物理的領域の因果的閉包性


マイ・ベストエピソード9選

2016-08-19 ベストエピソード


元記事:マイ・ベストエピソード9選 - 戯れ言ちゃんねる @tobizaregoto


ギャグ部門

・聖痕のクェイサーOVA(#10.5) 「女帝の肖像」
(脚本:森田繁、コンテ・演出:稲垣隆行、作画監督:筆坂明規・高木潤・山村俊了・桜井司)

 原作からして「アニメでできないことをやる」というコンセプトであるため、TVシリーズの時点でも病的な作風ではあったのですが、OVAということで箍が外れた内容になっており、ざっくり説明すると、平野綾さん演じるカーチャが、いたいけなJSを奴隷として調教していく話…うん、自分で書いてても全くもってわけわかんないw(マジでそんな話です)
 そして、何よりも印象的だったのは、カーチャが最後に放った「今夜は親子丼」という台詞。JSを奴隷に落としたというのはさっき書いた通りですが、実はそこには続きがあって、新興宗教にハマった彼女の母親もついでに調教してるわけで、つまり(文章はここで途切れてる

 ちなみに、調べて知ったのですが、この話の絵コンテ・演出が「聖剣使いの禁呪詠唱」の稲垣隆行さんなんですね。おっぱい監督でお馴染みの金子ひらく氏との合わせ技となると、納得せざるを得ない。


・探偵オペラミルキィホームズ #04 「バリツの秘密」
(脚本:ふでやすかずゆき、コンテ・演出:神保昌登、作画監督:日高真由美)

 かの迷作「ギャラクシーエンジェル」を系譜を継ぐこの作品、続編も多くつくられていますが、おそらく一番話題になったのがこちらの話だったのではないでしょうか。そもそも、バリツというのはシャーロック・ホームズが得意とする格闘術(架空のものとして、元ネタについては諸説あり)なので、いざそれを再現しようにも扱いが難しいのですが、まさか某名作アニメに被せてくるとはw

 しかも、バリツだけに留まらず、終始宮○アニメをネタにしてボケ倒すというスタイルで進行し、いやあ脚本が頭おかしかった(褒め言葉)


・てさぐれ! 部活もの あんこーる #02 「あらゆる試練に耐えた誠実」
(脚本 : 石舘光太郎、山口正武、高橋聡之)

 石舘光太郎さんが監督と言うことで、変化球が来るのは何となく予想できたものの、その中でも異質を放っていたのが第2話と第3話。今回はあえて第2話の方をチョイスさせていただいた所存。
 ここで取り上げる第2話は、アニメーションにも関わらず全編ほぼ静止画で制作されるという形態になっていて、何でも続編(前期に第1期を放送してました)が急きょ決まったことでスケジュールが追い付かず、極力動かない」というテーマに沿って作られたために、このようなことになってるとのこと。本来ならば放送事故待ったなしなのですが、ことこの作品に限ればそれすらも一種の演出に昇華されていて、一部妙にぬるっと動くシーンがあったことの相乗効果で成立してしまった凄さがを感じました。

 兎にも角にも、動かなくても作品を表現できる異質さを感じさせられる一話でした。


「過去から未来へ」部門

・ミス・モノクローム -The Animation- #09 「RIVAL」
(脚本:ふでやすかずゆき、コンテ・演出:大嶋博之、作画監督:寺尾憲治)

 ミス・モノクロームとアイドルKIKUKO(CV:井上喜久子17歳)の秘められた関係を描いた話。そもそもの話として、ミス・モノクローム自体がすごくふわっとした設定で、それ故に話の広げ方もぶっ飛んでる回が多い中で、この話は無駄に壮大で驚かされた覚えがあります。
 まさか、この作品でSF的な世界観が繰り広げられるとは夢にも思ってませんでしたし、彼女がKIKUKOを見てアイドルになろうと決意した経緯にあんな秘密があったり、中々衝撃的な話でした。なお、それ以外の部分はやはりキチガイアニメでした(笑い)


・妖狐×僕SS #11 「陽炎」
(脚本:根元歳三、コンテ:吉田泰三 、演出:向井雅浩、作画監督:河野真貴・谷川政輝・蘇武裕子)

 今まで語られなかった双熾の過去が語られた話。本人含め、それについて良いように語っておらず、現に相応にドロドロとした部分はあるのですが、凛々蝶との出会いが彼を変え、彼女に対する献身の理由が明かされる流れが本当完璧だったと思います。
 加えて、この回はOP映像がEDで使われるという手法だったのですが、映像の序盤で紙飛行機が飛ぶシーンがあって、この回がまさにそこの種明かしにもなっていて、全てがぴたりと填まっていた非常に完成度の高い1話となっています。


「愛と絆」部門

・ノーゲーム・ノーライフ #09 「解離法(スカイ・ウォーク)」
(脚本:花田十輝、コンテ:浅香守生、演出:青木弘安、作画監督:日向正樹)

 ED放送中にいきなり画面が切り替わり、衝撃的な展開が待っていた前回ラストを受けての、この話。事実関係が歪められ、自分一人がおかしくなったかのように周囲から言葉を浴びせられる白と、彼女を信じ限界ぎりぎりまで駒を差し出す空…狂気すら感じられる絆の深さと、空の思いに応えて正解に辿り着く白の強さが色濃く出ていた回だと思いました。
 鮮やかさとかスマートな部分はあまり感じられないものの、奇策と大風呂敷を用いてゴリ押しで解決する榎宮節(作者の持ち味)が原作でも強く出ていて、それを上手くアニメに落とし込んでいて感激しました。


・アイドルマスターXENOGLOSSIA #25 「春の雪」
(脚本:花田十輝、コンテ・演出:渡邊哲哉、作画監督:稲吉朝子(キャラクター)・大塚健(メカ))

 「アイドルマスター」という名前を冠しつつも、原形をとどめてないということでどうしても評価されづらいこの作品ですが、管理人は結構好きだったりします。
 この回は丁度最終決戦直前ということで、今までの因縁が清算され、一応の決着がつく内容(問題が片付いたとは言ってない)だったのですが、インベルを始めとしてiDOLたちの意志を強く感じられる話でした。春香を守るために自立行動で立ち向かうインベル、一度は寝返ったヒエムスを一発殴ってチャラにするネーブラとそれを受けいれるヒエムス、そしてずっと見守ってきた雪歩を守って果てたヌービアム。ここに至るまでに大分好き勝手やってる淫ベル もといインベルもそうですが、彼らがただのロボットじゃないところがとくに強調された部分で、尚且つ「愛とはなんぞや」というテーマをこの作品なりに語っていて、改めて見返して本当びっくりしました。

 ちなみに、この作品のヤンデレ担当その1である千早さんですが、どう見てもB72以上あるように見えるんですけどそれは…。


・うた∽かた OVA(#13):「初冬の双夏」
(脚本:きむらひでふみ、コンテ・演出:後藤圭二、作画監督:上田幸一郎・永島明子)

 今回チョイスした中では一番古い作品(12,3年前くらい)になりますが、自分は偶然数年前に配信で見させていただきました。不思議な出会いをした女の子とのひと夏の思い出(意訳)というあらすじに対して、内包されているものがとても重くて、TV版最終話を見終わっても救われたとも言い難かった中でのOVAということで、これが真の最終回とも言える内容でした。
 そして、上手く言葉に出来ないんですが、最終話でああいう別れ方をした舞夏と一夏、誓唯(せい)と繪委(かい) がそれぞれのパートナーにきちんと別れを告げて、新たな一歩を踏み出す という結末が彼女たちなりの「選択」の結果なのではないかと、そう感じさせられました。


・謎の彼女X #11 「謎の文化祭」
(脚本:赤尾でこ、コンテ:誌村宏明 、演出:中智仁、作画監督:坂本千代子・平野勇一・島千蔵)

 特殊性癖ものである故に、どうしても視聴者を選ぶこの作品。ちなみに、自分はヒロインの声を含め大好きです(笑)
 この話は、椿君の元同級生:早川さんの彼氏役として、椿君が一緒に文化祭を回るところからの修羅場展開が繰り広げられる内容だったのですが、この作品だからこそ、この作品にしかできない方法で絆を表現していて、いい意味で言葉に詰まる。
 卜部さんにしても、椿くんに初めてを捧げる覚悟を表明するくらい本気で椿くんのことを想っていて、だからこそ身体を張ってそれを証明しにかかって、見事に想いに答える椿くん…恋愛描写がクソ甘くてたまらん(褒め言葉)


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