物理的領域の因果的閉包性


2021年冬アニメ OP3選・ED3選

2021-01-28 OP・ED選

【OP】

■ ゆるキャン△ SEASON2 OP 『Seize The Day』


コンテ・演出:梅木葵 作画監督:山下喜光 総作画監督:佐々木睦美
作詞・作曲:永塚健登 編曲:立山秋航 歌:亜咲花



千明が足をパタパタしてるときの山の形、湖畔で佇むしまりん影の山の形など、さり気ない△の見せ方。
車のうしろにいるバイクしまりんが離れずいたわけではなく、目的地近くで追いついてきたことがわかる
バックミラーを見る千明の仕草、カメラを引きながら見せることで状況が理解できる見せ方がすごく良い。
ポップでジャジーな曲調にキャラクターの心も踊っているように見える。なでしこ×しまりん尊い結婚はよ。



■ 裏世界ピクニック OP 『醜い生き物』


コンテ・演出:畑博之 作画監督:坂本千代子 総作画監督:西畑あゆみ
作詞・作曲・編曲:HoneyWorks 歌:CHiCO with HoneyWorks



今期のSME・SACRA・ミューレ・アニプレのOP・EDタイアップ作品数は10、約6本に1本がソニー関連作品。
その中でも「醜い生き物」はこの世界や人間、そして求められたい気持ちが強い自分が醜いと歌っている。
主人公:空魚の心情を歌いながら、裏世界が、そこにいる生き物が醜いのではなく、自分自身の存在が醜い。
裏世界は帰って来られないかもしれない怖い場所、でも鳥子と2人なら楽しい場所になる。至高の百合曲です。



■ SHOW BY ROCK!! STARS!! OP 『ドレミファSTARS!!』


コンテ:増井壮一 演出:山岸大悟 作画監督:永作友克、伊藤晋之
作詞・作曲:ヨシダタクミ 編曲:中島生也 歌:プラズマジカ&Mashumairesh!!



SHOW BY ROCK流ドレミのうた。コンテの増井壮一さんはキルミンずぅ・サクラクエストの監督さんですね。
個性派だらけのプラマジとましゅましゅをキャラらしさをしっかり描きながら画面の中にキレイに収めている。
シアンとほわんを中心に左半分をプラマジ、右半分をましゅましゅ、メンバー配置は場面によって変えてるし、
メンバーが左右で対になってるところも可愛く、ラストも腕の伸ばし方に個性が出てるし、描写が細かくて好き。




【ED】

■ 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ ED 『オンリー』


コンテ:小林敦史 演出:小林敦史、平野宏樹 総作画監督:杉山和隆 作画監督・原画:世良コータ
作詞・作曲:大原ゆい子 編曲:吉田穣 歌:大原ゆい子



切なさを表現するときに「影を落とす」という言い方をしますが、このEDは木の枝、花びら、すすきの穂など、
実際はキャラクターの顔に影が描かれていて当然のものをあえて省略することによって切なさを表現している。
キャラ顔が枝で隠れたり、多くの花びらが横切ったり、すすきの穂で顔を隠すなんてことは普通あまりやらない。
それをあえてやることでルディの孤独感や曲名のオンリーさが際立っている。とても良い見せ方、見事ですね。



■ 約束のネバーランド2期 ED 『魔法』


コンテ・演出・作画・背景・仕上げ:紺野大樹
作詞・作曲 Eve 編曲:Numa 歌:Myuk



影の十字架・出荷される子供の右手・ステンドグラス。炎炎ノ消防隊1期EDと似たモチーフを扱いながらも
孤児院の閉鎖感や儚さを感じさせる木々や影など、印象的な部分を各所に散りばめた絵画風の描き方をしてる。
静止画だけではなく、ブーツのかかと部分だけに光を当て、影に入っていく部分など、動きの見せ方も秀逸。
どの部分に焦点を当てるかでセンスが問われるED映像、1期とは違う角度で魅力を発揮できるところが素晴らしい。



■ のんのんびより のんすとっぷ ED 『ただいま』


コンテ:川面真也 演出:新谷研人 総作画監督:大塚舞
作詞・作曲:ZAQ 編曲:松田彬人 歌:宮内れんげ、一条蛍、越谷夏海、越谷小鞠



どこを切り取ってものんのんらしさが出るので一言でいえば「ズルい」んですが、良いものは良いと言うしかない。
キャラクターの表情をはっきり見せず、こたつ周りのアイテムで彼女達がどう過ごしていたかを見せるニクい演出。
田舎の風景や空気感でのんびりまったりキャラクターを包み込む作品だからできる芸当、さすがというか優秀すぎる。



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