物理的領域の因果的閉包性


正解するカド 第10話 『トワノサキワ'』

2017-06-17 2017


コンテ:原田征爾 演出:田辺泰裕 作画監督:湯本雅子 総作画監督:真庭秀明

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「沙羅」という文字の語源は、釈迦が涅槃に入ったとき四方にこの木が2本ずつ生えていたという伝説がある「沙羅双樹」から。
庭の木から名付けたと言ってましたが、これは「沙羅双樹」とは別種の「ナツツバキ」という木で、別名「沙羅」もしくは「娑羅樹」
と呼ばれるものです。母親が無常な名前と言っていたのは、この「ナツツバキ」が朝咲いて夕方枯れる一日花だからですね。

「沙羅双樹」の「沙羅」はサンスクリット語でシャーラ【sala】、またはサーラ【sala】と呼ばれ、堅固樹の意味があるそうですが、
サラ【sara】と読めば『本質』の意味を示すそうです。ヤハクィザシュニナの言う正解が身勝手で独裁的なものであるとしたら
沙羅花の言う自然の摂理に逆らわない行いのほうが本質であり正解だといったメッセージがこの話数から伝わってきました。

限られた時間の中で無常でありつつも無限の可能性を持つ人類とはいえ、敵対したところで勝つ見込みはあるんでしょうか。
ヤハクィザシュニナがあきらめて異方に帰るか、沙羅花が犠牲になって無理矢理消滅させるか、どちらかな気がしています。


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