物理的領域の因果的閉包性


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アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第14回 「ねりまさん」

2016-02-29 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第14回はブログ『宇宙、日本、練馬』のねりまさん @AmberFeb201 です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

 「アニメは子どもの観る幼稚なもの」という先入観から自由にしてくれたのは、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』かなと思います。深夜に放送しているのを偶然みて、こんなにカッコよくて面白いアニメもあるのか、とめちゃくちゃ驚きました。その1年後くらいに『涼宮ハルヒの憂鬱』をリアルタイムで観てどはまりし、いわゆる萌え系のアニメに対する偏見も薄れたのかなという気がします。


好きなアニメ作品を教えてください。

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
『バッカーノ!』
『茄子 アンダルシアの夏』
『COWBOY BEBOP』
『モノノ怪』
『STAR DRIVER 輝きのタクト』
『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』
『機動警察パトレイバー the Movie』
『氷菓』
『SHIROBAKO』 


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

 ここ1年くらい一番思い入れが強いのは『氷菓』です。青春とかかわる形象が、1年という時間の中に、さまざまな人たちの中に、形を変えて無数にちりばめられていて、それにたまらなく惹かれます。青春とともに「謎」もひとつのテーマだと思うんですが、作中でその解答が必ずしも明示されないままの謎がこれまたちりばめられてもいる気がして、それに思いをはせたりあれこれ考えたりするのも、また楽しい。原作とは雰囲気の異なる部分もありますが、それも含めて理想のアニメ化だと思っています。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

 しいて言うなら「物語」なのかなーと。「物語」ってなんなんだよ、って感じですが、そこで展開される人間関係や心の揺れ動きの総体、みたいなものとしての「物語」、ということで。画面やその動きから「物語」を読み取っていけたら理想なんでしょうが、どうにも未だに画面の「読み解き方」みたいなものがわからず、どうしても台詞にばっかり目(耳?)がいってしまってる感じがしますね、自分の記事を読み返すと。画面の読み方みたいなものを勉強したいと思ってます、はい。


あなたにとってアニメとは?

 現実の生に、異なる意味づけを与えてくれるもの、かなと。 自分の今までの/これからの、そしてなにより今この瞬間の自分の在り方を揺さぶって、影響を与えてくれるものというか。


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

 ブログを始めたきっかけは、文章を書く練習がしたいなというのと、その時その時の思ったことを忘れないでおきたいな、という2点です。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

 とにかく、「今この瞬間の自分の考えたこと」、これに尽きます。時間が経つと人間って誰しも変わっていくし、考えてることも変わっていくと思うんですね。だから、その時の自分の考えていたこと、感じたことを書き記せるのはその瞬間の自分だけだと思うわけです。
 黒田硫黄の漫画、『セクシーボイスアンドロボ』の第1話で「今救えるのは、宇宙で私だけ。」という台詞があって、その志を胸に主人公のニコが、人助けをしたりしなかったりする物語が展開されていくんですけど、僕も「今書けるのは、宇宙でこの私だけ!」という心持で書いたり書かなかったりしています。
 そういうわけで、感想は「その時の自分が作品をどうみたのか」ということをシンプルに書くようにしています。「誰々が何々する物語」・「誰々が何々する物語」という風に要約するような感じで作品の見立てを書くような感じで。


あなたにとって感想(考察)とは?

 「今この瞬間の自分の考えたこと」を通して、その時の自分が逆照射されるような文章じゃないかなと。少なくとも自分にとっては、その感想とそれを書いている瞬間の自分が分かちがたく結びつき、感想を読むと作品をみたときの記憶がよみがえってくるようなものというか。熱い紅茶にマドレーヌを浸して食べた時のように。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

 1日くらいぼんやり頭の中で考えて、1時間くらいでばっと書くような感じです。もしくは見た直後に勢いで書き始めるか。書いているときは集中して書くようにしてますが、書き始めるまでだらだらしてしまうことは多い気がします。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

好きなキャラ
 伊原摩耶花   『氷菓』
 ノーベンバー11 『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』
 北白川たまこ  『たまこまーけっと』

 ぱっと思いついたのがこの3人でした。『氷菓』のなかでは摩耶花に惹かれるんですが、彼女が魅力的に映るのは里志に感情移入しているからかもしれないなーと。ノーベンバー11は僕のなかにくすぶる中学2年生マインドを時たま強烈に呼び覚ます危険人物です。北白川たまこさんは救い。制作会社・スタッフについてはあまり詳しくないので思いつきで挙げるのがはばかられるのですが、榎戸洋司さんには人生レベルでの影響を及ぼすなにがしかのものを注入されているのではないか、と思ったりします。


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

 Twitterでフォローさせてもらっている皆様には日々影響を受けているのですが、とりわけNag@Nag_Nayさんが編集を務めておられる『アニメクリティーク Vol.2』所収のmakito+Nagさんによる
『serial experiments lain』を論じた文章が非常に強く印象に残っています。僕が漠として掴みかねていた作品の構造がテクストを読むごとにクリアになっていくような感覚があり、「俺は世界の真理を知ってしまった...ッ」と一人で唸りました。作品内の細部を丹念に拾い集める読み、それをひとつの物語として再構築する語り、その力に屈服し歯ぎしりしながら、俺ももっと深く読んで巧みに語れるようになりてえなあ、なんて思ったことを憶えております。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

 あんまりグッズ収集とかには惹かれないのですが、ふと購入したねんどろいどの七咲逢さんが非常によくて、ねんどろいど千反田えるさんないし伊原摩耶花さんの発売を祈る日々を過ごしています。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など

 やっぱり「今この瞬間の自分の考えたこと」は、いま・ここにいる自分しか書き記せない、ということに尽きるのかなあと思います。忘れっぽいので、忘れてもいいようにその都度感じたことなり考えたことは書いておかないとなーと。ちょっと前に自分で書いた文章は「こいつはなにを言ってるんだ...」みたいなことになるくらいには他人事になっていく感覚があるんですが(正直半年前の自分の回答を見直してさえそう思ったりしました)、その他人が書いたように感じる文章すらたしかにあの時・あの場所の自分がそのように考えた証拠として残ることが、少なくとも自分にとっては意味のあることだと考えています。
 それとやっぱり物事をより深く・豊かに楽しむために「読み・語る」という力を鍛えることには意味があると思っていて、より深く・豊かに読んで語れるようになりたい、という気持ちはあるのかなという気がします。読んで書いての反復を繰り返せば、牛歩のようにでもより深く・豊かに読んで語れるようになるんじゃないかと素朴にも信じているので。


宣伝・アピール欄

 まだブログやったりTwitterやったりの年数ってそれほどじゃないのですが、始めてみて一番よかったのは、似たような趣味の人とわりといっぱい知り合えたことなんじゃないかと思います。人との出会いに感謝です。



・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第21回 「名無し・A・一郎さん」

2016-02-29 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第21回はブログ『ひげどっとこむ。』の名無し・A・一郎さん @nanashiborger です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

物心がついたときからアニメを見ていましたが、ロボットアニメの視聴感想のまとめ を主に活動している遠因はもしかしたら富野作品スキーな母と一緒に物心ついた時から平成ガンダム4作品を見て育ったところもあったのかもしれません。その流れで「第4次スーパーロボット大戦」を買って遊んだり、買ってもらっていたテレビマガジンのヒーローカードを集めていた影響からか、当時は古い作品をやたらと好んでいるような子供でした。

ただ高2に出会った「人造昆虫カブトボーグV×V」を除いて際立ってアニメ好きだったかと聞かれれば難しい所です。アニメ好きとなったきっかけは大学生活と共に一人暮らしを始めた際。興味本位で「合身戦隊メカンダーロボ」のDVDBOXを購入して視聴した事で衝撃を受け、ロボットアニメの視聴感想を書こうと思うようになりました。最初は暫く古い作品ばかりしか見ていませんでしたが、「奏光のストレイン」辺りから比較的最近の作品も見るようになり、「ビビットレッド・オペレーション」からロボットアニメ以外の視聴感想も書き始めて現在に至っています。


好きなアニメ作品を教えてください。

ロボットアニメ関係からになりますと多くなってしまいますが、年代ごとに分けて以下のとおりに纏めます。
「マジンガーZ」
「合身戦隊メカンダーロボ」
「無敵超人ザンボット3」
「宇宙魔神ダイケンゴー」
「宇宙戦士バルディオス」
「サイコアーマーゴーバリアン」
「ビデオ戦士レザリオン」
「機甲戦記ドラグナー」
「超時空世紀オーガス02」
「機動戦士Vガンダム」
「南海奇皇」
「地球防衛企業ダイ・ガード」
「GEAR戦士電童」
「ラーゼフォン」
「ゾイドジェネシス」
「REIDEEN」
「ボトムズファインダー」
「革命機ヴァルヴレイヴ」
「白銀の意志アルジェヴォルン」
「楽園追放」

ロボットアニメ以外ではこの辺りでしょうか。
「遊星仮面」
「氷河戦士ガイスラッガー」
「巴里のイザベル」
「獣戦士ガルキーバ」
「ナースエンジェルりりかSOS」
「シムーン」
「人造昆虫カブトボーグV×V」
「ガールズ&パンツァー」
「ろこどる」
「かみさまみならいヒミツのここたま」


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

「人造昆虫カブトボーグV×V」でしょうか。ここまで毎週衝撃を味わった作品は多分ありませんね。ボーグバトルというホビーバトル的な題材を元に選手同士、周囲の観客によって繰り広げられる心理戦の駆け引き。リュウセイさんやロイドさんのレギュラーから、1話限りのゲスト、使い捨てヒロインまで異様な存在感を与えるキャラクター描写。カブトボーグが養殖される、天然資源、劇中でオワコン化するなどとカブトボーグの概念を否定するネタから、世界大会に敗北した瞬間の虚無感やジョニーとの決着などとシリアスな作風までバラエティ性の広いエピソードの3点。それらが入り混じった巨大なおもちゃ箱のような作品に未曾有の衝撃を受けました。未曾有の衝撃を味わえる作品であるとは自信をもって薦めます。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

私はストーリー、キャラクター、(ジャンルによりますが)バトル・メカアクション描写、作画・演出面の4点を意識していますが、特に”毎回の積み重ねに伴う変化”を注目して作品を見ていますね。”毎回の積み重ねによる変化”では、キャラクターの成長が見られたり、人間関係に変化が生じたり。ロボットもので例えるならば徐々にパワーアップを伴っていく展開、敵側の主人公に対する戦略、戦闘面での方向に変化が生じていく事に楽しんでいます(マジンガーZ、ダンクーガ、ダイ・ガード辺りでしょうか・・・・・・)。「おっ!回が進むごとに変わっていくなぁ」と劇中の登場人物や空気に共感を覚えると言うべきでしょうか(笑)。また変化の過程がさりげなく盛り込まれていたり、小刻みに些細な変化が積み重なったりするものですと、尚更「おっ!」と喜びます。

それ以外ではキャラクター面では主人公の友人や裏方のような人物の心情や行動をよく注目して見ることが多いです。アクション要素ではギミックや販促要素を織り交ぜながら様々なバリエーションを魅せてくれる作品がやはり楽しいですね。また総じて完成された作品よりも、粗がありながらも妙に尖った味を持つ作品のほうが記憶に残る事もあって好きだったりします。


あなたにとってアニメとは?

アニメを見る事は多分ライフワークなのかもしれません。視聴感想を始めて7年目になりますが今までこれほど続いた趣味はありませんでしたね。ここまで行くとライフワークとしてアニメを見て視聴感想を書く事を続けられたら良いなぁと。

また「そういえばあった」「○○はどうなんだろう」といったさり気ない興味や探究心からアニメを見る事も多くその時に若返ったような気分も感じます。アニメを見る事はライフワークでもあり、日課でもある他、もしかしたら精神面の健康を支えてくれる良薬なのかもしれません。最近社会人になった弟から「良くそこまでアニメを見て感想を書けるね」といわれましたが、「社会人として大変なときに、アニメを見る事で精神を安定させることが出来る」と自然と答えが出てきました。変な話かもしれませんが、それで良いかなぁという気もします。(笑)


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

元々はホームページに「こういう作品もあるんだ!」という事を伝える事から始まっていたのですが、3年前からホームページへ視聴感想を書く際の備忘録としてtwitterでの視聴感想を始めました。最も今ではtwitterの方で視聴感想まとめを書くことがメインとなりましたね(汗)

ホームページ時代は自己満足で感想を書いて終わっていましたが、twitterでの視聴感想を始めると共に、様々な方々との交流が増えるようになって考えさせられる事も増えています。その方々との交流から「この作品も見て感想を書いてみよう」と思うことも増えました訳で、体力と時間の問題もありますが多分twitterで活動を続けている限り視聴感想はライフワークとして続きそうです。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

自己満足で感想や考察を書いていますのでそこまで伝えよう!という事は考えていないかもしれません。ただ肯定的な見解や考察などの拙文を見た後で「その作品を見よう」という興味を抱かれたのでしたら、やはり感想を書いて「嬉しいなぁ」と小躍りしています。「そういえばあった」「○○はどうだろう」というきっかけからアニメを見て視聴感想を書くことが多いですので、相手の方も同じように思われた時に親近感を抱けるのかもしれません。

伝えようとする際には、文章がやたらと長くなる傾向にありますので、手短に分かりやすく書けるようには気をつけたいですね・・・・・・。


あなたにとって感想(考察)とは?

感想とは肯定的、否定的問わずにその場で感じた事を書いているものと考えています。その場で感じた事については作品への良し悪しや個人的な状態に左右される事もありますが、なるべく否定的な意見を書く際は自制する姿勢を持ちながら感想を書こうと気をつけています。

考察は全体を通しての事柄を考えて書くものでしょうか。少し間を挟んでから落ち着いて書くというような・・・・・・・。ただ考察というものは感想でその作品に対して肯定的に感じられた時にステップアップする、言い方を変えますと考察を書こうと思えるようになるものではないでしょうか。その作品が好きだからこそ考える事も楽しくなるというもの・・・・・・かと。ただ私自身の書いている事は感想と割り切っていることが殆どです。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

ブログではなくtwitterでの視聴感想になりますが、作品に対して書く事柄について時間を左右されます。長いと大体2、3時間ぐらいtwitterでも時間を費やします。

作品を見終わってからは書く事へ移る際にはなるべく1,2時間以内には視聴感想を書こうとは心がけています。間が開いてしまいますと忘れてしまう事もちらほら出てきますので・・・・・・。書いている時間中は電話など、外出などの用事を除いては遊ぶ事は殆どないですね。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

・好きな制作会社
・東映アニメーション、葦プロダクション、エイケン
東映アニメーション関係につきましては、子供の頃見ていた作品として東映アニメーションの作品が多かった事もあるのですが、アニメスタジオの中で各回ごとの違いについて押し出す姿勢が強い所でバラエティ性の強い楽しみを味わえるからという所で。
葦プロダクションにつきましてはあくまで70年代から80年代までの退廃的なハード路線、及び洒落たキャラクターの群像模様のクセが好きという所で、エイケンはサザエさん以前のSF,アクション路線の作品に最近興味を惹かれているというところで。この2社についてはどちらかとなりますと過去の一時期の作品群が好きという点も強いです。

・好きなキャラクター
・リュウセイさんこと天野河リュウセイ(人造昆虫カブトボーグV×V)
・マニング(超時空世紀オーガス02)
・朝比奈浩子(ラーゼフォン)

・好きなスタッフ
・芹川有吾さん
・神田武幸さん
・大和屋暁さん


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

影響を受けたブロガーの方々としてはまずグダちんさん(@nuryouguda)でしょうか。視聴感想を書き始める前に読んだ勇者ライディーンの記事で影響を受けた所は少なからずあります富野作品の見方についてこの人から学んでいます。続いてツイッターでの活動をされていた頃の新井淳さんにつきまして、今だから語れる80年代アニメ秘話の著作物共々作画関係の見方で強い影響を受けました。

そして演出家の手法や作風の考察が鋭いまきもgpfbさん(@makimogpfb)と、どすこい!スイカマンさん(@tiyonishiki)、スタッフの変遷や人脈に強い中原芽衣さん (@nakaharamei)、視聴感想のやりとりで付き合いの長い石動眞一郎さん(@isurugi_rei)の方々が現在主に影響や刺激を感じる方です。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

ときどき作品の資料本やムックなどを買います。また最近は昔の作品が掲載されてい児童向け雑誌(コミカライズ目当てもあり)を買う事についてちらほら増えてきているような気がします。イベントへはあんまり参加していないですね。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など

モチベーションとしまして、とりあえずロボットアニメ関係はロボットアニメに該当する作品を可能な限り視聴して、私なりにロボットアニメというジャンルの変遷の流れをつかめたら……という目標を掲げて見ている所があります。そして作品の視聴時に感じた事をアウトプットすることに楽しみを感じて基本感想を書き続けています。ただ、連日ぶっとおしで書くと必ず無理が生じる為、動画配信の視聴期限がない限り1週未満の期間で一旦視聴、感想をストップして充電していたりします。


宣伝・アピール欄

とりあえずロボットアニメ関係の視聴は正直ここまでよく続いたなぁと思います。残り100作品程視聴する事を今の所目標としていますが、がんばれる限りがんばろうと思います。
また、ホームページの方が更新停止状態ですが、3月からちょっと別の形での再開を考えてます。コミケ本への寄稿の方も含めてもう少し積極的に外部へ動けたらと……。



・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第40回 「じぇいじぇいさん」

2016-02-29 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第40回はブログ『いいブログサービスだな、少し借りるぞ』のじぇいじぇいさん @JJ199X です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

小さい頃から金ローのジブリ映画を見てましたが、段々と再放送の古いアニメを見るようになって、そのうちガンダムなど定番シリーズを借りたりして見るようになっていきました。あまりリアルタイムで見る方ではなかったのですが、ここ4年ぐらいはリアルタイムで見ることも多くなりました。


好きなアニメ作品を教えてください。

人類は衰退しました、STEINS;GATE、涼宮ハルヒの憂鬱、戦国コレクション、serial experiments lain、少女革命ウテナ、機動戦艦ナデシコ、アルジェントソーマ、装甲騎兵ボトムズ、ギャラクシーエンジェル、人造甲虫カブトボーグV×V、あしたのジョー、セイバーマリオネットJ、電脳コイル


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

少女革命ウテナですね。少女漫画やヒーローもののお約束を逆にした設定で、そういったコテコテのジャンルでの王子様(ヒーロー)の意味を考えさせる作品でした。また前衛的な表現のアニメが、リアリズムに基づいたものと逆の方向で伸びしろがあるとしめせた作品でした。各話で才能を発揮した人が多いという点でも興味深いです。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

画面に出てくるものが何を意味しているか、ですね。キャラの部屋に置いてある小道具とかを深読みするのが好きです。あとは「食欲がないときにスープを飲まずにかき回す」など声や顔の表情以外のキャラの演技や、ネオンのうなりや虫の声などの環境音ですね。キャラに関しては、何というか根本的な情念が一貫していることでしょうか。そこさえずれなければよいかと。


あなたにとってアニメとは?

「やろうとすれば全ては監督が意識したものしか画面に出てこないという」という秩序だった部分と、「関わる人数が多すぎて、結果的にどうしても監督の意図しない部分ができる」というカオスな部分という逆の側面を持った面白い創作形式かと。


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

昔からテキストファイルには感想や考察を書いてましたが、発表はしていませんでした。ブログや掲示板などもほとんど読んでいただけでした。マンガ批評がメインのサークルに入ったのでそこのブログや機関誌で執筆し、その後Twitterを始め、友人と批評系同人誌をだし、Twitterで知り合った人の本へ寄稿するようになりました。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

明確には分けられませんが、感想では「自分にはどう見えるか」、考察では「どういう解釈が可能か」を伝えようとしています。そのように言葉にすることで、近い見方をする人も見つけたり、違う見方をする人に自分の見方を理解させらると思います。書き方はなるべく文頭や章の最初に結論を持って行きますが(パラグラフ・ライティング)、杓子定規なので最近は意図して崩してます。抽象的なことを書いたらすぐに具体例や比喩を出し、書きたいけど話が横道にそれてしまうことは注釈に書きます。


あなたにとって感想(考察)とは?

考察は調理法みたいなものですね。つまり「こういう風に見れば面白いよ」という。食べ物で言えば、そのままや醤油をかけるだけでおいしいものには調理は必要ないですが、「うまく調理するとおいしいもの」や「そのままでは食えないもの」には必要だと思います。それでも口に合わない相手には合わないし、「それはそもそも食べ物(アニメ)じゃないだろ」と言われることもありますが。あとは考察は作品の相違点を言葉にして書くことで、他の人に理解・再利用しやすい形にするだと思います。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

ブログはあまり書かないので、寄稿用文章を書くときのことを書きます。考えがまとまらないときはまず一人でブレインストーミング(思いつく限りネタを書く)します。その次にネタ同士をどう構成するか書きます。これは短くても数時間必要ですね。文章を打ち、うまくいくと数時間で初稿が書き上がります。あとは締め切りまで校正や推敲をします。盆栽みたいに数日ごと手を加えたり、場合によっては章ごと破棄したり順序を変えたりします。興が乗ると調べ物の方が楽しいのでSNSやゲームはしなくなりますが、それまでは大変ですね。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

・ 好きな制作会社
サンライズ、XEBEC、J.C.STAFF

・ 好きなキャラ
キリコ・キュービー(装甲騎兵ボトムズ)、宮本フレデリカ(アイドルマスター シンデレラガールズ)、中辛のサブ(立喰師列伝)

・ 好きなスタッフ
中村隆太郎、片山一良、真下耕一


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

出崎周辺人物のクレジットしてないスタッフがわかるまきもgpfbさん(@makimogpfb)、映像面などに詳しい橡の花さん(@totinohana)、業界人脈などに強い中原芽衣さん (@nakaharamei)、ロボットアニメと原画家に詳しい名無し・A・一郎さん(@nanashiborger)、論理的な文章と感性的な文章が両方うまいすぱんくtheはにーさん(@SpANK888)や他の人たちから学ばないと、と思いつつあまり追いつけていません。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

批評本、ムック、設定集、画集、雑誌、コミカライズ、ノベライズ、原作の小説や漫画、スタッフが出した本、スタッフが影響を受けたなど言及した本、ごくごく稀に声優やスタッフのイベントも行きます。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など

あまり集中してものを考えたり、一つのものをずっとすごく好きでいる気質ではないので、褒められたり「○○について書いてください」みたいに言われたりするとやる気が出ます。書く前に関連作などを見ると書きやすいですが、「○○の関わった作品だから見なければ」「自分の好きなジャンルだから見なければ」のように自分を追い込むと気分が乗りません。「気が乗らなければ見ない」ぐらいの気持ちで見ると作品のいいところが見つかりやすく、モチベーションが上がります。鬱な作品ほど心身が充実してないときついので、適度な運動や健康管理も大切だと思います。モチベーションとは違いますが、人が多すぎないところを歩いていると考えが出やすいです。


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第110回 「namaさん」

2016-02-28 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第110回はブログ『アニメ感想置き場』のnamaさん @nama_000 です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

アニメのことは昔から好きで、具体的なきっかけは思い出せません。代わりに私のアニメ視聴歴を書かせてもらいます。

昔見ていたアニメとしては『ドラえもん』『カードキャプターさくら』『キョロちゃん』『おジャ魔女どれみ』『星のカービィ』『とっとこハム太郎』などがあります。
一旦アニメから離れた時期がありました。家にインターネットがやってきてネット文化にはまったからです。掲示板や動画サイトに入り浸って、他の住民とネタを投げ合う毎日を送りました。

あるとき、ネタの中には深夜アニメに関するものがあることに気付きました。私は元ネタを知らないままネタを使うことが嫌いなので、深夜アニメを見ることにしました。
このときに見たのが『ローゼンメイデン』『涼宮ハルヒの憂鬱』『さよなら絶望先生』『らき☆すた』などです。
初めは元ネタチェックのために見始めたのに、気がついたら普通に楽しんでいました。きっと、アニメが好きなことは昔から変わっていなかったのでしょう。
この時期は何作も並行して見ることはありませんでした。当時の私は深夜にテレビを見ることに抵抗を感じていたからです。

今のように新作をチェックし1クールに何作も見るようになったのは2010年頃のこと。インターネットで無料配信され始めたのが大きかったです。それから深夜にテレビを見ることへの抵抗も徐々になくなっていき、今に至ります。


好きなアニメ作品を教えてください。

さくら荘のペットな彼女
キルラキル
スペース☆ダンディ
未確認で進行形
革命機ヴァルヴレイヴ
探偵オペラ ミルキィホームズシリーズ
放課後のプレアデス
ヤマノススメ セカンドシーズン
ゆゆ式
TIGER & BUNNY
ノブナガン
ばらかもん
ピンポン
小々系列


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

『探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕』
あえて第2期を取り上げます。
ミルキィホームズシリーズは作品ごとに雰囲気が大きく異なります。一般的な評価は「第1期は優秀なドタバタギャグだが、第2期は悪ふざけしすぎて視聴者を置きざりにしてしまった」というものでしょう。正しいと思います。それでも私は第2期が好きです。
私がこのアニメを見たとき、制作スタッフでも登場人物でも視聴者でもなく、アニメ作品そのものが巨大化し、凶暴化し、大暴れする様を体験しました。オススメです。
見るときは第1期から順番に見てください。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

説得力があるかどうか。登場人物の心理や行動、また、世界の動き方などに対して納得できるアニメを好きになることが多いです。逆に、疑問に感じた点を放置されるのは気持ちが悪い。では緻密に作られた作品のみを好きになるかというとそうではなく「細かけえことはいいんだよ!!」とばかりに圧倒的な勢いをもって説き伏せてくる作品もそれはそれでアリだと思います。そういう訳で「説得力」という少々ぼんやりした言葉を使っております。

登場人物がちゃんと動いているかどうか。作画の話ではなく、生きているように見えるかどうかということです。「ただの絵」が「人間」に変わる瞬間はアニメを含むフィクションの醍醐味で、そのような作品に出会えると大きな幸福感に包まれます。逆に舞台装置扱いしすぎるのはNG。
そういうキャラになってもらうためには何が必要かというと、この人ならこのように行動するに違いない、という一貫性が維持されていることです。そう考えると上に書いた説得力にも繋がってくるのかもしれません。

あと、OPEDが大好きです。音楽と映像、両方とも。良いOPEDを繰り返し見ている時間は本当に至福のひと時です。顔が自然とにやけてきます。


あなたにとってアニメとは?

娯楽の1つ。人生の中で暫定1位の娯楽です。


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

最初の回答にも書いたように、ネット文化にはまりアニメのことをネタ元として扱っていた時期がありました。コミュニティに参加する人はみんなアニメに対して同じような感想を持たなければならないという空気がありました。自分の考えを主張しづらい環境です。しかし、何年も続けていると、飽きたというか、違和感が大きくなっていきました。自分の感想を持ってみたいと思うようになったんですね。
そこで、自分の考えを記録する場所としてブログを作成しました。
(ここで注意しておきたいのですが、みんなで同じ方向を向いてアニメを見る環境もそれはそれで楽しいものです。当時の考え方は現在の私の中にも生きていて、感想の中にひょっこり現れることもあると思います)

最近更新頻度が大幅に上がったのは、2015年アニメ10選に出会ったことがきっかけです。やはり色んな人の色んな感想を読むと刺激を受けますね。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

何かを伝えようとして文章を書くことはあまりありません。


あなたにとって感想(考察)とは?

感想そのものというより、感想を文字にすることの意味についてお話しします。
2個上の回答で書いたように、私は自分の感想を意識せずにアニメを見ていた時期があり、現在はそこからの変化を試みています。これが結構難しく、頭の中で考えるだけでは、自分の感想はふわふわとしていて、すぐに消えてしまいそうなのです。そこで、感想を定着させるために、文字にして残すことにしました。
まとめますと、自分の意思を強く持つために感想を書いています。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

記事の長さに関わらず一気に書き上げることはあまりありません。なので、書く時間は不定であり、途中で遊ぶこともよくあります。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

・ 好きなキャラ
日向縁:種田梨沙最高の仕事(初期の仕事を褒めすぎるのもファンとしてどうなのか)
植村一衣:茅野愛衣最高の仕事
潮留美海:小松未可子最高の仕事(候補)

(個人の感想です)

・ 好きな制作会社
マッドハウス:色使いが好き。スタッフが入れ替わっても自分好みの色使いになるのは不思議。
トリガー:よく動くアニメは良いということです。
エイトビット:良い時と悪い時の差の大きさがむしろ魅力。

見るアニメを製作会社で決めるのはちょっと苦手です。

・ 好きなスタッフ
石浜真史:OPED好きとしてこの人は入れておきたい。監督作品もまた見たい。
いしづかあつこ:『月のワルツ』の人だと気付いたときのワクワク感は忘れられない。
井上敏樹:かっこいいものをかかせたら一番。

スタッフについてはまだまだ勉強中。現時点で好きなのはこの3人です。


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

わさすらさん(@wasasula)の「2015年冬 クソラノベアニメの旅


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

主題歌の音源を手に入れて繰り返し聞きます。曲を覚えてカラオケで歌うと、好きなアニメと一体化しているようで気持ちよく、恍惚状態に入ります。
設定資料集に興味があります。原画や絵コンテを見るとワクワクするタイプの人間です。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など

一番大きいのは、上に書いたように、自分の感想を持つのが嬉しいということ。
次に、工作、落書き、日記など、自分が作ったものを数年後に振り返るのが昔から好きなので、これをアニメの感想についても行っているということ。
あとアニメとは関係ないのですが、文章を書くことに苦手意識があるので、感想を書いているうちに改善されないかなと期待しています。

ブログを始めたばかりということもあって、今のところモチベーションは維持できています。


宣伝・アピール欄

ブログやってます。
http://namaanime.blog.fc2.com
鋭く切り込むような考察をあまり行わないので楽に読めると思います。気軽に来てください。
感想を文章にすることを始めたばかりの人間がどのように変わっていくか見守ってもらえると嬉しいです。

OPEDが語られる機会がどんどん増えればいいですね。



・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第29回 「鈴木ピクさん」

2016-02-28 インタビュー


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第29回はツイッターやアニバタで活躍中の鈴木ピクさん @pumpkin_crack です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

元々は映画ファンだったのですが、近年の邦画にほとほと失望していた頃に『東のエデン』の放映が始まり、
自分が求めていたものはむしろ深夜アニメの世界にあったのではないかと感じました。


好きなアニメ作品を教えてください。

『響け! ユーフォニアム』
『UN-GO』
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
『NOIR』
『神霊狩/Ghost Hound』
『NieA_7』
『十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密-』
『プラネテス』
『輪るピングドラム』
『メトロポリス』


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

『響け! ユーフォニアム』

第四回『うたうよソルフェージュ』の一場面。
低音パートが教室で練習していると、気怠げな夏紀先輩はすぐに「ちょっと休憩」と言い残して、
いつものように窓際の席で風に吹かれてしまいます。
夏紀と距離の離れた久美子は、これはどうしたもんかなと低音パートリーダーあすか先輩に視線を移します。
一人最終学年であるあすかもまた、レベルに見合った単独練習をしているので教室前方の席で孤立しており、
こちらには背を向けたまま振り向いてくれません。

この時、実は久美子目線で見ればサボり始めた夏紀同様に不干渉を貫くあすかにも距離を感じる他、
夏紀はきっと「きっかけ」を待っているのではないかと共感できるとか、
あすかは後輩たちの惑いを察してはいるのではないかと推測されるとか、
僅かな時間でそうした多くの諸事情が台詞もなく汲み取れる―――から好きになった訳ではなく、

そうした諸事情を呑みこむ理解が訪れる寸前、『放課後の教室で不安げに見た、先輩の物言わぬ背中』が、
まるで自分が体験した光景のように生々しく脳裏に飛び込んで焼き付いてしまった初見時の刹那にはもう、
このアニメは一生モノになるな。そう悟っていたのではないかと、今にして振り返れば思います。
それほどに全ての要素が違和感なく、目に心に、フィットしてきた瞬間でした。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

自分の中で、二つの要素に分裂していると考えています。

まず一つは、それぞれの作品が持つ細かな方向性を見極め、
制作者の目的が高度に達成されているものを称揚したいという、アニメファンとしての目線。
あまり露悪趣味は無いつもりでいるので、目的意識がより高そうなものほど素直に応援したくなります。
鑑賞するアニメのほとんどの場合はこちらの見方に該当します。

もう一つは―――これは映画ファンだった頃からそうなのですが―――子どもの時分よりおぼろげに
原風景として心に宿っていた、現実には存在しないだろうに何処かに在って欲しいと願う「理想の光景」。
その一端に似たイメージが、もしかしたら描かれているのではないかと目を凝らす希望の探索です。

それは時に『ARIA』のユートピアであったり、『電脳コイル』の後ろ暗くも懐かしい世界であったり。
一枚絵であったり、共感しうるテーマ性であったり、他愛ないやりとりの一幕であったりと姿を変えながら、
「どうして自分だけが知っているつもりだったこの光景を他の人が知っているのだろう」と驚けた時に、
たまらない多幸感に包まれます。

考察の世界では「印象批評」の一言で斬って捨てられる感覚が、自分にとっては最重要ファクターです。


あなたにとってアニメとは?

『攻殻機動隊』風に言えば『外部<疑似>記憶装置』。
パーソナルな憧憬を具現化してくれる理想の作品(ハードディスク)を見つけて、没頭(インストール)し、
いずれうまいこと実際の自分の体験とそのアニメを通した体験とがごっちゃになって記憶され、
回路が混線したまま魂(Ghost)に刻まれていけばいいと願っています。

勿論そうした琴線に触れる作品は数年に一本あるかないかなので、
普段は「数ある娯楽の一つ」として、アニメを特別視しないよう心がけています。


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

以前はYahoo!映画のレビュアーとして様々な映画ファンと楽しくやりとりしていました。
多くの映画の魅力を不特定多数の人たちに伝えたいとレビューもブログも熱心に奮っておりましたが、
色々あってやる気を失い、その後アニメ感想をメインにしたブログを立ち上げました。
それも閉鎖してずるずるとTwitterに移行し現在に至ります。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

自分の理想とする方向へアニメ界が進んでいけばいいという大それた野心を、迂遠に。


あなたにとって感想(考察)とは?

『情報整理』。アニメから受け取ったモノの中から言語化済みの感想を吐き出すことで、
言葉にはならなかった何か本質的なイメージだけが自分の中に残るのではないかと考えています。
言語化出来ないからこその映像作品であり、
又、言語化できないものを言語に置き換える過程にこそ考察の醍醐味がある事も承知しているのですが、
考察の手法を学んでこなかった自分の場合、そうして心に残った部分を糧に、創作活動に励んでいます。
執筆は遅々として捗りませんが、今日から本気出すから。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

思ったことををそのまま、その時に呟いています。


好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。

好きなキャラ

クーデリア・藍那・バーンスタイン(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ)
アンチョビ(劇場版 ガールズ&パンツァー)
黄前久美子(響け! ユーフォニアム)

的確なポジションを掴み、しかし単なる駒では終わらない個としての躍動感も担ったキャラクターが好きです。
話の中核となって彼女の行動と共に舞台も展開も推移させていくクーデリア。
話の周縁を文字通りぐるぐると周り画面を賑やかす最良の動きを魅せたアンチョビ。
そして、その2つのパターンのどちらでもなくて/どちらでもある、久美子。
(アニメに該当する巻の)原作では観察者の役を持つ久美子が、
アニメの画面上では次第に部の中で相対的な立場に収まっていく。
監督自身が真のクライマックスと位置づける第11話『おかえりオーディション』終盤における
シンメトリックな構図の「片側」を彼女が担った時、主体と客体の境目が崩れて
物語のステージが一段上がるカタルシスを覚えました。

好きな制作会社

キネマシトラス(ブラックブレット、ばらかもん、ゆゆ式)
「最近の」J.C.Staff(さくら荘のペットな彼女、WIXOSS、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)
MAPPA(神劇のバハムート GENESIS、残響のテロル、GARO -炎の刻印-)

付記したタイトルがそのまま理由。
あらかじめ見せ場を決め打ちした堅実な演出で、キチンと一作一作確かな魅力を置きに来てるスタジオの中でも、
もう少し有名になってもいいんじゃないかなと願っている3社です。

好きなスタッフ

會川昇(鋼の錬金術師、天保異聞妖奇士、UN-GO)
小林靖子(劇場版TRIGUN -Badlands Rumble-、劇場版ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH、GARO-炎の刻印-)
長谷川圭一(神撃のバハムート GENESIS)

特撮系脚本家御三方に絞ってみましたが、特撮はまったくの門外漢です。
全体像を見通しながら、部分と部分を繋げる細かい工夫を欠かさない、物語のうねりを感じられる脚本が好きです。


影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。

アニメ畑ではなく映画畑の方なのですが、unuboreda/やるおビッツ(@Mrbitss)さん(アニバタvol.9では小櫃 暢太郎名義)による
『ルー=ガル- ~忌避すべき狼~』評です。
それまで自分はどこか映画をメインの趣味に据え、アニメはサブカルとしてたまに楽しめればいいやと思っていたところ、
映画評に於いて信頼していたビッツさんの本気のアニメ評で襟を正した次第があります。
また、アニバタにお誘い頂いた絵樟(@EX5551)さんによる
『UN-GO』各話レビューも楽しみに拝読しておりました。
アニバタへの拙文の掲載に際し、たつざわ(@tatsuzawa)さん、群馬仁(@Gunmajin_puff)さんにも大変お世話になりました。


BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)

アニメ映画の舞台挨拶に一時期よく通っていました。アニメファンになってすぐのこと。
ただでさえ慣れない刺激だらけの深夜アニメ電波に脳内をやられながら、さらに花澤香菜さんのラジオを大量に摂取して合法的にトリップしていたある日、不眠も手伝ってラジオの興奮のあまり衝動的に池袋へ繰り出し、花澤さん目当てで『ブレイクブレイド』舞台挨拶まで駆けつけた経験が最初です。飛び入りで参加した斎藤千和さんですら「ふーん、そういう人がいるんだ」程度の認識でした(後に『R.O.D-THE TV-』を視聴して悶絶します)。
スタッフやキャストの姿を生で目にし、直に声を聴くだけで、次から関連作品にも血肉が通って見えてくるようになる事がイベント各種に参加する醍醐味だと思います。機械仕掛けで作られているのではなくて、多くの人の試行錯誤の集合体としての、本来ならいびつであって当たり前である映像作品と対峙するスリル。それこそがアニメを観るという事なのだという実感を体得出来ました。

やがて某型月映画の舞台挨拶前にトイレに駆け込もうと階段を駆け下りたら、階段を楽屋代わりにしていた某有名声優お二人に衝突しかける、という不審者寸前のアクシデントがあり、舞台挨拶通いは徐々に自重するようになりました。昨年は花とアリス殺人事件舞台挨拶、俺ガイルFes、SHIROBAKO秋祭、心が叫びたがってるんだ。舞台挨拶を満喫して非常に良い思い出となったので、そろそろイベントからはフェイドアウトします。


あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など

現在モチベーションが途絶えております。他の方の回答を参考にさせて頂きます。


宣伝・アピール欄

アニバタVol.4,Vol.6,Vol.9に寄稿しました。よろしくお願いします。
ブログで昨年見終えたアニメをランキング付けしてみました 『2015年、最後まで見た全アニメをランキングする』。
リアクションを頂けたらとても喜びます。


・ インタビューにご協力頂きありがとうございました



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