物理的領域の因果的閉包性


アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第152回 「highlandさん」

2019-01-28 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第152回は highlandさん @highland_sh です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

深夜アニメを最初に意識的に見たのが2006年の『涼宮ハルヒの憂鬱』です。最初に見たのが0話だったので内容に戸惑ったのですが、 時系列入れ替えでストーリーを語っても視聴者は着いて来れるんだ!というのが衝撃で、それから面白みを感じるようになったのだと思います。
2008、9年頃にGAINAXにハマったことをきっかけに金田伊功さんのことを知り、そこから数年間は作画オタクになりました。WEBアニメスタイルで情報収集をしたり、作画wikiをもとに過去作を遡ったりして、基礎教養とされている作品を色々見たと思います。


好きなアニメ作品を教えてください。

宝島、ガンバの冒険、未来少年コナン、劇場版 エースをねらえ!、ダーティペア、神秘の世界エルハザード OVA、KEY THE METAL IDOL、アンドロイドアナMAICO2010、センチメンタルジャーニー、彼氏彼女の事情、ToHeart(初代)、 フリクリ 、 ギャラクシーエンジェル、 R.O.D、忘却の旋律、カレイドスター、 かみちゅ! 、ef、ゼーガペイン、 HELLS、 探偵オペラ ミルキィホームズ、ソードアート・オンライン、花とアリス殺人事件


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

とりわけ偏愛しているのは、庵野秀明さんの『彼氏彼女の事情』です。これは自分の中で、「原作を読んでいるときに感じる面白さ」の部分と、「アニメを見ているときに感じる面白さ」が初めて一致した作品であるからです。少女漫画のアニメ化としては、(あまり多くはない)成功例のうちの一つだと思います。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

脚本、演出、作画といった技術的な要素全て、ということになりますが、重要なのはそれらの要素が自分にとって驚きを与えてくれるものかどうか、ということです。
見ていて癒されるとか、そういった面も大事だと思うのですが、究極的にはフィクションや芸術に触れるのは、自分にとって未知なものに触れて刺激を受けるためだと考えるからです。
もっとも、最良の作品というのは、技巧レベルのことを忘れさせるくらいに作品内世界に没入させてくれるものですが。


あなたにとってアニメとは?

それを通して思考を触発させてくれるもの。


感想(ツイート)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

たいして感想とかを書いていないのですが、他の人が書いた記事や原稿を読んでいるうちに、自分からも何か発信した方が面白いなと感じました。


感想(ツイート)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

そのような大層なものはないですが、アニメに付随する情報ではなく、アニメの映像それ自体を見ることを人に対しては勧めたいなと感じます。
伝え方としては、人に、ある見方を強制するような書き方が好きではないので、解釈に関しては相手に思考の余地を残すのが良いのだと思います。


あなたにとって感想(ツイート)とは?

影響力を持つといったことはあまり考えてないですが、書かないよりは、書いた方が身になるなと思っています。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

好きなキャラは、特に居ないのでこれから探していければと思います。
制作会社:J.C.STAFF、シャフト、A-1 pictures
スタッフ:TVアニメだと新房昭之、望月智充、神戸守(敬称略)


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

まっつねのアニメとか作画とか(http://d.hatena.ne.jp/mattune/)の2009年~2013年頃の記事は集中的に読んだので、アニメを見る際の価値観に影響を受けたように思います。

まっつねさんはとにかく見てる量の蓄積が抜きんでていて、(本人がそれを意図していたかどうかはともかく)アニメファンに対して作画や演出について啓蒙するような記事を多く書かれており、他のアニメブロガーへの影響力は大きかったと思います。たとえばキャプ画像をもとに作画や演出について分析的な話をするといったことは当時、まだしている人が少なかったと記憶しています。

またukkahさん(http://d.hatena.ne.jp/ukkah/) という素晴らしいブロガーが数年前までいらっしゃったのですが更新を停止されてしまいました。
他は列挙するとかなり多くなってしまうのですが、Twitterで交流のあるブロガーのかたの記事はよく読んでいると思います。

特に影響を受けたという記事はあまりないですが、伊藤計劃さんが書かれていた 信用してはならない映画評の書き手の見分け方(http://d.hatena.ne.jp/Projectitoh/20080804#p1)という記事は、読んで以降、何か感想とかをアウトプットする際に「こういう書き方はしないようにしよう」と気を付けるようになりました。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

アニメ関係の本とかですが、最近あまり買ってないです。コミケで出るアニメーター本とか、欲しいものがあれば買ってます。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など
 
何故これを皆指摘しないのだろう?と思ったときにそれをもとに文章を書くことが多いです。つまり現状への不満ということなんだと思います。「怒りがモチベーションでありエネルギーになる」というようなことを某アニメプロデューサーが言っていたのですが、共感できる部分はあるなと感じました(自分は特に怒るというほどではないですが)。


宣伝・アピール欄

去年は京都大学アニメクリティカ(@animecritica)さんの既刊に文章を書いたりしましたので、興味ある方はチェックいただければと思います。
ここ数年全然文章を書いていないことが分かってショックだったので、今年はそういったことを色々やっていければと思います。よろしくお願いします。


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました

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