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マイベストエピソード 番外編(食事に関するシーンをまとめてみた)

2016-08-28 ベストエピソード


元記事:マイベストエピソード 番外編(食事に関するシーンをまとめてみた) - 戯れ言ちゃんねる @tobizaregoto


pupa #06 「蚕食」

(脚本・コンテ・演出:望月智允、作画監督:西尾智恵)

 厳密に言えば、食事と言っていいのかよく分からないのですが、ヒロイン:夢が化物と化して、唯一肉体を喰らっても死なない兄:現 を延々と食べてるだけで終わるというある意味凄まじい回です。尺をほぼいっぱいいっぱい使って、のほほんとしたBGMに「お兄ちゃん」という台詞と現の絶叫のみが展開される…どんな判断なのか分からないw

 ちなみに、この回を取り上げたいがための企画だったりしますw


DEATH NOTE #08 「目線」

(脚本:井上敏樹、コンテ・演出:別所誠人、作画監督:小林明美)

 こちらは割と有名なシーンなので知ってる方も多いと思いますが、主人公:月 がライバルであるLを出し抜くためにポテチの袋に細工をして殺人を執行するシーン、あのシーンが今でもすごく印象に残っています。原作を読んでいて、その段階でシュールさが漂ってたのですが、アニメになると劇的に進化してて笑いました。ただポテトを食べてるだけなのに、一つ一つの動きが細かくカットされていて、かっこよさを表現してるのが余計にシュールさを醸しています。また、個人的に、「ポテチを食べる」という台詞の時の決めポーズになってるところが最高に頭おかしいと思いました(褒め言葉)


魔人探偵脳噛ネウロ #01 「食【しょく】」

(脚本:鈴木智、コンテ:神志那弘志、演出:伊藤智彦、作画監督:高橋美香)

 こちらも随分有名なシーンになってますが、果たしてこれを「食事」のカテゴリーに入れていいのかと疑問は一旦横に。そもそもの話、この話は原作ではもっと先の話で、アニメ化に際してなぜか第1話に持ってくるという謎采配が取られたわけですが、見事に滑りましたね。有名な話なだけにインパクトはありましたが、これだったら順番通りにやってもよかったような…。
 という話はさておき、この話で出てきた「ドーピング・コンソメスープ(通称:DCS)」、至呂田が言うとおり、ある種究極と言っていいのかもしれませんが、まあ言うまでもなく料理ではないですよね。忍とか戦場の兵士的にいえば、栄養補給さえ出来れば味や見た目は問わないという発想はありますけど、一般基準で言えば料理は楽しむものであって、そのために味や見た目、はたまた場の雰囲気などが構成要素に加わるわけで、誰よりも食に貪欲な弥子が彼の料理に異を唱えたというのは面白い采配だと思いました。


IS-インフィニット・ストラトス2 #10 「クッキング・マイ・ウェイ」

(脚本:いちば絲、コンテ:福田道生、演出:根岸宏樹、作画監督:西岡夕樹、鯉川慎平、小美戸幸代)

 本当ならば特に入れる予定もなかったのですが、急きょ思いつきで追加することになった本作。とりあえず、この話について言えば、とりあえず料理の見た目自体は割とまともです。それこそ、視覚的にまずそうな料理が出るわけでもなく、むしろ一見美味しそうかもしれない料理が出てきます。
 しかし、問題なのは味の方でして、奇しくも「メシマズの国」とも仇名されるイギリス人キャラがそういうことをやってしまっただけに、如何にしてメシマズが生まれるのかというところに説得力が生まれた悲しさ。ひとまず、料理初心者に言っておくべきこととしては、初っ端からオリジナリティを出そうとしない、先に自分で味見をする、この二つを絶対守れと。全方面でアカン方向に突っ走るセシリアさんさすがです!


JKめし! #09 「飴ライス」

 この作品は女子高生作る手抜き料理、もといB級グルメを取り上げたものなんですが、中でもインパクトがあったのはこの回。タイトルにもなってますが、「飴ライス」という炊いたご飯に飴を載せただけという手抜きという一言で語りつくせない代物…ついにここまで来たかと軽く戦慄しました。
 その中でも、一番びっくりしたのが、一応料理アニメを冠しながらも食べた感想が「まずい」の一言に尽きるという点。普通、料理作品と言えば見た目が悪くてもそうそうまずい料理は出ないはずなんですが、この回については見た目に対して順当な感想が飛び出したこと。そもそも、何でこんな料理を作ろうと思った…。


BLOOD+ #01 「ファーストキス」

(脚本:藤咲淳一、コンテ・演出:松本淳、作画監督:石井明治)

さて、ここまでの流れだとどうしてもアレなやつばっかりが続いているので、ここいらで正統派を攻めていきたいと思い、この作品を持ってきました。
この作品については、ぶっちゃけ第1話を見た時は話の内容いあまり惹かれなかったんですが、その中でなぜかヒロイン:サヤ がお弁当に入っているゆで卵を食べるシーン、そこだけがひどく鮮明に覚えてるんですよね。ゆで玉子の作画がよかったのか、それとも咀嚼している時の唇の描き方が色っぽかったのか、理由は定かじゃないですが、多分好物を本当に美味しそうに食べてるというのが無意識に伝わってきたからと、脳内補完することにしてます。(というのも、最終話まで見てゆで卵が好物なのを知ったくらいの阿呆だったので…)
 何にしても、そういった理屈抜きで印象に残るシーンが含まれてたということで、選ばせていただきました。


銀の匙 Silver Spoon #01 「エゾノーへ、ようこそ」

(脚本:岸本卓、コンテ・演出:伊藤智彦、作画監督:中井準・松本昌子・千葉崇洋)

 「鋼の錬金術師」の荒川弘先生の作品で、農業高校を舞台にしたお話。原作を読んだとき、話としては悪くないものの地味な感は否めなかったのですが、それをアニメ化してもやはり同様で、第1話の割に大人しい話だったなという印象を持ちました。
 そんな中で、一つ印象に残っていたのが、主人公:八軒 が卵かけごはんを食べるシーン。都会人なので、玉子を生で食する機会があまりなくて(あくまでも個人的な意見です)、それこそ腹を壊すリスクがあるために当初は敬遠していた彼が、何日か寮生活を過ごす中で勇気を出して食べる。おまけに、卵をかき混ぜる工程が地味に丁寧な仕事で、あれは食欲をそそること間違いないです。それこそ、翌日の夕食にこっそり卵かけごはんを作ったくらいに影響力があって、素晴らしかったです。


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