物理的領域の因果的閉包性


スポンサーサイト

-------- スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ベストエピソード5選

2016-08-24 ベストエピソード


ベストエピソード5選 @yoshi017



生徒会の一存 第7話 『踏み出す生徒会』

yk104.jpg

脚本:花田十輝 コンテ:福田道生 演出:筑紫大介 作画監督:森本浩文


ネタの宝庫として様々な笑いを提供してくれたこの作品。その中でも7話は東京のお台場に旅行に出かける話で今までの生徒会室での箱庭世界から抜け出た時の一期一会の出会いと別れなど描くのかとおもいきや、いつもと同じ流れで旅館の宿ではほぼ舞台を移しただけの生徒会室での様子が流れていました。

それはそれで面白いので楽しかったのですが、せっかく外の世界に出たのだからいつもとは違った世界を映してくれればいいのに、と思っていたら、日の出のシーンが来たわけですよ。青海駅で一つのジュースを飲み合い。いつものキー君ならこのシチュエーションに狂喜乱舞しているはずですが、そのことがどうでもよくなる雰囲気をこの青海駅のアンニュイな雰囲気が作り上げているんですよね。

少し遡って深夏は「東京に来てまでこんなことして何か意味があるざますか」と箱庭での会話劇に疑問を持ったのか、それとも東京ではもっと有意義なことが行えるんじゃないかと考えたのかもしれません。それに対しての有益な答えは持たず笑いで昇華させます。そんな思春期特有の青春をどこか甘酸っぱいながらも効果的な打開策が見つからないまま今を受け入れる姿勢がなんともリアルだなぁと感じさせてくれました。



ご注文はうさぎですか? 第4話 『ラッキーアイテムは野菜と罪と罰』



脚本:井上美緒 コンテ:小林公二、大島縁 演出:小林公二 作画監督:大島縁 総作画監督:奥田陽介


大島さんの一人原画に賛否両論だったこの話。否定派の意見は主に顔が原作に似ていないという点で、賛成派はよく動くという点なんですよね。確かにきらら作品はキャラの絵が一番なので、ごちうさでやるのは冒険だったのかもしれません。

ただこれだけアグレッシブに無駄な動き(褒め言葉)がキャラの表情を引き出してくれるなんて思っていなかっただけにすごいもの見てしまったなという印象を私は抱きました。もう心ぴょんぴょんです。

特に図書館でココアがチノに手を差し伸べてから引っ張っていくシーンなど、ただ直線的に動くのではなく、フレームアウトしているココアが心浮かれているかのようにリズムを刻みながらチノを引っ張っているように絵が動いているんですよね。もう最高としか。

それと千夜とシャロが夕焼けの中で向かい合って座っているシーンは光と影の使い方が絶妙で、シャロの悩みに影がさすようにこの楽観癒し系のごちうさに珍しく深刻に悩んでいるように感じて、シャロに深みが出てきてより一層シャロの愛着が湧くようになりました。



ローリング☆ガールズ 第6話 『電光石火』



脚本:むとうやすゆき コンテ:村田俊治、佐藤陽 演出:若野哲也 作画監督:長谷川早紀、佐藤誠之 総作画監督:北田勝彦


モブはモブとして誰もが誰かに必要としてもらい、そして支える役割を担っている。そんな世の中の縮図をこの作品は描いていて、主役にならなくてもいいんだという自分への許容がある種の癒やしとして提供していました。

その中でも6話は一歩引いた謙遜さを持つ鈴鹿の生き方が格好良く、自らを鼓舞する姿勢と善意によって悪意を駆逐するその熱さにやられました。それに加え魚虎ではそれぞれの主張がぶつかり合いながらも尊重するべき所は尊重し、知らずの優しさに気づく形で父娘の絆を感じさせる点が並行して鈴鹿のバトルに結びつける内容には何度見ても飽きません。



中二病でも恋がしたい!第10話 『聖母の…弁当箱(パンドラズ・ボックス)』



脚本:花田十輝 コンテ・演出:武本康弘 作画監督:内藤直


中二病から恋人を作るまでの流れが完璧だった本作。その中でも中二病の六花のセンスには毎回脱帽で、他の人には見えていない物事の本質や感覚で見る不思議さを毎度色々な形で提供してくれました。

一番秀逸だと感じたのが、夜空の下で勇太と見た車のヘッドライトの明かり。「光が…光が…走っている」、この表現が上手かったですね。普通の人から見ればただのライトが六花の目から見れば摩訶不思議で幻想的な風景に早変わりなんですよね。知識が蓄えられていない子供の感覚に近いのかもしれません。かといって頭が弱いわけではないのですよね。綺麗とか美しいとか、人それぞれの感覚なので他人が否定することは出来ない。ただ何を見ても綺麗だとも美しいとも思わない人よりは数倍人生を楽しめると思います。

それに闇が好きな六花だったけど、今回光の素晴らしさを知ったゆえに、今まで見えていなかった光に照らされた美しいものをこれからたくさん見つけられるような視野の広がりを感じて、これからの六花の言動に目が離せません。



びんちょうタン 第8話 『むすんでひらいてびん』



脚本・コンテ:古橋一浩 演出:石田ひろし 作画監督:波風立流


小さな女の子が自活しながら山奥で暮らす癒やしと悲しみの物語。その中でもこの8話は切なエピソードで詰まった感涙モノとなっております。一つは生活に必要ないものでも何もかも手に入りお嬢様生活を満喫する横で、その子と同じ年のびんちょうタンは汚れ仕事に精を出して貧富の差の苦悩を感じさせます。

それぐらいではめげないびんちょうタンでしたが、その後の帰り道で保育園のお遊戯に見とれてしまいます。それは微笑ましい光景で自分もあの中に加われたら嬉しいなと思ったのかもしれません。みんながやっている結んで開いてを真似するびんちょうタンですが、開いた手を見たら年不相応な傷だらけの手に今までの苦労した現実を突きつけられ、やはり普通の子とは違うし、自らの不憫さを嘆きつつ悲しい顔をして涙をこらえる所には、何とも言い切れない社会の不平等さを嘆いてしまいます。

そんなびんちょうタンは自らを慰める行為として家に帰った後、晩飯の用意をして、一度外に出てすぐに戻ってきます。そして「ただいま」と呟く。すぐさま晩飯の席に座り「おかえりなさい」と応える姿にはもはや狂気を感じました。こんな世の中に誰がした? そう思えるほどの社会派アニメとしてこの作品はおすすめです。



関連記事


Copyright © 物理的領域の因果的閉包性 All Rights Reserved.     
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。