物理的領域の因果的閉包性


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日常 第26話 「愛着 - attachment -」

2011-09-25 2011



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アタッチメント 【attachment】
・ 取りつけ、結合、付着、付属、帰属。
・ (…への)愛着、愛情、傾倒。
・ 留めつける物、留め金、(機器に取りつける)付属品。

なのにとっての 『ネジ』 は、邪魔なもの・鬱陶しいものでしかなかったのに、いつしか自分の一部・自分そのものを示すものとなっていたことがわかったんでしょうね。
これを精神分析学では 愛着 【attachment】 と呼び、あらゆる動物の個体が他の特定の個体との接近を求め、その接近を維持しようとする行動のことを言います。
仏語では、欲望にとらわれて離れられないこと。対象への拒絶である 『瞋』、無関心である 『痴』 とあわせて 「三毒」 と呼ばれ、苦しみを生み出す原因とされています。

ではなぜ 「苦しみ」 でしかなかった 『ネジ』 が 「愛着」 に変わったんでしょうか?私は動物心理学の 刷り込み 【imprinting】 にとても近いんじゃないかと思いました。
インプリンティング 【imprinting】 とは、目の前を動く物体を親として覚え込み、以後それに追従して一生愛着を示す現象のこと。つまり 『ネジ』 は親の愛情そのもの。
ゆっこが 『ネジ』 を含めた自分を認めてくれたこと。それは、なのがなのである証。そしてそれを生み出したのははかせ。親心であり母心の象徴なのかもしれませんね。

あと 『ネジ』 の形って相撲の軍配団扇に似てるな、と思いました。軍配 【ぐんばい】 とは、戦に際して方角を見極め、天文を読んで軍陣を適切に配置すること。
東雲家のラストシーン。はかせがケーキを落としてしまい、散々な状況の中でみおが言ったセリフ 「ととのえないと」。場を取り仕切れるのはなのしかいないんですよね。
ゆっことはかせは爆笑してるし、麻衣はロウソクでひたすらボケてる。みおの言うことは届いていない。誕生日の主役であり、場を整える行司役。そんな風に見えました。

「人は皆、至福を求めるが、至福は人を求めていない。なぜなら、決して向こうからはやって来ないからである。」 それ町第1話のモノローグを思い出してしまいました。
ゆっこ自身は災難の連続なのに、周りの人には奇跡の連続。一人ではどうにもならないことも、誰かと、みんなと共存する日常空間が幸せをもたらしてなんとかしてくれる。
愛着も、愛情も、幸せも、望んではいないときに不意に現れ、そして不意に消えて行く。なんだか虹みたいです。きっと、日々も人も見えない虹でつながってるんでしょうね。

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テーマ: 日常
ジャンル: アニメ・コミック




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