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アニメ・マイベストエピソード5選

2016-08-26 ベストエピソード


元記事:アニメ・マイベストエピソード5選 - 新・怖いくらいに青い空 @kyuusyuuzinn



・ 『クレヨンしんちゃん』、「赤ちゃんが生まれそうだゾ」「赤ちゃんが生まれるゾ」「赤ちゃんが生まれたゾ」


上の3話は、1996年9月放送の『クレヨンしんちゃん』スペシャルの中で放送されたお話で、「クレヨンしんちゃん みんなで選ぶ名作エピソード ひまわり&シロ誕生編」というDVDにも収録されている。TV放送当時の私はまだ小学校低学年。おそらく私は、ひまわりの誕生をリアルタイムで見た記憶を鮮明に覚えている最後の世代だろう。

ある平日の昼下がり、急に産気づいたみさえは、さすがに2人目の出産だけあって実に手際よく各方面に連絡を入れ、産婦人科へと向かう。会社を早退したひろしと、幼稚園から帰ってきたしんのすけも、遅れて産婦人科へ向かうのだが、その道中で埼玉紅さそり隊、園長先生、よしなが先生、まつざか先生、ネネちゃんのママ、オカマのセールスレディーなど、お馴染みのゲストキャラが次々に登場してきて、まさにオールスター勢揃いといった感じである(当時はまだオカマという言葉がごく当たり前に子供向けアニメでも使われていたのだ。良くも悪くも自由で規制の緩やかな時代だった)。

病院の屋上で、ひろしとしんのすけが2人だけで話をするシーンは今見ても感慨深い。少し前まで降っていた雨は完全に止んで、頭上には美しい星空と大きな満月。しんのすけが生まれたのも満月の夜だった、あの時は仕事で遅くなって後で母ちゃんに恨まれたっけ、と語り始めるひろし。そんな矢先、赤ちゃんの泣き声が聞こえ、大急ぎで分娩室に駆けつけた二人は、そこでようやく、生まれてきた新しい命と感動の対面を果たす。

子ども向けアニメであるにも関わらず、一人の人間の誕生という出来事をこれほどまでに丁寧に描き切ったアニメは、他に類を見ないのではないだろうか。世間では『オトナ帝国』とか『暗黒タマタマ』といった、野原一家の絆を描く劇場版エピソードが有名だが、それも全て、この感動的な誕生のエピソードがあったからこそ輝くものだと思う。




・ 『天元突破グレンラガン』、第27話、「天の光は全て星」


『グレンラガン』とは、人類が暗黒の時代から抜け出し、近代そして現代へと大きく飛躍していく壮大な物語である。今どきそんな単純な進歩主義など誰も信じていないけれども、せめてアニメの中でだけは、どこまででも進歩し続けることのできる輝かしい人間の姿を見ていたいのである。

もちろん人類の進む未来は決して明るいばかりではなく、際限のない進化の先にはスパイラル・メネシスという破滅が待ち受けている。それでも人類は、自らの意志によってこの茨の道を選択し、知恵と勇気によって輝かしい未来を切り開くことができるはずだ。そんな希望に満ちた人間賛歌を謳い上げてこのアニメは幕を閉じる。見終わった後、これほどまでに深い喪失感に襲われる作品は、今後二度と出てこないかもしれない。




・ 『ゼロの使い魔~双月の騎士~』、第12話、「さよならの結婚式」


『ゼロの使い魔』とは、自己犠牲の物語だと思う。自分の命を賭けてでも「やるべきこと」が果たして存在するか、なんてこと考えたこともないであろう現代日本に住む普通の高校生が、異世界に行き、異なる価値観の中で生活し、戦争を経験していく中で、大切な人と出会い、愛し合い、その人のために命を賭ける。この第12話は、愛と成長と自己犠牲の物語としての『ゼロの使い魔』を最も良く体現した話であり、才人とルイズの関係が決定的に変わるターニングポイントとなった話でもある。

と同時に、この第12話は、漫画やラノベをアニメに起こし直す難しさがよく現れている回であるとも言える。放送後、ネット上では「酷い原作改変」「30分の間に話を詰め込みすぎ」「2人の再会が唐突過ぎて感動が半減している」といった意見が飛び交っていた。私は、そういった意見を見て原作に興味を持つようになり、書店で『ゼロの使い魔』を第1巻から購入した。これが、私が生まれて初めて読んだライトノベルになった。ゆえに、このお話は、作中における重要なターニングポイントであると同時に、私個人にとっても極めて重要なターニングポイントだったと言えるだろう。

『ゼロの使い魔』と故ヤマグチノボル先生については、原作小説が完結した後にまた記事を書く予定です。




・ 『けいおん!』、第11話、「ピンチ!」


こちらも、上の『ゼロ魔』と同じく、ネット上で賛否両論となった話だった。卒業式や文化祭を除けば『けいおん!』の中で最もシリアスなエピソードであり、また、キャラクター間の感情のすれ違いを最も鮮明な形で描いてみせた回だったので、賛否両方の意見が出てくるのはある意味仕方のないことかもしれない。けれども、私はこの第11話が大好きなのだ。

だって、我らが田井中りっちゃんが可愛すぎるのだから! 普段は明るくていつも笑顔で満ち溢れている律が、この日だけは不安と嫉妬の入り混じる悲しげな表情をしているわけですよ! そして後日風邪をひいて澪に甘える時の「寝るまでそばに居てよ~」という声のなんと可愛いことか!

りっちゃんは今も昔も地上に舞い降りた天使そのものであり、律澪は圧倒的正義である。振り返ってみれば、私に百合の素晴らしさを知らしめてくれたのは、このエピソードだった。




・ 『とらドラ!』、第9話、「海にいこうと君は」


僕は生粋のみのりん派です。やっぱり、みのりん派にとってこの第9話は外せないと思うんですよね。

亜美の別荘で夏を満喫なんていう素敵イベントを前に、テレビの前のみのりん派の諸兄はもうテンションMAXで、完全に竜児に感情移入して画面を見つめてるわけです。で、電車の中で幽霊を怖がる姿とか、別荘に着いてテンション高めな感じとか、もう、みのりんの一挙手一投足が可愛くて仕方ないわけです。そんな中で、夜、2人きりで良い雰囲気になって、「高須君、抹茶おいしい?」「小豆はイマイチだ」から始まる竜児とみのりんの会話! 絶妙なタイミングで流れる美しいBGM!

もう、こんな可愛い彼女が欲しくて仕方がなくなるわけです。いや、彼女なんて贅沢な事は言わないから、みのりんと同じクラスになって、ひと夏の思い出を作りたい! そんな気持ちにさせてくれる素晴らしいエピソードで、その後も第16話とか19話とか21話とか、名作と言われてる回が数多く存在する作品ではありますが、やっぱり第9話は本当に素晴らしいと思うのです。



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