pictures作品。
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト第13話もそうですが、TV放送してればもっと評価良かっただろうにと悔やまれるこの0話。それくらい上手くまとまってる。
出会い、事件、アクションなどに加え、小粋な演出も見せてくれる。雪菜かわいい。生田善子ちゃんはピングドラムも雪菜役でしたね。




◆ 電波女と青春男 第六章 『リュウ『コ』さんの、なんちゅーか、もやーっと』
脚本:綾奈ゆにこ コンテ:佐山聖子 演出:間島崇寛 作画監督:村山公輔、松本元気


「リュウコやっちゅーに!」が可愛すぎるリュウコさん回です。作品としてはベストじゃないけど... でこの作品が真っ先に浮かびました。
好きなんだけど一番じゃない。でもこの話数の黄色い雨とか、西田亜沙子さんのキャラデザとか、加藤英美里ちゃんの演技とかとか。
くちびるや髪の動きがいいんです。なんでこんな可愛い子が不憫なヒロインキャラなんでしょう。いや可愛すぎるのが罪なんでしょうね。




◆ 戦う司書 The Book of Bantorra 第12話 『過去と理不尽とパイプの煙』
脚本:花田十輝 コンテ・演出:加藤敏幸 作画監督:町田真一


ハミュッツ=メセタとマットアラストの過去回、と見せかけたハミュッツ=メセタおっぱい回。強いのに眼鏡で巨乳とか反則ですわー。
こういうキャラ紹介を終えてもう一歩キャラに踏み込んだ話数が好きなんですよね。コーヒーやパイプみたいに味わい深くなってくる。
あとの話数でキーとなるアイテムとか結構登場してたんですね。今回見直すといろいろと発見があって面白かった。良い作品です。




◆ GUNSLINGER GIRL 第5話 『約束 - promessa -』
脚本:砂山蔵澄 コンテ:片渕須直 演出:太田雅彦 作画監督:室井ふみえ 総作画監督:阿部恒


クラエスというおとなしいキャラ、ラバロという退役した元軍警察官。この地味な2人のキャラがとても魅力的に描かれています。
最後にクラエスとヘンリエッタが一緒に菜園に向かうシーンがあるんですが、「突然、なんとなく、野菜を育てたくなったのよ。」
というセリフの直後、徐々に木陰が差し込むんですよね、このタイミングがクラエスの心情とリンクしてるように見えて素晴らしい。
人間であるはずのキャラが心を失い、サイボーグであるはずのキャラがどんどん人間らしくなる。その対比が見事な話数でした。


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