物理的領域の因果的閉包性


アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第141回 「まいたけさん」

2019-01-16 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第141回 は まいたけさん @maimaichono です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

小さい頃はあまりアニメに触れるような生活は送っていませんでした。
深夜アニメを観たのは『けいおん!!』が初めてです。夜遅くに偶然目が覚め、偶然ついていたテレビに映っていたのがあずにゃんで、とても運命的な出会いだったと記憶してます。
それ以降は順調にアニメの世界にハマっていきました。運のいいことに、話の合う仲間が近くにいてくれたこともあり、忙しかった時期を除けばそれなりに視聴していた覚えがあります。


好きなアニメ作品を教えてください。

けいおん!
アイカツ!
プリパラ
ローリング☆ガールズ
フリップフラッパーズ
ゆゆ式
SHIROBAKO
ふらいんぐうぃっち
美少女戦士セーラームーン
少女革命ウテナ
STAR DRIVER 輝きのタクト
SHOW BY ROCK!!

幻想的でワクワクするような映像と、女性と女性の関係性を描いたお話が好きです。


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

『アイカツ!』
『けいおん!』が私をこちらの世界に引き込んだ作品であるのに対し、『アイカツ!』は私をどっぷりと沼に浸けてくれた作品です。
『アイカツ!』は、お弁当屋の娘だった星宮いちごちゃんが、“おしゃもじをマイクに持ち替えて”、仲間と切磋琢磨しながらトップアイドルを目指す成長過程を描いたお話です。その特徴として、スポ根とも言えるほどに熱血なトレーニングと、悪口を言う人のいない優しい世界であること、の二点が挙げられます。
私事ですが、前述の“忙しかった時期”に、このまま折れてしまおうか……と悩んでいたところ、希望の光となってくれたのが『アイカツ!』でした。本作では3年目から、新キャラの大空あかりちゃんに主人公の座をバトンタッチするのですが、前述のいちごちゃんは生まれながらにスター性のようなものを持っていたのに対し、あかりちゃんはごく平凡な女の子。はじめのうちは周りについていけず、補習を受ける日々が続いていたのですが、素敵な先輩や仲間たちと巡り合い、少しずつですが成長していきます……。そんな彼女を見て、当時落ち込んでいた私が何も思わないはずもなく、とても励まされました。
今思えば当時の私は、作品の登場人物に自分の姿を重ねるような見方をしていたのだと思います。本作が女児向けアニメであることを考慮すれば、そのような観点もあながち間違いではないはずです(当方は性別も年齢も対象外でしたが)。しかし現在では、誰も悪口を言わない世界では自分の無力感を他人のせいにすることができず、すべて自分で受け止めなければならない残酷な世界だ、といった真逆の厳しい見方も持ち合わせています。このように、作品を観た当時の年齢や環境によって感想が変わってくることも、アニメ視聴の一つの楽しみとなっています(特に女児向けアニメでは)。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

特徴あるカットには目を引かれてしまいます。そして、これにはどのような意味が込められているのだろうか、と推察します。全ての画には何かしらの意図があるとは言ったものの、考えすぎてはこじつけになってしまうので、その辺りのバランスは注意しています(これは気をつけてないと本当に滅茶苦茶なことを言ってしまう)。気になった箇所は断片的にメモを残しておいて、視聴しつつ全体を俯瞰してその繋がりを考える、といった感じでしょうか。
とは言ったものの、映像的な知識についてはまだまだ勉強中のため、シナリオ的な“好き”に付随したキャラの動作に敏感になることが専らです。
作品が伝えようとしているメッセージを汲み取ることも、併せて意識しています。


あなたにとってアニメとは?

今や生活の一部となった趣味です。観ていて楽しいのが一番じゃないでしょうか。


感想(ツイート)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

いざ知人にこの作品のここが良かった!と語ろうとしたときに、自分の記憶力・語彙力・表現力の無さを知って愕然としたのが最初のきっかけです。感想を書き残しておけば後から見返せる上に、より記憶に残りやすいと実感した経験が今に繋がっています。
今のアカウントを開設する前、ある人のツイートを読んで「そう!これが言いたかった!」となることがしばしばありました。同じものを観ていたはずなのになぜこうも得られた情報量が違うのか、こんな感想を自分でも書いてみたい……と思ったときのことは今でも心に留めています。言ってしまえば、認められたかったのかもしれません。


感想(ツイート)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

この作品のここが良かった!ということを伝えようと尽力しています。そのためには、自分が心を動かされた箇所を見逃さず、その理由を追求することを大切にしています。内容が高尚かどうかは二の次です。
言いたいことを伝えるために、自分の言葉で表現することを意識しています。文章を書くのが好きということが影響してるのは間違いないのですが、それよりも、他人の言葉を借りずに、稚拙でもいいから自分の語彙力を振り絞って書くことが、作品と、それに感動した自分自身と向き合うことに繋がると思うのです。


あなたにとって感想(ツイート)とは?

ここまで書いて思うのは、作品を通して自分自身と向き合うためのツールではないか、ということです。
また、誰かと思ったことを共有し合える場(ツイッター)でもあります。作品をただ視聴するだけでは見つからない“好き”と出会えたとき、この上ない喜びを覚えます。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

〜好きなキャラ〜
霧矢あおい(アイカツ!)
天王はるか(美少女戦士セーラームーンS)
レトリー(SHOW BY ROCK!!)

〜好きな製作会社〜
京アニ
ボンズ
動画工房

〜好きなスタッフ〜
山田尚子さん
福田裕子さん
五十嵐卓哉さん


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

ブログやツイッターではありませんが、廣野由美子先生の『批評理論入門』という著書を紹介させてください。
本著は『批評理論入門』と気難しいタイトルを名乗ってはいるものの、実際は、学校では教えてくれない小説の読み方を教えてくれる本です。名著『フランケンシュタイン』をテーマに、小説技法・批評理論を通して、作品の特徴が解説されていきます。
小説を読み解くという観点を知ったのはこの本が初めてで、その経験は今のアニメ視聴にも活きています。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

声優さんのライブイベントに頻繁に参加していたこともあり、楽曲(OP・ED)はよく購入します。純粋に聴いていて気持ちがいいという理由もありますが、最近ではそのタイアップ作品の思い出がじわじわと蘇ってくるのが楽しみの一つです。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など
 
フォロワーの皆さんの感想を読むことが日課となっているのですが、自分の感想はそのための参加費用みたいなものだと思ってます。感想を読むと言っても私の場合、皆さんのそれと比較することを楽しみとしていて、着眼点が一緒なら嬉しくなるし、自分には全くない観点からの感想だったら勉強になるし、自分が全く見当違いのことを言ってると気付かされたら落ち込む。この一喜一憂が楽しくて感想を投稿していると言っても過言ではありません。


宣伝・アピール欄

他のエンタメ作品のバックグラウンドがあるわけでもなく、視聴したアニメの作品数が多いわけでもなく、まだまだ新参者の私です。たまに背伸びした発言をしたくなってしまうときもありますが、今後とも温かく見守っていただけると幸いです。
この度は素敵なインタビュー企画にお誘い頂き、ありがとうございました。


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました

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